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奇襲・・かな?

コーシン

  「くっこいつら強いな!!ッ」現在僕はゴブリン五匹と戦っている、このゴブリン達が街に向かって森を走っていた僕達を襲って来たからだ。ただのゴブリン達なら良かったのだけれどこいつらは強くて、今までこの魔力車を狙ってきた奴らの中でもダントツで強いッ!! まず、連携が上手い、通常ゴブリンは集団行動だが知能が低いせいで連携は全くして来ないのだがこのゴブリンは普通にしてくる為、普通のゴブリンとの戦い方じゃ勝てない、しかも強さがこのゴブリン達の場合異常なレベルで高いこのゴブリン達だけでも弱いドラゴン一体くらいなら狩れそうな気がする。


  「キシャヤヤヤ!!」

 ゴブリンの一体が火の玉を撃ってきた。

  「なッ!?」僕は慌てて、それを回避した。

  正直、ひやひやした、普通ゴブリンは魔法を撃ってこない、たまにそういう個体もいるがこいつらは見た目からして違う、なのに魔法を使ってきた、これはどういう事だろうか?。


「キシャッヤ!!」ゴブリンの一体が剣を降り下ろしてきた、僕はそれを左に跳ぶ事で回避する。


  はっきり言って置くと今、結構ヤバい、ソディアとアルナは寝ている疲れたんだろう起こす訳にはいかない、竜化や上級の魔法はここ結構街に近いから街の人々に見られる訳にはいかない、つまり僕は今、剣術と下級魔法だけで戦っている、体力的にはまだ大丈夫だけど余り時間を掛けたくは無い、どうすれば良い? 答えは簡単だ余り使いたくは無いけどあれを使うしかない


  僕は覚悟を決め、右手に魔力を込める。

「 来いッ!!ブリューラク!!」僕の右手から突然剣が出てくる、僕はグレンダルを左手に持ち、「双竜演舞!! 」二刀流ならではの技を繰り出した。

 

  「キッシヤャヤヤヤ!!」


 断末魔の声を上げゴブリンの一体が倒れる。後のゴブリン達はどうやら避けた様だ、傷一つ付いていなかった。


「なら、これで終わりだ!! 神々の竜巻!!」

 僕は二つの剣の魔力を使い、小型の超強力な竜巻を生み出した。

「ギシヤャヤヤ!? 」

 四匹のゴブリンは竜巻を避けられずまともに喰らって、絶命した。

 しかし何だったのだろうか?

  あの強力なゴブリン達は?はっきり言って、あれはゴブリンの上位種のオーガを軽く越える強さだった。

  まあ何にしろここら辺に何かが起きている可能性はある、しばらく警戒して置かないと。



  実はこれ王の仕掛けた竜人捕獲作戦の為に改造されたゴブリンだったのだがライがそれを知る事は無く、この後出てきたモンスターは当然弱かったので、ライはかなり困惑していた。

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