第2話 始まりの町
第2話 始まりの町
ここは水上都市「アクアストリーム」
「相変わらずNPCだが人多いな。武器を慎重したい。武器屋は確か、あぁ、ここか。」
ステータスからマップを確認する。リュウは、武器屋の場所を確認すると、ウィンドウを閉じた。
着いた。ここだ。
『武具屋 グリス』
「こんにちは」
リュウは元気に挨拶をして入っていった。
「リュウ、バハムートのメンテナンスか?」
元パーティメンバーのアックスだ。職業はスミスだ。まぁ鍛冶師だ。
「アックス、今日は、これを売りに来た。」
リュウは、ストレージから宝珠を取り出した。
「これは、あれか。ヘビモスの宝玉だな。これの評価価格4万ペアンかな。」
リュウは、頷き、宝珠をアックスに渡した。
「あれは、完成している?」
アックスは、あぁと返し奥に入っていった。
奥から重そうな大剣を持ってきた。
「ほら完成しているぜ。ヘビモスの角と牙で錬成した。大剣『ヒメタル』」
リュウは受け取り軽く振った
「相変わらずいい剣だ。よし、近くのダンジョンに潜るか。」
リュウはヒメタルをストレージにしまい、店を出ようとした。
「リュウ、俺も行くぜ。新マップだしな。」
アックスは愛武器の槍と剣を携えて立っていた。
「あぁ、久し振りに『白銀の黒曜』の復活だ。」