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思考の向こう側  作者: 見るヨーグルト
本編
4/13

03 侵攻作戦

「おいこれって・・・嘘だろタクマ!?やつら間に合わせやがったぜこの土壇場で!しかも同時に2つも!!」

思わず口に出していた。

次の瞬間にはクスタの名を割れんばかりの声量で叫んでいる5号タクマ機がHUDに映っていて、ここまで順調に進んできた作戦が、とかこれからどうするべきだ?とか脳みそは勝手にいろいろ思考を巡らせ始める。

まず、イオン砲台が現在建設中だったことは俺たちも知っていた。もちろんこの基地だけじゃない、最高で5基設置されている基地があることも知っている。

建設完了時期は早く見積もってもひと月後と考えられていた、建設期間を延ばすために物資の経路も何度か叩いてきた。しかし、それゆえになぜ?と疑問が残る。

だが、現実にクスタ機を狙っている弾道は3つのラインが交差しているし、こちらが想定している条件下では2基の砲台から同時に狙われた場合しか想定していないことから絶望的な気分が抑制された感情の中で透けて見えた。

「頼む!」

誰に祈ったのか、少なくともキリストじゃないし親でもない。ただ、楽観的に何とかなることを祈った。

刹那の出来事だったが、NATSSで延長された時のようにゆっくりと時間が流れる感覚。撃破判定や命中すればヒット表示がでて優先順位付け変更が入るので、現状だと直接通信ができない分簡易ステータス通信の結果とその射撃ラインの状況でしかヤツの状態を知るすべがない。

だが、こちらにとっても、そしておそらく敵にとっても予想外の出来事が起こった。

「まだ一発も当たっていない・・・?」

『おい、ジェイク、これは・・・しかもDTSのデータだと前進している?』

その時俺は確信した。

「ああ、あいつやるつもりだよ。信じられないけどな・・・さすがは操縦成績1位だぜ・・・」

『いや!軽口叩いてる場合か!こっちから何か援護できることはないのか!?』

「それを今考えている!お前も考えろ!」

ああ了解!とタクマが答えたあと、二人で打開策を考える。

こうして語っている数十秒の間にも奴は進み続けている。

助ける方法の模索を、どうにかしてこの絶望的状況を打破しなければならない。考えろ、考えるしかない!しかし気持ちは焦るばかり。

クスタ機は第2撃、第3撃と攻撃を受けているが簡易ステータス上でもノゾキ見しているデータからも被弾している様子はない。

簡易データ上で時々、随伴しているケイン機のレールガンが発射されていることから理論上は可能とされている砲撃のうち落としを行っているのかもしれない。

だが、ただでさえ脳へ負荷がかかる環境下で並列して共同作業を行うことの難しさは経験している俺たちがよく知っている。下手すればこちらの銃弾と向こうの砲弾がバラバラに砕けより多くの被害を及ぼしたり予期せぬ方向へ弾道を変え帰って味方機に当ててしまうリスクもある。

クスタ機とケイン機は進攻を続けているが、さすがにハガー機とルーカス機は進攻を停止しているか、事前に用意していたセーフティゾーンへ退避しているようだ。

だが、どちらの安全性も長くは決して続かないだろう。

(だからこそ何かあるはずだ・・・こうして的になってる間に、少し余裕のできた後方は着実に進軍してきているはずだ。くそ!山に囲まれた環境下で上空の散布剤が消えるまでアナログ通信もできないぜ・・・)

特定ポイントでのマルチパス解消まで約15分、15分もあれば想像もしたくないほど砲撃を受けなければならないしそこからの救援だともはや間に合いそうもない。

そんな中、タクマ機から座標データが届いた。添え書きには「この場所から指定の方向へレールガンを15連射すればマルチパスが解消するはず!頼む!」そう書かれていいた。

上空の対流のデータと散布剤減少による温度変化から活路を見出したのだ。

返答はもちろん「行ってくるぜ!」と答えるが早いか行動に移す。約30秒ほどかけて移動し、レールガンをヴァーチカルモードに。指定の方角へ一心不乱に連射する。

(頼むぜ!)

カコッカコッと連射音が機内に響き、数秒後。上空100kmのカーマンラインの位置に複数存在する使い捨ての通信反射機を通じて、後方の支援基地と通信が回復することに成功。大量のデータとともに、現在の支援状況が表示され、処理モードに移行したHUDには多層のレイヤーに分かれた数多の情報が入り込んでくる。

ギリギリイオン砲台の射程が届かないところまで味方の陸上戦部隊たちは制圧を行いながら攻めてきているようだ。こちらへの攻撃も密度が減っていたことから想像していたが、予想より早い進攻スピードだった。

よほど俺たちの特効じみた撹乱の影響か、敵の連携などに問題が出たのだろうか?

