何なの・・かな?
「バルバトスがやられたか……」
暗闇の中そんな声が響いていく……。
また暗闇の中には何者か二人の影が見えていた。
「あいつは頭が良いだけに良く油断をする……当然の結果だと思うが?」
別の声が暗闇に響いていく。
「そうかも知れないがあいつは我々の一人だ、奴はまだ死んではいないが……」
そこで声は途絶える。
どうやら口を閉ざした様だ。
「……殺しに行かなければならないな。我々の一人ががたかが人間一人にやられる等、有り得てはならぬ事だ」
「……しかし奴はまだ生かさないとならないぞ。あの計画を実行するにはまだ奴は必要だ」
「別に構わぬ。亡骸さえ有れば幾らでも方法は有るからな」
「……」
「我々は必ずやあの計画を成就させる。そしてあの方をこの世の王に君臨させるのだ。しかし我々の一人が人間に負けた等と言う事実はいらぬ」
「……分かった我が回収に行こう」
「人間の方は放っておけ。油断していたとは言え我々の一人を倒したのだ。戦えば間違いなく苦戦は強いられる事になる」
「……«テレポート»」
影の一つが暗闇から消えた。
「……もうすぐなのだ。後は奴さえ目覚めれば我々の計画は成就する……」
暗闇の中そんな声が誰にも聞かれる事無く響いた。
短いですね。
これはどう引っ張れば良かったのでしょう?
後、これもう彼らは誰かわかる人には分かってしまいますね。




