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友達・・かな?

「ふふ、大変だったね!!」


「しょうがないよ、チェルスタ」


 既に今日の授業が終わり、皆帰っている時間。


 すっかり、質問責めや、慣れない魔法の授業で疲れはてた僕に話かけてきたのはチェルスタ・マーブルレイン。


 今日一日で仲良くなった貴族の女の子だ。


 容姿から察すると年は僕より、一つ下くらいで髪は深紅と言うべき赤色をしている。


 目も赤いので最初はちょっとヤバい人かとも思ったけれど、そうでもなくて、僕に優しく話しかけてくれる。


 因みに席は僕のとなり。


「まぁこれだけの美少女が四人も入ってくれば、男達も興奮するって 」


 にこやかに微笑みながら、僕にチェルスタはそんな事を言ってきた。


「これだけのって……そこまで言うレベルじゃないよ。アルナやソディア、マリナならわかるけど、あの二人と比べれば僕はずっと下だって」


 いくら僕が美少女顔だとしても元から女の子だった彼女達よりは絶対劣っている筈だ。


「ふーん嫌み? 私から見れば貴女が一番あの中で可愛いと思うのだけれど、男子達の人気投票でも入学一日目でぶっちぎりの一位を取っていたし」


 ジト目で見てくるチェルスタ。


 ジト目としか言えない目はやめてほしいな。


 何か表現しがたいんだ。


 まぁそれは置いといて男子の人気投票って何だ!?


 しかも一位ってどういう事!?


 

 どうやらライが学校生活に慣れるには少し時間が掛かりそうだ。

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