表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
80/96

大物・・かな?

「しかし本当に出ないね……」


 かれこれ体感で三十分は経ったけれど未だに魔物も猛獣も見ていない。

 時間があくまでも体感だから合っているかも分かんないし、ちょっとヤバいかもしれないね……


「……出てきませんね」


「ただ待っているだけだから眠たくなってきた……」


 ソディアたちの限界も近いみたいだし、何か大物が来てくれると良いのだけれど。

 そう都合良く出る訳もないし、気長に待つしかないかな?


「……いっそ、エサを仕掛けるのも良いかも知れないな……」


 木の実くらいなら周りに沢山採れる所があるし、それらをエサとして利用すれば猿くらいなら誘き寄せられるかもしれない。


「――ァ!!」


「何だろう? 今からエサを仕掛けようとしているときに?」


 大きな羽音が聞こえる。

 この感じ……まさか。


「ソディア、アルナ!」


「はい」


「分かってる!」


 恐らく間違ってはいないけどなんでこんな所に出るんだろ?

 常識で考えたら、あり得ない。

 そもそもこんな動物一匹いないところで――!?

 なるほどそういうことか!


「ソディア、アルナ! コイツを狩るぞ。コイツがここに魔物も猛獣もいない理由、そのものだ!」


「分かりました」


「分かったよお姉ちゃん!」


 さぁ、戦おうか、ワイバーン。


「――ァァ!」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