『朗読をする白鳥』
速記者は、白鳥とアヒルを飼っていました。白鳥はきれいな声で速記問題を朗読させるため、アヒルは食べるためでした。どちらも、水鳥で、体が白いので、知らない人が見ると親子のように見えましたが、もちろん全然別の鳥です。
速記者はふと、夜中にアヒルが食べたくなりました。ありますよね、そういうとき。あいにく、月の出ていない夜でしたので、アヒルと間違えて白鳥を捕まえました。大きさ、全然違いますけどね。
白鳥は、自分の運命を察して、最後の朗読をしました。速記者は、間違えて白鳥を食べようとしてしまったことに気がつき、改めてアヒルを捕まえて食べました。
教訓:アヒルが食べられるのは、めでたしめでたし、なのか?