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A.U.R.A. The revision  作者: 貴志真 夕
ACT.1 イカロスの天使
3/30

チャンシズ・ア・ラストダイアリー(2)

 体育を見学、現代社会を睡眠学習にてやり過ごすという方法で、枢はその日一日を乗り切った。

 別にやる気がないわけではないのだ。どうしても眠くなってしまう。別に生活に退屈な訳ではないのだ。

 飽きている、というよりは――世界から目を背けている。そんな方向に近い。

 とはいえ、今の枢には眠気などはなかった。騒がしいBGMの中、枢は冬夜と共にゲームセンターにて音楽ゲームをやっていた。

 鍵盤のように並べられているボタンをタイミングよく押すゲーム。滝の様に落ちてくるボタン指示の表示を、二人は必死に対応していた。

 ばしばしばしばし――!

 音楽に負けないくらいのボタン連射音が鳴っている。

 “GOOD!”や“PERFECT!”と言った文字が散乱していた画面は、音楽が終了したと同時に、静まり出す。二人は互いに表示されていた得点を見。


「いよぉ~~~し!」


「ぬぉ~~~~~!」


 数分後、三曲分やり終えた二人はそれぞれの反応をした。

 枢はガッツポーズをし、冬夜は頭を抱えしゃがみ込んだ。


「じゃあ、冬夜。来週は学食で奢ってもらうからね。もちろんラーメンの大盛りだよ? 味噌にしようか醤油にしようか悩むな……あ、でもトッピングでコーンは欲しいなぁ。いやむしろ日替わり定食も……」


「うぉぉぉ……俺の小遣いがぁ~……」


 頭を抱え、膝を折って冬夜は苦悩する。その様子に枢は思わず笑ってしまう。視線を移せば、少し離れた所にいた美沙都も笑っていた。

 高校に入ってから、お互いに予定が入るようになった為あまり出来なくなったものの、こういう光景は珍しくはなかった。

 冬夜は言わずもがな、所属している弓道部に精を出しているから。

 容姿が良いことはその端正な顔立ちを見た人間皆納得し、面倒見の良い性格は後輩から好かれ、また弓道の実力が備わっているのだからもうてんてこ舞いらしい。毎日ひっきりなしに後輩が弓道を教わりに来ているようだ。

 しかも男女比率3対7。だからたまに、同学年及び上級生で同性の部員にどつかれているらしい。枢もそれに正直参加したかった。

 天は二物を与えないのではないか、と詰問したくなる。

 美沙都は毎日、家事を母親の代わりに行っている。

 父親は小学校に上がるか上がらないかで、交通事故で亡くしてしまい、現在は母子家庭。だから今は母親一人で美沙都を養う為に仕事をしている。

 年を重ねるごとに仕事が増えている――それは出世に近づいているということなので一応は喜ぶべきことなのだが――らしく、なかなか家事をしている暇がないので、今では全面的に美沙都が受け持っている。

 それもあって、美沙都の料理の実力というのはかなりのものだった。特にお菓子作りに関しては磨きが掛かっていて、昔からよくお世話になっていた。

 ――そう、だから、枢は常日頃から彼女には感謝の念を抱いている。そんな状況下で、自分は彼女に多大な世話を掛けてしまったのだと。

 更に言えば、美沙都も男女共々人気があった。

 少し姉御気質なところがあるせいか、人の手伝いをすることが多かった。

 高校に入ってから既に結構なアプローチがあったと聞くが、不思議と浮ついた噂は聞かなかった。まあ、そんな噂が流れるようなことがあれば、幼なじみ二人と街を歩くなんて言う事もしないだろう。

 そんな彼らに囲まれている自分は、酷く凡才だと枢は思っている。

 劣等感を抱いているという程大げさではないが、まあだから、そこはあまり気にしないことにするのが吉。

 50円の筐体達に対し、実に五百円まで使ってからゲームセンターの外へと出ると、もう既に日が沈んでいた。二時間以上はいたらしい。遊んでいると時間が経つのが早い事を枢は痛感した。

 じゃあな――。そう言って三人は、というより、枢は二人と別れた。

 悲しい事に、凡そゲームセンターを中心に、互いが反対の位置になるように各々の家はあるのだ。だから枢は寒空の下一人で歩かなければならない。

 腕を捲り、腕時計を見れば時刻は六時過ぎ。冬の季節では、この時間帯でも日は傾いてしまっている。

 時間的には、丁度良い頃あいだ。

 今から歩けば、バスが来る時間の数分前には停留所に着くだろう。よし、と顔を上げ、枢は歩き始めた。――自分の妹がいる病院へと。

 そうして数分歩いて数分でバス停で待ち、やがて到着したバスに枢は乗り込んだ。

 人気のないバスの中、後部の座席へと枢は座った。窓を見る。揺られながら、眼の前に広がる景色に枢が思う事は今いるこの街の脆さだった。

 コンクリートで敷き詰められた灰色の道。

 そこを歩く悲喜交々の人達。人工石を貫き、地中深くに穴を掘り、そこを土台に連なる建造物。その中に住まう、或いはその中で日の半数ほど過ごす人々。

 首に巻いたマフラーに口を鎮め、街を眺める。雪は降っていなかった。でも空を見上げれば、今日の朝とは違い雲で覆われていた。まるで街を映す鏡のように、灰色が広がっている。

