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Judgment Mythologies  作者: 篠山 翔
佐伯洸太
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29

そろそろ寝ようか、それとも少し本でも読んでから寝ようかと迷い、とりあえず布団を敷いた。布団の上に直立し、どっちにしようかと腕組みをしていると、ドアをノックする音が聞こえた。

「起きてるー?」

環さんが小声で言った。

どうしたんだろう?

これといった心当たりがない。

環さんは先ほど見た寝間着ではなく、白い無地のシャツとジーパンを着ていた。

「どうかしました?」

「散歩でもしない?」

「今からですか?」

「うん。もう遅いし、無理しなくてもいいけど」

机の置時計は、もうそろそろで一時を指すところだ。

「行きます」

そう時間は掛からないだろうし、たまには寝る前に散歩というのも悪くない。


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