進化した魔獣・・かな?
「行かせてもらうよ!! 生憎僕は皆を待たせているんでね!!」
そう言い、僕は竜化する。
『GAAAA!!!!????』
僕の竜化に警戒し出したのか僕の目の前に居るグレムリン達が吠え出した。
直ぐ黙らせるけどね。
「メサイア、«デス・エンド»」
僕はメサイア状態になり、メサイアの力の一つ、死の力を発動させた。
グレムリン達の目の前に漆黒の刃が現れ、グレムリン達を切り裂いていく。
「GAAAA!!????」
グレムリンは早くも一匹に成った。
案外呆気ないな。
まあそれだけ竜化とメサイアの力が強大何だろうね。
「これで最後だよ、«デス・エンド»」
僕は最後に残った一体を絶命させようと再び«デス・エンド»を発動させるが――
「なっ!? またアレか!?」
当たる寸前に«デス・エンド»は弾かれ、最後に残ったグレムリンに黒い霧の様な物が掛かる。
これはまたアレが始まるという事だろう。
「オレハ、オレハイッタイ!?」
黒い霧が晴れ、中から出てきたのは先程までの出来損ないの様な怪物ではなく、黒い魔人の様な姿だった。
「!?ッオマエハ、コロス、コロス、コロス、コロス、コロス、コロス、コロス、コロス、コロス、コロス、コロス、コロス、コロス、コロス、コロス、コロス、コロス、コロス、コロス、コロス、コロス、コロスス、コロス、コロス、コロス、コロス、コロス、コロス、コロス、コロス、コロス、コロス、コロス、コロス、コロス、コロス、コロス、コロスゥウウウ!!、コロスゥウウウ、コロスッ!!」
どうやら知性は上がった様だが僕を殺しに来るのは変わらない様だ。
だが力は桁違いに上がっている。
それは感覚で感じられる、一気に倒した方が良さそうだ。
「ルシフェル、«明星の天炎»」
僕は更にルシフェルを発動させ、現段階での最強の攻撃を叩き込んだ。




