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第弐拾弐話 我、鍵を得たり

 現代に帰ってきた雪緒は、早速冬に教えてもらった物を作成する。


 まず、(すみ)を用意する。墨といっても市販の墨汁(ぼくじゅう)で充分だ。


 大切なのは、墨ではなくそれに入れる物の方なのだから。


 墨汁を(すずり)に注いだ後、引き出しからカッターナイフを取り出し、指先を少し深めに切る。


 滲み出てきた血を墨汁に垂らす。一滴、二滴、三滴……。


「あ、やべ……」


 いったいどれくらいの分量が必要なのかを聞くのを忘れていた。


「ま、少し多めに入れておけば良いか」


 恐らく、分量は差ほど重要では無いのだろう。


 雪緒が入れたのはただの血ではない。霊力をよく練り込ませた血だ。


 冬が分量について話さなかったのは、血の量ではなく、練り込まれた霊力の方が大事だからだろう。


 見れば(・・・)、霊力を練り込んだ血が硯の中の墨汁に広がっていくのがわかる。


 雪緒は筆をとると、筆先に墨汁を染み込ませる。


 そして、その筆で一枚の長方形の札に文字を書く。


 書いた文字は、帰還。文字はどうでもいいらしく、何かを書いたという事の方が重要なのだそうだ。雪緒は、験担(げんかつ)ぎで帰還と書いた。


 その札を計五枚作成する。これで、準備は完了だ。


 もっと手順が必要なのだと思っていたけれど、以外と簡単で拍子抜けする。


「本当に効果あるのか、これ……?」


 余りにも簡単な手順で、この札に本当に効力があるのか疑問に思えて来るが、最早なるようにしかならない。雪緒は、冬とこの札を信じるのみだ。


 準備を終えると、こんこんと扉がノックされる。


「主殿ー! お早うござりまする!」


 返事をする間も無く、小梅が部屋に入ってくる。


 雪緒を朝起こすのが小梅の日課になっているので、朝起こすときは返事を待たずに開けているのだ。


「お早う、小梅」


「およ? 今朝は早いのでござりまするね!」


「まあな」


「ではでは、朝餉の支度が出来ておりまするので、居間に降りましょう」


「ああ」


 小梅と一緒にリビングに降り、いつも通り朝食を食べた。





 学校に着くも、授業の内容が一向に頭に入ってこない。


 授業中、板書(ばんしょ)をしながらも、頭は別の事を考えているのだ。


 頭の大半を占めるのは、言わずもがなきさらぎ駅の事だ。


 晴明の見立てでは、きさらぎ駅は陳と似通っている。


 誰でも入れるけれど、誰でも入れる訳ではない。


 一見、矛盾しているような理論ではあるけれど、晴明の説明を加味すれば矛盾が無い事が分かる。


 きさらぎ駅に入るには、鍵が必要だ。便宜(べんぎ)上”鍵”と呼ぶが、資格でも、権利でも何でもいい。ともかく、何か(・・)が必要なのだ。


 その鍵は、誰もが手に入れる事が出来るものだ。だからこそ、誰でも入れて、誰でも入れる訳ではない。皆がその可能性を内包している、というだけの話だ。


 しかし、その鍵が何であるかがまったく分からない。


 鍵が分からなければ、きさらぎ駅に入ることすら出来ない。


 情報が圧倒的に不足しているので、雪緒は休み時間の度にクラスメイトに聞いて回ってみた。


 興味があると、野次馬であると嘘偽り、上手く話を聞き出した。


 曰くは以下の通りである。


「俺の知り合いの竹中さんが被害に遭ったみたいだぜ。奥さん酷く取り乱してたってよ。このまま帰って来なかったら、喧嘩別れになるって泣いてたとか」


「きさらぎ駅の被害者? うーん……又聞(またき)きだけど、近所の男の子も行方不明みたい。ちょっと話した事があるんだけど、親が厳しいみたいで、テストの点数が低くて怒られるって落ち込んでたなぁ……そういう子が、狙われてるのかな?」


「お、お前も野次馬な口? へー、結構意外だわ。んで、きさらぎ駅の被害者についてだっけ? 俺も噂程度だけど、聞いた話じゃ、旦那に暴力受けてた奥さんが行方不明らしいぜ? ま、旦那がうっかり殺しちまったって線の方が濃厚だろうけどな。それよりさ、お前は何か噂知らねぇの?」


「……そういう話するの、不謹慎だと思う。いくら興味があるからって、被害者の人達に悪いと思わないの?」


「俺の兄ちゃんの知り合いが被害に遭ったっぽいぜ? しかも、この学校の先輩だってさ。こえーよなぁー、身近で被害が出るって。ん? その先輩の事? 知らね。俺も聞いただけだし」


