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未成年兵士  作者: 夕凪
2/6

所属部隊の決定

アラームの音が部屋中に鳴り響く、今日は起きれたみたいだ

「ふぁーぁ」

俺はあくびをしながら今日の準備をして家を出る

すると後ろから聞き覚えのある声が聞こえてきた

「おーい」

「何だお前か」

「何だとは失礼だな、俺じゃ不満か?」

「別にそういうわけじゃねーよ」

すると今度は、後ろから百瀬の声が聞こえてきた

「おはよー」

「お、奈々じゃん、おはよー」

「百瀬さん、おはよう」

言うのを忘れていたが奈々と大輝もお互い友達で、小学生の時はよく3人で遊んでたもんだ。

俺達は、軽く古賀たちと挨拶を交わすとすぐに学校に着いた


「ところで俺ら何の部隊に所属するんだろうな」

「俺はやるなら前線で活躍したいな」

「私はあんまり前線にはでたくないな、怖いし」

「俺は別にどれってのはないけど昨日先生が言ってた隠密機動部隊?だっけ、あそこには行きたくないね、名前から察するに絶対暗殺とかする所だろ、下手したら前線より危ないかも」

「ホントそれ、だけどお前、フラグじゃね?」

「まぁ昔っから不器用なあんたには暗殺なんて真似、到底できないだろうけどねw」

「うるせーよ、おいお前フラグとか言うな回収してまうやろ!」

「急に関西弁入れんなよ」

なんて話をしていると、チャイムがなって担任が入ってくる

「席につけ、SHRを始めるぞー」

今まで喋っていた人達が一斉に席に着く

「いいか?よく聞けよ。まず所属部隊のことだが今日の4限終わりに発表する、何故かと言うと、今日の体育の授業で、体力テストをやってもらうからだ。その結果に応じて誰がどの部隊に所属するかが決まる。次に体力テストのことだが、基本は中学の時と同じだ。だが一つ忠告しておく、手を抜いたら即前線で体を張ってもらうからな!

以上だ。速やかに1限の用意をするように」

号令をかけられると、一斉に準備を始めた。


そして4限の最後が訪れた。


ついに部隊発表か、それにしてもほんとに朝建てたフラグを回収しないだろうな、ちょっとこえーよ。

「よーし、それじゃあ今からそれぞれの所属部隊を発表するぞ」

先生が、どんどん名前を呼んでいく。

奈々と大輝は、自分の望むところに入れたようだ。

心臓がテスト前のようにバクバク鳴っている。

しかし、俺の名は最後まで呼ばれなかった。

その代わり、発表が終わったあとに集合をかけられた。

「以上だ。起立、礼」

俺は担任に目を合わせられる、嫌な予感しかしないが、取り敢えず担任の後ろをついていく。

すると、河原先生は応接室と書かれた場所に入っていった、俺もそれに続く。

「取り敢えず座れ」

「はい」

「俺がなぜお前を呼んだか、わかるか?」

「い、いいえ」

「さっき部隊発表の時に、俺はお前を呼ばなかっただろう?あれは、お前には隠密機動部隊に入ってもらうからなんだ」

俺は、河原先生から一番聞きたくない言葉を聞いてしまった。

「ただ、誰でもなれるという訳では無い。毎年、学年から1人選んでいるのだ」

はいはい、俺はその選ばれしひとりって訳ね。とんだ貧乏くじを引いちまったぜコンチクショー

「今から言う事は他言厳禁だ、わかったな」

「は、はい」

ん?なにやら俺は今から、重要なことを聞かされるらしい。

「実は、ここにいるやつが卒業すれば全員戦争に行かされる訳じゃないんだ、当然このまま戦争に行っても無駄死にするってやつは地元に返される、毎年そういう奴らの方が多いいんだよ」

要するに、全国の学校から第一審査を通ってここに来たものが、最終審査で戦争に行くかどうかを決められるっていうことか。

「そして最初の部隊決めのうち、生徒の中で最も戦争に行って普通に、いや、それ以上に戦えて死ぬ確率の少ないやつが戦場で一番危険な隠密機動部隊として育てられる訳だ」

え?ちょっと待てよてことは俺はもう戦争に行くこと、決まってんじゃね?

「それってお俺、戦争に行くこと決定してるんじゃないですか?」

「あぁ」

うっわ、まじかぁ

「そんな顔するな、戦争ってもんは遊びじゃないんだ絶対に死なせないように、お前には専属の講師をつける、ちなみに俺の同級生だ入って来い」「乙女をいつまで待たせるのかと思いましたよ」

と言って入ってきたのは、高身長で髪をポニーテールでくくっている、肌が白くてとても綺麗な人だった。

「すまんな」

と先生は答える。

「まぁいいです、それは置いといてまずは自己紹介からです」

「私の名前は清水葵、隠密機動隊隊長です。ちなみに河原さんより階級はずーっと上です♪」

「余計なことは言わんでいい、俺は仕事があるからもう行くぞ」

と言い河原先生は応接室を後にした。

「あら行っちゃいましたね、まぁいいです取り敢えず私たちは体育館、行きましょうか」

「え?ちょ、ちょっと待ってください授業はどうするんですか?」

「あれ?聞いてません?あなたを戦場に送り込むためにみっちり戦闘の訓練をするんですよ。そのため、みんなと一緒に授業は受けなくてもいいんです。と言っても、全くやらないわけには行かないので、私が家庭教師みたいな形であなたの家に少し寄って、ぱぱっと教えちゃいますけどね!」

そ、そうなのか。一日中動きっぱなしってのはちょっときついな。

「わかりました、これからよろしくお願いします」

「はい!よろしくお願いします♪」

長い間投稿してなくて、すいません。

他のことで忙しかったり、友達に少しアドバイスを貰ったり、自分で試行錯誤してみたりで色々やってました。

その協力してくれた人がYouTubeのチャンネルを作っていて、宣伝して欲しいとのことなのでそのチャンネル名を書いておきます。URL取得まではまだ程遠い方なので、できたらチャンネル登録して上げてください。

チャンネル名→〔 N-AF〕HAATAKA

気になったらでいいので是非見て見てください。

では、また今度会いましょう。

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