森から帰ってみると・・かな?
最近スランプです。
「凄いね……!?」
「この町ってこんな感じじゃなかったのに!?」
「凄いですね……」
「凄い、凄いっ!! お兄ちゃん。一緒に色々見て回ろうよっ!!」
ライ達が数日かけて町へ来てみると町は本人達の想像以上に賑わっていた。
ウォルティナ・サーエミルが代表となってからサーティナは次々に発展していって町の人々に活気が出てきたからだ。
……無論ライ達が知るよしも無いが。
「さて……と無事町へ着く事が出来たんだけどこれからどうしようかな?」
ライ達が本来入学していた日から既に何日も過ぎている。
つまり、入学の時期を逃しているのだ。
恐らく今から行っても入学をさせてはもらえないだろう。
「? それはどういう事ですか?」
マリナは首を傾げた。
ライは「ああーー!? そういえばマリナは知らないよね……」
と言いマリナに自分達の此処まで来た理由を事細かに説明した。
◇◇◇
「ああ、そう言う事でしたか。それなら問題ないかも知れません」
ライに説明をして貰ったマリナはライにそう言った。
「ん? どういう事?」
「あの学校は入学金さえ払っていればいつの時期でも入れるんですよ。私、彼処で授業を受けていた時有りましたし、あの学校意外と良心的ですから……今はどうか知れませんけどね」
マリナは淡々とした口調でライ達にそう言った。
「そうなんだ……ならよかった……」
ライはほっと胸を撫で下ろす。
「でも今はどうか分かりませんし、油断は禁物です。寮へ向かって見ませんか? 寮に入れて貰えたなら確実ですし」
「確かに……アルナ、ソディア、取り敢えずマリナの言う通りにして寮へ行こう、どちらにしろ泊まる所も必要だし、別に良いよね?」
「分かりました」「……分かった」
取り敢えずライ達は寮へ向かう事となった。
作者の技量不足ですみません……