「き、君も、興味あるの? ふ、ふふ、もしかして、ど、同士かな? わ、私、オカ研作ったんだけど、入る? あ、入らない……? あ、そう……。んんっ。きさらぎ駅の事なら、少し、話せる。けど、もう、時間無い」


 十分間の短い休みを駆使して得た情報は以上だ。


 途中蔑むような目で見られ、少しだけ心くじけそうになったけれど、この程度で止まってはいられない。


 最後のオカルト研究部を作った女子生徒は情報源としては有力候補だ。恐らく、噂話程度では済まない情報を持っていることだろう。


 ともあれ、お昼休みにならないと話を聞けそうに無い。


 今は四時限目。お昼休みまでの約一時間も無駄に出来ない。授業を聞き流しながら情報を整理する。


 まず、やはり被害者の年齢に統一性は無い。子供から大人まで、幅広だ。なので、年齢は鍵にはなりえない。


 次に性別。しかし、これも当たり前に鍵にはならない。


 怪我の有無。あるかもしれないけれど、可能性としてはそんなに高くない。


 精神性。これも、聞く限り全く意味の無いように思える。


 最後に、霊力の有無。正直、これが一番有り得そうな話だ。本人の自覚の有無に関わらず、ある一定以上の霊力の保有者は鍵の所有者になる。


 千鶴も病院というある種特殊な場所で働いている以上、そういう経験は有るはずだ。本人も、心霊現象を雪緒に語ってくれた。


 しかし、それだけでは理由にはどうにも弱い気がしてならない。


 一番有り得そうな鍵だけれど、まだまだ足りない。


 やはり、急ごしらえで得た情報での確定は難しい。


 鍵の正体が分からないので、今度は入口について考えを巡らせる。


 陳という事は入口が必ずあるはずだ。京の都にも入口はあった。


 可能性として有り得るのは、駅、そして、トンネルである。後は、大穴で踏切だ。


 一番可能性が高いのがトンネルである。トンネルには入口と出口という概念がある。晴明の家の陳の入口が玄関であるように、出入口という概念は大切なはずだ。


 十中八九、トンネルが入口だ。


 そこまで考えが至ると、同時に、終業の音が鳴る。


「今日はここまで。続きはまた明日な」


 それだけ言い、終わりの号令をすると、教員は教室を後にした。


「雪緒くん、ご飯ーー」


「悪い仄。今日は別の奴と食う」


 仄の誘いを断り、雪緒はお弁当を持って席を立つ。


 忙しなく早足に離れていく雪緒の背中を見て、仄は不満げに頬を膨らませる。


「何よ、もう……」


 拗ねたような仄に、昨日雪緒が声をかけた女子生徒達が苦笑しながら一緒に食べようと声をかける。


 雪緒よりも早く仄に友人が出来始めているという事実に、しかし雪緒は気付く事無く、先程のオカルト研究部の女子生徒の元へ向かう。


「なぁ、さっきの話の続き、聞かせてくれないか?」


 突然目の前に来てそんな事を言う雪緒に、しかし、オカルト研究部の女子生徒は驚く事も無く、不適に……いや、不気味ににやりと笑う。


「ふ、ふふっ。やはり、同士。けど、ここじゃ、ダメ。場所、移す」


「おう」


 オカルト研究部の女子生徒はコンビニで買ったとおぼしきサンドウィッチとパックジュースを持つと、席を立って歩き出す。雪緒はその後ろに続く。


 のっそのっそと歩く女子生徒は、生徒が普段使用する教室棟から、科学実験室や音楽室等がある特別教室棟へと向かった。


 そして、二人が到着したのは、特別教室棟でも特に日当たりが悪く、薄気味悪い教室であった。


「ここ、オカ研の部室……」


 そう言いながら、女子生徒はポケットから鍵を取り出して鍵を開ける。


「どうぞ……?」


 言いながら、中に入るように促す女子生徒。


 雪緒は躊躇いも無く、教室の中に入る。


 薄暗い室内に調度品はあまり無く、一見しただけではとてもオカルト研究部だとは思えない内装であった。


「てか、ここって応接室じゃないのか?」


「うん、そう……」


 頷きながら、質の良いソファに座る女子生徒。


 雪緒の疑問と、女子生徒の肯定の通り、この場所は本来は応接室として設けられた部屋だ。


 調度品もあれば、簡易的なキッチンもある。食器棚もあれば、よく見ればサイフォンや電気ケトル、果ては電子レンジや冷蔵庫もある。


 室内を観察しながら、雪緒は女子生徒の向かいに座る。


 このソファとテーブルのセットも、応接室にお馴染みのものだ。


