決着・・かな?
「GAAAAA!!!!! 」突然グレムリンだった物の口に黒い光が集まり始める。
「何か来るッ!!」僕は即座に防御の体勢に入り、グレムリンだった物の攻撃に備える。
「GAAAAA!!!!! 」グレムリンだった物の口に集まった光は徐々に溢れていき、グレムリンだった物の咆哮と同時にその黒い光は光線として放たれた。
「な!? 」黒い光線はその圧倒的な火力で地面をえぐり取っていく――不味いな、人間の姿じゃ耐えられそうに無い――本当はアルナがいるから使いたく無かったけど使うしかないか――僕は己の持つ現時点での最強の力を使う事を決意する。
アザトート
僕はこの力を使う事にした。
黒い光線が僕の所に来た、だかアザトートの前では只の石以下だこれくらい防ぐ事はどうって事無い。
「GA???GAAAAA!????」どうやら先程の攻撃で僕を殺せるとでも思っていたのだろう、今の奴は隙だらけ……ならあれを使って一気に仕留める!!
僕は混乱しているグレムリンだった物の背後に周り――
「アグネヤストラ!!貫け!!燃やし尽くせ、インティ、焼き尽くせ!!バハムート!! 」どれもこの前の夢から覚めた後に何故か僕の記憶に存在していた魔法だ……恐らくあの竜帝と炎神が覚えていた技何だろう……やっぱり只の夢では無いとは思っていたけどその夢が僕に勝機を与える事になるとはね……て言うか今考えると人の夢に勝手に干渉して良いものなの?……いや魔法を覚えさせてくれたから今回は良いという事としよう、うん……気にしちゃ負けだ。
「GAAAAAAA!???? 」圧倒的な火力を持つ炎の大技三つを同時に使った攻撃だ、これで死んでいなかったら竜化やメサイアを使わないときつくなる、頼むからこれで沈んでくれよ……しかし――
「GAAAAA!!?? 」奴は生きていた……かなりぼろぼろにはなっているが奴はそれでもお構い無しに咆哮を上げている……まるで痛み等感じていないかの様に…………
「しょうがない……もう竜化するしか奴を倒す方法は……!?」無いと言おうとした時だった、グレムリンだった物の体が突然砂となり消えてゆく、先程の様な咆哮もなく、ただグレムリンだった物が砂なりく消えてゆく……
やがてグレムリンだった物は完全に消え去り、辺りに奴が残していったのは奴がえぐり取っていった地面の後だけとなった……いや残っているのはこれだけじゃ無いなこれと――
そう僕はグレムリンだった物に勝った・・という事実だ。
短くてすみません・・テスト前なんで




