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2、引越し先の大掃除

追放されて5日目。


俺たちは洞窟内と洞窟外を探索し、ある程度のことが分かった。


この洞窟はゴブリンとコボルトの住処になっていて、それらが襲い掛かり外に出るのにかなり苦労した。

外に出ると空気からして魔界ではないと感じた。

この洞窟は山の中腹にあり、周辺は森林で鑑定しまくって得られた情報から、ここが地上界で立地的には大陸の中央にあるイレニ鉱山付近にある。イレニ森林地帯の小高い山であることが分かった。



さて、大陸の中央ににあるのは、正直言って、かなりまずい。

地上界にダンジョン作れって事で、コアを渡して、転移させただろうが、ダンジョンマスター初心者が四方八方から責められる大陸中央部で、洞窟がある場所は人間でも登れる所だ。しかも近くに人間界有数の鉱山である。


こんな人間が大陸全土から集まる様な所に、ダンジョン造るは結構無謀なのだが、俺にとってはかなり美味しい立地だ。

魔王様、本当は全部把握しているんじゃないのか?


そう俺には親である魔王様にも言えなかった秘密がある。


それは隠れた能力


自分に特殊な(・・・)鑑定してステータスを開示して見る


◼️ ガウル  LV 1/1  魔人種


耐久(HP)   1000/1000

魔力(MP) 100000/100000


◆特殊能力


【鑑定】


【対話】


◆技能


【種族変化】


◆才能

【非戦闘員】



♦︎隠れた能力シークレットアビリティ


【天帝眼】

・この能力はMP消費しない

・鑑定の最上位能力の1つで

隠れた能力・隠れた才能、成長率を見ることが出来、

偽装、隠蔽、擬態、弱点、異常を見抜く。

・目に入る対象者を威圧し、畏怖させ、釘付けにする。

・目にする対象者の動作(モーション)を盗む事が出来る。

・対象者の成長(LVUP)による、恩恵を誘導(ポイントを加算)することができる。


【万能翻訳】

・この能力はMP消費しない

天界、地上界、魔界の全言語を認識し、読み書きでき、話す事ができる


【分身召喚】LV10/100

・この能力はMPを消費しない。

・自身と従魔、従属、契約した者を模したカードを生成することが出来る。

・生成したカードから分身を召喚し、種類によって待機時間があり。分身数上限がある。

※待機時間とは分身創造した際、再創造出来るまでの時間。

※分身数上限とは、1日定時にリセットされるまでに分身生成出来る数。

・待機時間と分身数上限は能力のLVよって変動する

・分身は最長4日間で消え、任意でも消せる。

・分身が得た経験、能力熟練度をオリジナルに蓄積され、外傷、疲労は返還されず、能力による産物は消えない。

・分身が死んだ場合オリジナルに蓄積される事はない

・分身の記憶は任意で共有する事ができる

・分身の能力と装備は、カードに保存された物から召喚される。

・対象にカードをかざすだけで上書き保存される。鑑定されても能力は見られない。

・分身に命令権は優先順を設定できる。


*基本命令権の優先順

 マスター>マスター分身体>任命した指揮官>分身体のオリジナル



現在デッキ

分身体 上級魔人 『ガウル』1体/1秒(100体)

従魔 スライム『プルン』1体/1秒(10000体)

従属 下級魔族『サニア』1体/30秒(10000体)


【素材創造】

・この能力にMP消費しない

・素材(植物、鉱物、食材)を創造することが出来る。

・各、希少性によって創造数量が変動する。


【道具製造】LV25/100

・この能力にMP消費しない

・素材を使って、瞬間的に道具(武器、防具、道具、家具、装飾品、衣料品、薬、雑貨、料理)を精製することが出来る

・能力LVが高くなるほど品質が良い物が出来、任意に品質を調整すことが出来る


【絶対防御】

・この能力はMP消費しない

・規定値以内のダメージは無効にする

・規定値以上の攻撃や能力などのダメージを1にする。

・連打系技能のダメージは技一括りでダメージを2にする

・魔法や薬による治癒は見込めないが、生きている限り1日でHP、MPを全回復する


【魔力手】LV15/100

・この能力はMP消費しない

・手に魔力を込めると、手の体温を自由に変えられる。上は30000℃、下は−200℃まで変動可能。


【究極結界術】

対象物に究極の結界を張り、対象の破壊・侵入させない様にする様々な術を覚えている。


図書館(wiki)

・この能力はMP消費しない

・今まで見た情報・光景を記憶し保管する。

・人工物の設計図を閲覧できる。

・上記の人工物の大まかなカテゴリーは、武器、防具、道具、家具、装飾品、衣料品、薬、雑貨、料理、呪文、魔法陣、魔法具などの様々な設計図がある。

・設計図を媒体に移し替える時、技能保持者を自動に動かし作成する。なお、設計図の言語は自由に決められる。



♦︎隠れた才能(シークレットセンス)


【非戦闘の天才】

・戦闘系以外の技能が"才能ある常人"の5倍の修練効果がある。






と俺には【天帝眼】と言う、隠れた能力と隠れた才能を見ることが出来、

これらは普通の【鑑定】では見る事が出来ない




どれもやばい技能で、正直こわいです


見えない能力・才能を持っている人は今まで見た限りでは1人しか見た事がない。

それはサニアであり、隠れた技能があると言うことは教えている。

サニアは【聖魔法】と【聖職者の才】を持っている。


が、本人には【聖職者の才】があると教えるつもりはない。

魔族で聖職者と言うのはナンセンスで異端だからである。

【聖魔法】の方も異端扱いだから、その下位技能に【回復魔法】といる魔法能力があり、これを習得してる魔族もいる事から、サニアには【回復魔法】として教えている。


これらの能力の事を魔王様にも言えないのは、俺しか見れない能力だからだ。

落ちこぼれと思われてる()


「見えない能力が見えるんです。そして俺には見えない能力と才能があるんです」


と皆に言ったらどうなるかは、少し考えるだけでわかる事だろう。

大恥掻くのは親である魔王だ。

なら、言わずに今は落ちこぼれになって、世間に出て見返したほうが断然いい。でもまさかダンジョンコア貰えるとは思わなかったが



あの後、すこし洞窟を降り広い空間で大量のゴブリンとコボルトに襲撃されたのだが。前もって【分身創造】でサニア3人、プルン30匹の分身をだしてたおかげで、事無き終えたのだが、少々苦戦し始めため、さらにサニア2人150匹の分身投入

サニアには回復に徹しさせ、戦闘はプルンのみで行なった。

ボスのハイゴブリンに梃子摺りはしたが、殺しはせず、ハイゴブリン10匹、ゴブリン50匹、コボルト38匹全員捕獲し、こいつらが作った牢屋に入れて、

監視にこのまま分身サニアを5名を常駐させてある。


分身プルン105匹殺されたが、そもそもオリジナル達は戦わせていないから、実害は無い。

プルンの分身を解き、経験をオリジナルに集めれば、75匹生き残ったからその分、プルンに経験が多く身に付けられるからつくづくトンデモナイ能力である。




話は戻るが、普通はこの立地で初心者がダンジョン作るのは無謀だが、俺が身につけている能力とダンジョンコアがあれば、なんとか出来るかもしれない。

まあ、こちらから人間に喧嘩売る気は無いが

当面は人間にバレないように洞窟周辺の魔物を御招待してDpt(ダンジョンポイント)稼がないとな


そうと決まればさっさとコア設置してダンジョンを起動するか。

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