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Judgment Mythologies  作者: 篠山 翔
佐伯洸太
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19

「話がある」

放課後、教室から出た直後、真横から声を掛けられた。倉地だ。待ち伏せされていた。

面食らう僕に構わず、倉地は続けた。

「できるだけ見られたくない。ついてきてくれ」

言い終わるやいなや、倉地は僕に背を向けて早足で歩きだした。

なぜ僕に接触してきた?人に見られたくない理由はなんだ?倉地の目的は?敵なのか?味方なのか?

疑問が尽きない。どうするべきだ。考えろ。ついて行くべきか?いや危険だ。倉地が僕の脳を操作しようとしているかもしれない。もしそうだったら、抵抗できるか?

「早くしてくれ」

倉地が振り返って急かす。

「や、やりとりはメールだ。人に見られたくないだけならそれでもいいだろう」

倉地が脳を操作するには、何らかの条件を満たす必要があるのではないか。誰も彼に近寄らないのが、脳を操作する能力を恐れているからなのだとすれば、おそらく倉地との接近か接触がその条件である可能性が高い。そうでないにしろ、メールでのやり取りならば脳を操作されるリスクは減らせる。

倉地は少し考える仕草をして、ズボンのポケットから携帯を取り出した。

「わかった。それでいい」

倉地は僕のメールアドレスを聞くと、携帯を操作したままそそくさと階段を下りて行った。


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