部室にて
私が漫画家だったらと思うことがある。
具体的にはここの展開はこうじゃなくて ああするといった まあ妄想ってやつなんですけど はい 妄想です。ええ。
最近だと今読んでるジャンフで最終回 いや、厳密に言うと終わってはいなくて第一部が終わっただけで デジタル雑誌で連載することになったあの漫画。
クライマックスだからかすごく駆け抜けていました 血がドバドバ出ていたし 主要キャラがバッタバッタ死んでいってた。
月曜の朝には「本誌」がよくトレンド入りしていたり考察ツイートとかも溢れていた。
「やっぱり引き延ばしですか これ 今度アニメ化もするらしいしそう簡単に編集部が辞めさせる訳ないですよね」
私は机を挟んだソファに座ってる人に言う
「鬼◯がちょっと前に連載終わったし当たり前だろうね僕が編集者だったら死んでも辞めさせない」
「◯ンピースも1000回いったし、でもこれまだまだ終わる気がしない!終わってほしくはないけども!!!」
「いやそこは尾田先生を信じよう うまくまとめてくれるさ」
「信じてますけど 現に もう4年以上伏線広げたまま休載してる漫画があるんで心配なんですよ」
「ゲームしてんだろ」
「仕事してほしいなあ 待ってるのに」
私は雑誌を机の上に置き立ち上がります
「おっほん えー 我々 漫画をこよなく愛する者からしたら いつまでもダラダラ続けるよりスパッと綺麗な形で終わらせ常に面白い作品を作りだしていくって言うのも美学だと思うんです!はい」
「その通りだ恋ノちゃんいいこと言うじゃん」
「えへへそれ程でも。。。。。あります」
「あるんかい!」
「てな訳でこの漫画なんですけど」コミックを棚から取り出す
「お、おうすごく急だね この最近Twitterで作者がここぞとばかりに宣伝してる僕の心のヤバいやつ 通称僕やば がどうしたんだ?市川かわいいよね 次にくるマンガ大賞一位おめでとうございます!」
「これ」「うん」「なんかムカつかないですか?」