 何処か街の雰囲気が暗く感じるのは、きっと自分だけなのだろう。

 警察と軍をはじめとする人員が街では眼を光らせている。建造物には防犯センサーが、或いは治安維持組織に繋がるホットラインを持っている。

 だが、それは強固な守りとはお世辞にも言えないだろう。しかしすでに生活の水準が“其れ”になってしまった今では、それで皆安心してしまう。


「…………」


 家や団地を挟んで向こう、流れる景色の奥に、巨大なヒトが佇んでいた。鉄の塊。鋼鉄の巨人。自動車でも何でもない、それは紛れもない、アウラ。

 けれど皆既に、そんなものが存在していることに違和感はない。

 日本全国に散らばる軍基地のお陰で、或いはそのせいで、それが当り前の世界となってしまっている。むしろ子供がはしゃぐくらいだ、まるでパトカーや消防車を見るように。

 元々日本は軍隊と密接だった。元来軍事国家であったことや、海外の軍隊が駐在している点を見れば瞭然としている。

 憲法解釈の問題で、嘗ての自衛隊も違憲を実際は侵しているのではないかという程の“軍隊活動もどき”も行って来た。

 元々憲法は一度死に、再び施行された後も、軍隊を設立出来る土台は随所に見られた。あとは憲法改正に伴う反対人員の問題だけになる。

 だがそんなものは、自分達に火が回れば、手の平を返したように何も言わなくなってしまう。それは既に数十年前に立証された。

 ……ある意味では、今更なのだろう。そして国民の主体性のなさも、そのメリットかデメリットか分からない順応性に繋がってしまっている。

 徴兵制がないことが幸いか。逆にそれが無くとも軍隊が成り立つということも恐ろしいことだが。

 あの灰色のアウラが、ここで不意に戦闘行動を取り出したら一体どうなるだろう。

 同胞に鎮圧されるか。一機だけならそうだろう。

 では二機になると? 三機になると? その数は増えるに従って、その数の何乗もの危険性を増していく。

 少なくとも、五機になれば被害は甚大だ。町一つは廃墟と化すだろう。銃弾が撒き散らされ、爆発が人も人工建造物も巻き込み、過去の自然災害を思わせる血と瓦礫の様相を浮かび上がらせるだろう。

 だが、それを意識している人間が一体何人いるのだろうか。

 ヒトは優秀な頭脳を持ちながらも、やはり愚かな生き物だった。

 群としての学習能力は高いくせに、個々の学習能力は極めて低い。それは“喉元過ぎれば熱さを忘れる”という諺があるように、数か月も経てば殆んど忘れ、精々“そんなこともあったね”なんて言う程度に収まってしまう。

 流石に、その“熱さ”の当事者は違う。

 だが、その“熱さ”を間接的に知った人間はどうだろう。

 例えば、テレビだ。いや、新聞でもラジオでもネットでも構わない。とにかく直接ではなく間接的にその“熱さ”を目の当たりにした人間はどうなるか。

 例え災害だろうと、例え交通事故だろうと、例え――テロでも、だ。

 ここの近所に限っては離れているから大丈夫。ここは山が少ないから大丈夫。ここは都心ではないから狙われることなんてありえない。

 そんな考えを自分の中で作り上げて、飽くまで他人事として済ませてしまう。

 テレビやインターネットの普及で、世界中の事件が即座に手に取るように分かるような時代になった。

 情報化社会。素晴らしいのだろう。人類の英知の末なのだろう。

 だが、それらメディアのお陰で、見る者へ危機感というものを薄れさせてしまっている。

 所詮はモニター越しの自分にとっては非現実。或いは、数が多すぎてそんなことが起こっているのが当たり前だと思ってしまう。

 そして初めて、自分の身に“熱さ”を感じて怯えを覚える。


「…………」


 枢も、そんな人間の内の一人だった。

 こんなことを思えば、いつも膝の関節が痛む。僅かに電気を流したような、断続的な痛み。それが七年経った今でも、枢を尚苦しめていた。

 運転手の目的地を告げる声を聞いて、枢は慌てて立ち上がった。立っている乗客を縫うようにして、バスを降りた。

 バス停に立ち、バスが走り去る音を聞きながら、枢は目の前にある巨大な建物を見上げる。

 デザインは白く清潔な印象。威圧感を与えないよう考慮された上で、目立つように大きさを調整された高さ。

 枢が住む市の最も大きい病院である中央病院。それが道路を挟んで建っていた。



   ――



「あら? こんにちは――ああいや、こんばんは、かな、枢君。今日は遅かったのね」


 ベッドメイクを終え、最後に掛け布団も掛け終えた看護士は病室を訪れた枢に微笑みかけた。

 枢は看護士の言葉に目を時計に向けるが、なるほど、既に七時前。いつもは授業を終えて直帰で来る自分にしては珍しい時間帯であることが納得いった。


「こんばんは。今日は少し、友人と遊んでいまして」


「そう。……でも良かったわ。枢君、元気になったみたいで」


「……それ、なんか今日の朝も別の人から言われたんですけど。僕、そんなにですかね?」


「ええ。そんなによ。結衣ちゃんが入院して、初めて君が訪れた時はびっくりしたわ。……私たちってさ、職業柄、色んな人を見てしまうじゃない? なんかね、君の目が……重なっちゃったのよ」