(いや、今はそんなことより、早く進軍を止めさせて支援を、打開策の協力を求めなければ!!)

「CP!作戦に問題が出た!Bチームの俺たちは滞りなく作戦を継続中だが先遣のAチームが3つのイオン砲台に狙われている!!」

『!?・・・それは間違いないのか!?まて、今そちらの回収しているデータをこちらでもリアルタイムで確認した・・・対策を考える!少し待て!』

おそらくこちらの発言を予期していなかったのだろう。驚きを隠せなかったのだろうか、日ごろの冷静沈着なコマンドポストの声色は影もなく、大分うわずっていた。

だが、次に無線から入ってきた発言は俺自身も予測していなかった言葉だった。

『こちらCP。今から副基地司令との秘匿回線をつなげる。打開策があるようだ。なお、陸上戦部隊との連携はタクマ機を通じて行うことが可能になったので心配せず司令部の指示を受けてほしい』

「どういう・・・了解!」

戸惑いももちろんある。引継ぎはサイドステップ内でタクマとまとめたデータがあるから問題がないはず。だが、あいつらを助けるためには指令を聞く以外にないことも分かった。可能性があるならばそれにすがるしかない。

そして数秒後、回線が開かれる。

『こちら副司令のジェフリー マルティネズだ。君の機体に、これから極秘情報を流す。移動しながらそのデータを処理し通信が回復したら他部隊員にも共有したまえ。”君達”ならばこそ理解できるはずだ。詳しくは読めばわかるがその機体はすでに発っている。今の我々には圧倒的勝利以外意味がない。ただの勝利ではない』

どうやら、マルチパスが完全解消した段階できちんと通信を行い連携を深める予定だったのだろうか。警戒ライン付近を飛行しているようだ。

「へへ・・・何だろうと活用して助けて見せますよ!仲間を!」

『・・・そうだ。仲間を英雄として帰投させろ。いいな?』

ファイルのダウンロードまであと10秒ほど。この数ギガ程度の情報に一体どれだけの秘密が込められているのか。

『ファイルのプロテクトは今日のカラーコードナンバーをもとに赤、緑、白、青の順だ』

了解の発言と同時にプロテクトを指定通り解除し内容を確認する。

中に書いてある情報は驚くべき内容だった。だが、確かに俺は”知ってる”、そして共有すべき内容だ。

「そういうこと、ですか・・・了解しましたよ。やって見せますぜ!」

俺の返事を快く思ったのか満足するように通信を終了し、残りの引継ぎをCPと行う。

(それにしても・・・スクラムジェットエンジン式・局地戦闘戦術戦略戦闘機、バルキュリー・・・VTS51-bか・・・)

俺が、このサイドステップのパイロットを受諾する前にやっていた仕事。次世代戦闘機の開発テストパイロットをやっていた時に試験していた機体だった。

人生で初めて、もちろん世界でも初めてマッハ20以上で地表を飛行した最初の戦闘機で、a型とb型そしてc型の三機が作成されていたはず。俺はa型担当だったが、低スピード巡航中に可変インテークシステムと位相式サーフェシングブレードベーンシステムが操縦システムのオンデマンド処理との並列処理矛盾状態に陥って空中でコクピットごと脱出する羽目になった経験がある。

(b型は当時同期のブライアンで、c型は2つ年下のオーウェンが担当、VTS51-bということは想像通りならパイロットはブライアンか・・・開発は中止になったはずだったが再度開始されたのか?)

操縦システムのジョイスティックは3次元的な入力が必要で誰かがぱっと乗りこなせるような、それこそ直感的な操作ができるサイドステップよりよほどか難しいオペレーティングが必要になる。必然的に特徴に慣れているあいつがパイロットだろう。

もともと敵側に察知されずに目標を達成できるように”再々開発された”通り魔的攻撃用の機体で、散布剤が撒かれた環境下でも巡航できる唯一の航空機であり、天才的操縦感覚がなければ大気中では思い通りに飛ばすことができないじゃじゃ馬というあだ名もついている。

スクラムジェットの放熱システムと強度・高温に耐えられる外部パネルが技術的に至らず開発ストップ、積層グラファイトのおかげで再開発されSSTOとして初期開発されていたがケスラーシンドロームにより開発がストップ、そして局地戦闘戦術戦闘機として開発。

(まぁ、最終的に打撃力不足で開発はおじゃんになったがな。全面プラスチックコーティングされてたんじゃなかったのか)