「ここ、曰くがある……」


「へぇ……どんな?」


「かつて、首吊りした女子生徒、いたらしい……その呪いが、今も残ってる……」


「首吊り、ねぇ……」


 頷きながら、雪緒は部屋を見渡す。


 勿論、霊の有無を確認しているのだ。


 しかし、どこにも霊の姿は見受けられなかった。


 話の真偽はともかくとして、今この部屋には居ないらしい。


 確認の為に見回したけれど、女子生徒はその行動をどう受け取ったのか、不気味にからかうように笑う。


「こ、怖い……?」


「んなわけあるか。それより、きさらぎ駅について聞かせてくれ」


「ん、わ、分かった……」


 と、頷くわりに、女子生徒はサンドウィッチの包装を解いてもさもさと食べはじめる。


 一瞬苛立つも、話に夢中でお昼ご飯を食べ損ねるのも嫌だったのは確かなので、雪緒もお弁当を開いて食事を始めた。


「そういえば、どうしてここの鍵を持ってるんだ?」


「ふふっ……落ちてたから、勝手に使ってる……」


「おい……」


 完全に無断使用な上に、知らず知らずの内に共犯者に仕立て上げられており、思わず湿度を含んだような眼差しで見てしまう。


 そんな雪緒に、女子生徒はふふっと不気味に笑うのみだ。


 室内の雰囲気と、女子生徒の持つ雰囲気と合わさると、彼女こそこの部屋の幽霊だと言われても納得してしまう。


 黒髪を不気味なほど伸ばし、後ろ髪の毛先を申し訳程度赤いリボンで何カ所も結んでいる彼女。前髪の長さは目元に完全にかかっているので、表情があまり伺えない。


 そんな彼女は、そういえばといった調子で口を開く。


「……自己紹介、してなかった。私、那種(なたね)いより」


「俺は道明寺雪緒だ。よろしく」


「ん、よろしく……ゆっきー……」


「唐突にあだ名を付けるんだな……まあ、良いけどさ」


 あだ名等に特にこだわりも無いので、別段なんと呼ばれようが構わない。


「私の事は、いよいよと、呼ぶと良い……」


「嫌だよそんな恥ずい呼び方。普通にいよりで良いだろ?」


「……そ。残念……」


 さして残念そうでも無い風でサンドウィッチをもそもそと食べるいより。


 それから、二人は黙々とお昼ご飯を食べた。


 雪緒はさっさと食べ、いよりはもそもそとゆっくり食べた。


 いよりがようやく食べ終わると、雪緒は早速本題に入った。


「それで、きさらぎ駅の事なんだが……」


「……うん。その前に、ゆっきーは、なんできさらぎ駅の事、調べるの……?」


「あー……」


 少し考えて、いよりには話をしてもらう訳だし、理由くらい話しても良いかと思う。


「他言無用で頼むが、良いか?」


「合点承知……」


「実は、きさらぎ駅に行って知り合いを助けなくちゃいけないんだ。だから、きさらぎ駅に行く方法を調べてる」


「なるほど……」


 雪緒の簡単な説明に満足したのか、いよりはこくりと頷く。


「つまり、悪霊退散……?」


「いや、倒しに行く訳じゃないから。そもそも、きさらぎ駅って倒せるものなのかすら分からないし」


「じゃあ、救出のみ……?」


「そうなるな。俺に幽霊を倒すとか、そんな漫画の主人公みたいな力は無いし」


 簡単な方法で霊を追い払う事は出来るけれど。


「とりあえず、きさらぎ駅に入る方法が知りたいんだ。何か知ってるか?」


 たずねれば、いよりは考えるように俯く。


「……分からない。少なくとも、確定的な方法は無いように、思える」


「だよなぁ……」


「けれど、傾向は、分かる……」


「本当か!?」


 いよりの思わぬ発言に、雪緒は思わず身を乗り出してしまう。


 しかし、いよりは気にした様子も無く続ける。


「ん。予想で、良ければ……」


「予想でも何でもいい! 聞かせてくれ!」


「ん。なら、ご静聴あれ……」


 おほんと尊大に咳ばらいを一つすると、いよりは話し始める。


「噂話には、一つだけ共通点がある……」


「共通点?」


「ん。皆、家庭に、何か抱えてる」


「家庭に……」


 言われて、気付く。


 雪緒が聞いた噂話の中には、夫婦喧嘩、親が厳しい子供、家庭内暴力と、家庭内に大小の差はあれど、問題があるのだ。


「多分、それ、なんか関係してる……。他の被害者も、似たような、家庭環境……」


