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美奏、モデルになる!

作者: 乙奇

あるお宅の朝の事でした。

浅井さんのお宅です。一男一女の2人兄弟でした。

長男、浅井優人(あさいゆうと)。長女、浅井美奏(あさいみな)

2人とも、テレビを見ています。ファッションのテレビです。

それを見てるとき、美奏は、(わたし、このモデルなりたい)と、

思っています。たしかにそうなんです。

足が長くて、頭は良くて、顔は、いいし、最高で、

モテ祭りという、学校の行事でも、1位を4年連続とり続けています。

そして、お母さんが起きてきたとたん、

「あたし、モデルになりたい!」

お母さんは、悩みました。なぜなら、頭がいいのに、事務所に通わせたら、

学校に週2回しかいけなくなるからです。その結果、この子が幸せになれたら

それでいい。そう思い、オーディションにださせました。

オーディションが始まりました。

まず、足の太さからです。太ももが太い人は選ばれません。

およそ、100万3千5百人のなかから、1000人が選ばれます。

美奏は、合格!

次に、足の長さ。60cm以上が対象です。

1000人の中から300人えらばれます。

これにも美奏は、合格。さすが「美」です。

次は顔。目が二重で、パッチリとした子と、顔立ちがいい子が選ばれます。

これは選ばれるのは30人!選ばれたのでしょうか・・・。

みごと合格!

モデルは3人しかなれないのです。

こんどは総合です。

な、なんと!合格です。

第1位にえらばれ、vivi会社のトップクラスに上り詰めたのです。

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