何となく思案していたが、光学式通信で予想通りの濁声が聞こえてきたことにより、考えを現実に戻す。

『よっす!久しぶりだなぁ。昔話としゃれこみたいが、今日はいっちょタッグ復活と行きますかな!お前はいつも0.03秒修正入力が早いんだよな、そのくせ忘れてないぞ』

「よお。もう近くに来てるのか?っと、IFFにきちんと反応が出てきたぜ。ちなみに毎回言うが、お前らが0.03秒おせぇんだよ・・・」

『ははっ!神聖な飛行姿だぞ。讃えよ崇めよ!敵は畏怖しろ!』

「相変わらずだぜ・・・まぁなんだ。安心したよ」

広域マップ上でも高速で近づいてくるブライアン機はあっという間に上空を通り過ぎて行った。断熱圧縮で赤熱化し過ぎないように、だがまるで隕石のようで、唯一違うのは外部温度上昇回避のためのEEAH粉末の青色の燃焼も相まって紫色に見える箇所もあるところか。

おそらく最高速飛行だ。旋回して再びこちらに戻ってくるまで2分ほどだろうか。地上から見るとエイのように見える特徴的なデザインは見間違えようがない。尻尾のような部分が後方に流れる空気の整流と3次元方向への機体安定機能を持っている。正直地上に停まっているときの姿はとてもそんなスピードで飛べる航空機には見えないだろう。

さすがに散布剤の撒かれた中を一瞬で飛行していく謎の航空機は形もあせて当然注目を浴びる。撹乱、というより囮というべきか、うまく注目をそらせているのかこの一瞬でAチームは体制を立て直し再侵攻の準備を進めている。クスタとケインの2機とハガーとルーカスの2機で集まってそれぞれ別のセーフティーゾーンに退避してるようだ。

しかし、敵軍も対応策を30秒で考え出してきた。当然か、ここが落ちれば大問題だ。イオン砲台3基も設置して費用だけでも相当な額だし、11番目に大きな運搬施設のデポが守備範囲にあったか。

「ブライアン、照準補正が一基マニュアル操作になったようだ。こちら側で射撃コースのノゾキ見ができなくなった。嫌な予感がするぜ」

『ああ、向こうのシステムの上限を超えた飛行スピードだからそうせざるを得ないだろうが・・・まぁ、当たるとしたら天文学的数値だろうなぁ』

「ははっ、それ、フラグってやつだぜ」

他愛もない軽口は適度な精神安定剤となり、NATSSのような冷や汗とともに蒸発していく不可思議な安定とは違い、内側から沸き立つ安心感はハイドレーションシステム兼マウスピースを噛みこむ力を緩めさせてくれる。

小規模ながら、敵基地への爆撃と踏査しているカメラによる詳細な現状の敵基地のデータ回収など願ったり叶ったりだった。

兵装が充実してないので決定打となる攻撃力を持っていないのが悔やまれる。もともとピンポイントでの攻略と情報収集の為の航空機なのでしょうがないか。

だが、制空権も定かでない上空でやりたい放題の航空機に対して敵側もおとなしくやられ続けてはくれない。

バルキュリーの進行方向へ向け偏差射撃を開始したようだが惜しいとも言えない、まさに悪あがきという射撃だった。

・・・はずだった。

(おいおいおい・・・)

徐々に射撃ラインがいいセンに向かってきている。

時速90kmから瞬間的に大きく軌道を変更できるこちらと違い、瞬発的軌道を苦手とする有人航空機は正確な軌道計算を行われれば回避行動の予測がされやすい。

万が一が千が一に、そしてだんだんと確立が上がっていく。しかし、あくまで普通の航空機の話だ。

光学式通信システムは復活したが、早く向こうの奴らと連携を回復しないとやばそうだ、嫌な予感がする。

そして不安は連鎖する。

状況確認と連携回復の為、通信を行おうとしたが、タクマ、ケイン、クスタとは連絡できたが、残り2機と音声通信できなかった。

(NATSSが高負荷状態?多少の交戦はあり得るにしても安全地帯に回避してたんじゃ・・・)

セーフティゾーンに退避していたハガー機とルーカス機が再び敵射線内に押し出されている。もしかすると、敵側はあえてこの”安全そうに見える場所”を残していたのかもしれない。

『気にも留めてなかったが、あの爆発が!?・・・くそ!おい!こっちはケインと身を隠している関係で下手に動けない!そっちから何とかできないのか!?』

クスタの懇願も混じった叫び声は救いの手を伸べたい気持ちに駆り立てさせられる。

「無理だ・・・こちら方面からイオン砲台へは攻め込めない・・・ブリーフィングで見た通り、こちらは山を越えれば何もない平地だ・・・信じるしかない・・・」

あくまで、障害物あってのここまでの進行だ。何もない殺風景な環境であれば2基の砲台からの攻撃を避けることを前提に考えられたサイドステップでも進むことはできないだろう。