「てことは、家庭環境が複雑じゃないときさらぎ駅には行けないのか?」


「分からない。でも、前提条件の可能性、ある……。けど、私は、行けなかった……」


 言外に、家庭環境が複雑だと言っているいよりに、雪緒はかけるべき言葉が見つからない。


「私のお父さん、血が、繋がってない……。血の繋がってない、兄と弟も、居る。結構、複雑……」


 と言う割には、雪緒が見る限り、いよりの表情に陰りが無い。


「えっと、家族仲、悪いのか?」


「ううん。家族関係、良好……」


 それを聞いて、何故だか少し安堵してしまう。


「家族構成としての複雑さは関係無いって事か?」


「恐らく……」


「そう単純な話でも無いか……」


 言いながら、腕を組んで考える。


 家庭環境が複雑な事が前提条件。けれど、家庭環境が複雑なのに、いよりはきさらぎ駅に行けなかった。


 いったい何が原因なのかと考えて、全く別の事に気付く。


「って言うか、お前あんま危ない事するなよ? 家族も心配するだろうが」


「お母さんにも、怒られた……。反省……」


 言いながら、しゅんと縮こまるいより。どうやら本当に反省しているようである。


「ゆっきーは、ちゃんと、話しした……?」


「……俺はいいんだよ、俺は……」


 話をしていない。すれば、明乃に怒られる上に、止められる事は間違いないからだ。繁治も、同様である。


「ゆっきーも、話し、するべき……。不公平、いくない……」


「何が不公平なんだよ。俺にも怒られろってか? 嫌だね。面倒な事この上ない」


 出来れば秘密裏に終わらせたい件でもある。


「私は、今日もお説教を受けながら、家事のお手伝い……」


「ご愁傷様としか言いようがねぇな。まぁ、自ら危ない事に首を突っ込んだ罰だ。甘んじて受け入れな」


「ううっ……帰るの、憂鬱……。弟、ずっと怒ってる……」


「良い弟さんじゃないか。それだけお前を心配して…………」


 言いながら、何かが引っ掛かる。


 何か、核心に近しいものに触れた、そんな感覚。


「ゆっきー……?」


 小首を傾げて、いよりが言葉をかけて来る。


 しかし、雪緒はそれに答えずに考える。


 なんだ? 何が引っ掛かったんだ?


 引っ掛かりの正体を掴もうと、必死に思考を巡らせる。


 大小様々な問題を抱える家庭環境。複雑性は関係が無い。


 いや、そもそも、千鶴に限って言えばそれは当てはまらない。何故なら、千鶴は家庭環境に問題など抱えていない。


 家庭内暴力を受けたとか、親と不仲等の話は聞いていないのだから。そして、千鶴自身も家庭に対してなんの不満もーー


「……そうか。そういう事だったのか……」


 得心が行き、雪緒はぽつりと声に出した。


「何か、分かった……?」


「ああ。時にいより、お前は電車通学か?」


「? 違う……。自転車……」


「そうか。とりあえず、しばらくは絶対に電車に乗るな。良いな?」


「……それは、分かってる。兄にも、弟にも、強く言われてる……。それより、何が分かったの……?」


「それは……っと」


 話そうとした時、昼休みの終了五分前を告げる予鈴が鳴った。


「時間だな。後で話すよ。とにかく、いよりは暫く電車に乗るな。良いな?」


「……分かった……」


「よし」


「でも、一つ、聞かせて……」


「なんだ?」


「……私は、きさらぎ駅に、行ってしまう可能性が、あるの……?」


 そうたずねてくるいよりに、雪緒は一瞬考え、正直に答えた。


「ああ。俺の考えが正しかったら、確実に」


「そう……分かった……電車には、しばらく近付かない……」


「そうしろ。事件が鎮静化するまではな。何時になるかわからんが」


「ゆっきーが、解決しに行くんじゃ……?」


「……俺にそんな力はねぇよ」


 あれば、どれ程良かったか。


 そんな言葉は口に出さず、二人は特に会話も無く教室まで戻った。


 教室に戻る前にいよりと一応連絡先を交換しておいた。未だに男子の連絡先は持っていないのに、女子の連絡先が増えるのは喜ぶべきなのか悲しむべきなのか。


 ちなみに、教室に戻った雪緒を、仄が拗ねた顔で睨んでいたのは、また別のお話。ただ、機嫌を直すのにとても骨が折れた、とだけは言っておこう。

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