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Judgment Mythologies  作者: 篠山 翔
佐伯洸太
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「佐藤、今の人は?」

佐藤は目に涙を滲ませて、顔は苦しそうに歪んでいた。

「何でもないから関わらないでください」

冷然な風を装って佐藤は言い残し、背を向けて走り去っていった。

嫌な予感がした。あんな顔をして、大丈夫なわけがない。でも、赤の他人である僕に何ができる?

……いや、だからって何もしないでいいはずがない。中嶋先輩なら、きっと彼を追いかける。

佐藤は校門を出たところで走るのをやめて歩き始めた。

どこへ向かっているんだろう。

自分の家だろうか。あんなことがあった後だから学校に行きたくないというのは分かるけど、佐藤のあの表情は何か違う気がしてならない。家に帰るのだったらいいけど、危ないことをするようだったら止めよう。そして佐藤の帰宅を見届けたら、僕は学校に戻ろう。遅刻の言い訳はどうしようか。単純に寝坊ということにして、芽依さんには正直に起こったことを話そうか。


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