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色々不味い展開・・かな?

更新です

 


 ――「ちょっと待って下さい」


  ソディアの言葉に少し眉間にしわを寄せた父様

  「なんだ?」


「 ……目的は何ですか?」

  目的?目的は父様言ってたじゃないか


「……先程説明した通りだが?」


  「とぼけないで下さい!!」

  いきなり声を荒くするソディア


  「確かに学園に入学させるそれも理由の一つでしょう、でもまだ何か隠してますよね!!」


 

 しばらく沈黙が流れ、重い空気になる。



「……ああもう一つ目的はある」

 重い口を開け父様はそう決して大きく無くでも良く通る声でそう言った。


「実は貴族から、お前達に結婚の申し出をしてくる者が多数居てな、俺達も一応貴族だ、格上の貴族には逆らえない、そこで結婚は出来ないが同じ学園には通わせるという条件出し、何とか承諾を得た」


「なっ!? 僕達って結婚の申し出来てたんですか!?」

  驚きを隠せない僕。


  「結婚の申し出ですか…………私はご主人様と結婚します!」

  冷静だがその瞳には怒りが写っているソディア。



  「知らなかったのか? お前達は、貴族の中でも群を抜いて整った顔をしている、結婚の申し出が来ても当然だろ?」

  そう言い少し驚いている父様、て言うかソディアはスルー!?


「まあともかく学園に通う事は決まりだ 、今から部屋に戻り明日の準備をしてくれ、出発は明日の一時だ」


「はい!!」そう返事をし、僕達は父様の部屋から出た。


「ソディア」


「はい何でしょうか」

 相変わらず良い返事をする彼女


  「 ちょっとアルナの所に行くから先に準備して置いてくれ!!」


「分かりました」

  僕はソディアが返事を聞き、直ぐにアルナの部屋へと向かった。



 ――コンコン、僕はアルナの部屋の扉にノックをしながら「アルナ、居る?」と部屋に居るのか確認する


 ――ガチャと音がして直ぐに「兄様~!!」そう言い抱きつき頬をすりすりしてくるアルナ

「やめろ、アルナ今日は大事な事伝えに来たんだ」


  そう言いアルナを引き剥がす僕、アルナの容姿は背が低くて茶色で長い髪、整った顔でだから余り抱き付かれたりすると少し、ドキッとしてしまう。


「え~兄様のいじわる!!」

  そう言い彼女は頬を膨らませる。


「いじわるで良いから、用件を言うよ、学園に通う事になるから準備しといて明日の一時出発ね。じゃ!!」


  「ちょっ兄様!」とアルナが僕を呼ぶが

 

「もう用件を伝えたから!!」と言い、急いで僕は自分の部屋にへ明日の準備をしに向かった。











 

 ――――「 ふう~やっと準備が終わった~」僕はかなりの時間を費やし準備を終えた。


  ふと時間を見てみると既にいつもの就寝時間を過ぎていた。


「おっともういつもの寝る時間を過ぎてる、寝よう」


 そう言い ベッドに潜りこむ僕。


「せめて、楽しい学園生活になります様に……」


  そう呟き、僕は明日に備えて寝る事にした。

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