『くそ!ケイン!俺は少し進んで引き続き警戒する!二人の状態をモニタリングしてくれ!』

『もう定位置についた。そっちも気を付けて』

向こうの2人の会話が終わると同時に観測情報が映像と一緒に流れてきた。

2方向を山と崖に囲まれた環境は退避するのに最適と思っていたが、崖側にトラップがあったようで人工土砂崩れを発生させることでおびき出されたらしい。

『なんて原始的な…』

(しかし効果的だぜ・・・)

土砂に埋まってしまうことこそなかったが再び火砲の飛び交う環境へ。ケイン機からの映像ミラーリンクで向こうの状況を食い入るように眺める。

瞬間的にこの二機のサイドステップは、集中先を変更した3基のイオン砲台によって完膚なきまでに叩きのめされていた。

2基からの砲撃はかろうじてよけられたが、上空の謎の航空機が旋回に時間がかかると踏んで決定的一撃をルーカス機へ与えたようだ。

被弾した左前脚部は最も可動域が多い付け根部分からもがれ、青色の伝達液を放出させ、ちぎれたFFMがピクピクと痙攣している。途中からひん曲がった油圧系アクチュエータからは少し遅れてシリコンオイルや高分子ポリマーなど多種多様な液体を吹き出し始める。

伝達液流路やそういった内部液をこれ以上に漏れ出させないように発泡分子を含んだ消火剤兼シール性能のある応急システムが作動しているが、その10秒後には無駄に終わる。

バッテリーユニットへの正面からの被弾は一瞬でナトリウム・リチウムのセルを突き抜け、KERS兼KRW等の物理反作用式姿勢制御ユニットを完璧に機能停止に追い込んだようだ。内部のフライホイールが暴れだしたのか共振に似た症状が発生し、気化して漏れ出た燃料に火花が引火して一瞬で炎に包まれる。

ハガー機も同じだ。

脚部を集中的に狙われ、下部腰椎間板から吹き飛んでしまったようだ。

残念ながらここからでは支援できることが何もない。しかし、幸いにも崩れた崖のおかげで低くなった方向へ操縦席のロケットモーター式脱出システムを使い、二人は山間を飛びぬけて一気に離脱できたようだ。通信こそできないが脱出成功となっているステータス表示からひとまず安心する。

(安心にはまだ早いが、脱出できたならひとまず大丈夫か…しかし、この状況。作戦失敗といっても過言ではない…だが、他部隊の期待を、ここで散っていった数多くの同胞のためにはこのタイミングしかない。今後ここまで攻め込めることなどありえないぜ・・・)

『っち!どうする!こっちもそろそろやばいかも。少しづつ移動して正確な場所を悟られないようにしているがさっきのように術中にはまってしまう可能性もある!』

クスタの当然な反応と徐々にパニック症状の波が大きくなってきているタクマのバイタル。

『・・・』

日ごろ冷静なケインもルーカスとハガーの離脱にやられ、自身の絶望的環境に自らを追い込みすぎないよう、必死に攻撃ルートの再構築を行っている。

そんな中、さらなる最悪が待ち受けていた。

『ヴァルキュリーが・・・そんな!』

タクマの悲痛なつぶやき声。

『そんな・・・うそだろ・・・マッハ21だぞ!?化け物か!?』

クスタの驚きと恐怖の入り混じった声。

「あり・・・えない・・・」

そして自分も思わず声に出ていた。

おそらく5度目の空爆を行おうとした時だろう。最も近づいた瞬間を射抜かれたようだ。

『第3フラップに被弾・・・機体は今は奇跡的に安定している。けれど、瞬間的にロール状態に陥ってパイロットの生死は不明・・・推定最大Gは40Gオーバー・・・おそらくもう・・・』

ケインの冷静な計算結果が何を意味しているか分かった。内臓破裂によるショック死か頸椎損傷による瞬間的死亡かあっさりだ。断末魔すら聞こえなかった。

ヴァルキュリーはハニカムリンクによるハッキングを受けないように自己学習式のスタンドアローン制御装置が生きている限り、次の指示があるまでは指定されている空域にて旋回軌道をとり続けることになるはずだ。

だが、もはや最低だ。

これ以上悪く成りようがないほどどん詰まりまで来た。

ここまでくるとむしろ笑えてきそうだ。

だが、この敵側の攻撃が、逆に俺に活路を見出させた。

思いついた最低の方法を…だが言うしかない。成功の可能性があるならば、軍人として責務を果たすべきだろう。

「方法はあるぜ。俺たちが全員生き残り、被害も最小限でしかも実現可能なはずだ」

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