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Judgment Mythologies  作者: 篠山 翔
中嶋優
153/159

102

打ち合わせを済ませ、それぞれの配置につく。

俺は、渡辺先生と押し入れで待機することになった。

「中嶋さん達は、こことは違う世界からいらっしゃったと倉地から聞きました」

「ええ」

「尋ねてもいいですか?」

「はい」

「そちらの世界の戦争は、どうなりました?」

「……俺達の世界には、神石がありませんでした。なので、日本はそのまま……」

「そうですか」

暗闇の中、大きな影がどこかうれしそうに頷いた。

「そちらの世界は平和ですか?」

「……平和とは言えないです。俺の住んでいる国は戦争とかもなく比較的平和ですけれど、それでも小さな諍いはありますし、他の国では戦争や紛争が日常になっている国もあって……」

「なるほど。どこの世界でもそう変わらんということですな……」

「神石は……存在しない方が良かったと思いますか?」

「……倉地から聞きました。過去を変えて、神石をなかったことにする方法があるそうですね」

「……はい」


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