9/19
第8条 戦闘区分
戦闘区分とは、大戦闘、中戦闘、小戦闘のことを指す。
大戦闘とは、連合艦隊対連合艦隊、200機以上の航空機同士、軍団による戦闘を指す。
中戦闘とは、艦隊対艦隊、100~50機程度の航空機同士、師団または旅団による戦闘を指す。
小戦闘とは、中戦闘以下の戦力による戦闘のことを指す。
平時より戦闘区分を設けることは、戦略上必要なことである。どの規模の戦闘が、どの地点で起こる可能性があるのかを知るためである。そのため、大戦闘、中戦闘、小戦闘と分けた。なお、大戦闘と中戦闘を合わせて、単に大戦闘と呼ぶこともある。小戦闘は、単に戦闘と呼ぶこともある。
必要なのは、戦闘の規模に応じた兵站の行動である。1回の戦闘による人員消耗率、食料消耗率、弾薬等消耗率は、平時による机上訓練、実弾演習、模擬戦闘、最近であればコンピューターによる訓練によって得られるため、その規模に合わせて、行動を行わなければならない。