表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/12

そもそも、ライトノベルってなんだろう?

そもそも、ライトノベルってなんだろう?


 この講座では原稿用紙数枚の短編ライトノベルを書く事を目標にした講座ですが……

 実際に講座に入る前に、まずは足場づくりをしたいと思います。


 即ち、ライトノベルってなんだろう。


 恋愛小説、ミステリー、サスペンス、ホラー etc.

 世の中には様々な小説のジャンルがあって、ライトノベルとはそのジャンルの一つに過ぎない訳ですが……

「じゃあ、ライトノベルってどんな小説?」

 と訊かれると、要領を得ない回答しかできないのも事実であります。

 恋愛要素を組み込んだライトノベルはありますし……

 ミステリー要素を含んだライトノベルもありますし……

 SFや戦記物のライトノベルも当然のようにありますので、「コレだ!」と一言で言いにくいものがあります。


 一応、ジュブナイル小説から派生した小説とも言えなくもないのですが……

 まぁ、そんな小難しい学術的なことはさて置いて、ともかくこの場では「エイヤッ」と決めてしまうことにしましょう。


 ここでは、ライトノベルを「10代を中心に読者層を据え、娯楽を主眼に置いた小説」と定義します。なんか難しいこと言い始めたと思ったら「10代向け娯楽小説」とでも軽くとらえて貰えれば良いです。


ライトノベルとは「10代向け娯楽小説」である。


 エイヤッと決めた割には、なかなかどうして、一言で表せたじゃないか。


 では、もう一歩踏み込んでみましょう。

 このライトノベルをライトノベルたらしめる重要な要素とはなんだろう?

 それは勿論先に述べた「10代向け」「娯楽」という二つの要素です。

「10代向け」という点は、読者層が広がっていることもありますし、一旦ここでは置いておいて、娯楽の部分に焦点を絞って話を進めましょう。


 じゃあ、小説を娯楽として成立させるための要素は?

 引き込まれる舞台設定、予想できない物語などの要素は多々ありますが……

 なにはともあれ、興味を持って手に取ってもらい、物語を読んでもらって好きになってもらわなければ話が始まりません。


 当然ながら、なるべく早い段階で好きになってもらった方が良い訳ですが……

 それなら、物語を構成するキャラクター達に興味を持ってもらえば良い、と考えるわけですね。


 よしよし、ちょっとだけ次回への講義が見えてきました。


 総括します。

 ライトノベルとは「10代向け娯楽小説」であり、魅力的なキャラクターが織りなす物語である。


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
講座 小説の書き方
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