 色々伏せられた言葉だが、枢には言いたいことは何となく理解出来ていた。可能な範囲でその頃のことを思い出してみれば、確かに、いつ死んでも良いと思っていた。


「でも、僕はもうそんな気はありませんから安心して下さい。僕はここまで来るのに、沢山の人に助けられて来ました。本当に感謝しています。だから、そんな人たちの気持ちを裏切るようなことはしたくありませんし、何より――」


 目の前に眠る妹にもう一度笑い掛けたい。枢は自分の手の平を見つめ、強くそう思う。


「そうよ。結衣ちゃんは絶対、目を覚ますから。そうしたら、枢君、君が一番彼女に何かをしてあげられるんだから」


「……はい」


 看護士は枢の言葉に満足し、また笑顔を見せた。


「それじゃ、まだ仕事残ってるから、失礼するわね」


「はい、お疲れ様です」


 看護士がスーツの入ったカートを押しながら病室を去るのを見送ってから、ベッド近くに置かれたパイプ椅子に腰かけた。

 扉が閉まることで、この病室は沈黙に満たされる。防音性が高められている上に、この病室は個人部屋だ。

 沈黙の中ではこの病室の白さが、結衣の白い肌と錯綜させて何故か痛々しい。そんな悲痛な静寂の中、結衣の深い呼吸だけが響いていた。

 枢はそっと、眠っている結衣の手を握った。暖かかった。柔らかくて、脈も感じる。手だけではない。

 穏やかに眠る表情も綺麗で――とても七年間眠り続けているなんて思えなかった。


「…………っ」


 不意に涙が込み上げてきたが、それを必死に抑え、制服の袖で乱暴にぬぐった。結衣の前では、泣きたくなかった。

 そのまま、ただただ結衣の顔を見て、髪を撫で、手を握るだけで一時間を過ごし、枢は病院を後にした。持ってきた一輪の花を、唯一の肉親の為に残して。



     /



 七年前、日本ではあるテロが起きた。

 俗に、“ヘルズタワー事件”。実に百階建てという高さを誇る円状のタワーで起こった事件だった。

 事件の名前はヘヴンズタワーという建造物の名称を皮肉した、嫌な命名だ。

 恐らく、日本で初めて起こったアウラによる犯罪だろう。数十機ものアウラが、アスファルトの上を滑走し、巨大な鉛玉を辺りに撒き散らし、回りを廃墟にしていく地獄絵図がそこでは展開されていた。

 死者の数は膨大なものだった。……いや、死者の数とは、その日ヘヴンズタワーに居た人数と近似できる人数だった。

 故に、確認された生存者は枢の両手に収まるほどしかいない。

 そして勿論、そんな状況では死体なんてまともに発見されれば“運が良い”のだ。死体が出ず、かといって生存確認がされていない“行方不明者”など、数えるのも馬鹿馬鹿しくなるほどに存在していた。


「お帰りなさい、枢君」


 茜もその事件で弟を喪った。遺体が見つかったかどうかは、枢はよく知らなかった。


「ただいま、茜さん」


 だから茜は、枢と自身の弟を重ねていた。


「すみません、遅くなってしまって」


「ううん、たまには良いじゃない。むしろ枢君は、もっと遊ぶべきよ」


 修学旅行中だったという。

 都心から離れたこの町から、東京へと訪れた。そして待ちに待った自由時間。予めホテルから遠出する予定だった茜の弟は、友達を引き連れて街を歩き回り――。


「あ、今日はシチューですか」


「うん。寒いからね。暖かいものが良いかな、って思って」


「そうですね。最近はもう、マフラーが手放せませんよ」


 丁度枢より二歳年上で、茜より二歳年下だという。それは生きていればの、話ではあるが。


「……もう十一月も終わりかぁ」


「……? どうしたんです?」


 近所でも評判の仲の良い姉弟だったそうだ。

 年頃になっても、姉は弟を邪険にしたりなどせず、年頃になっても弟は姉をうざったがらない。それは両親共働きで、二人が家事を手伝う必要があったという環境から、なのかも知れない。

 それでも、喧嘩もせずに二人仲が良い、そんな関係が続くということは素晴らしいことで、枢にとっては羨ましいことだった。

 ただ、その弟はもういない。


「いやぁ、来月はクリスマスだなぁ、なんて思ってね」


「あー……。あー、まあ、そうですね、うん」


「さて。枢君は今年も一人なのかな?」


「ぬ」


「ふふん、まあまあ、仕方ないよね」


「……その台詞、そっくり茜さんに返してやりますよ」


「あ! この、生意気な。――まあ、良いわ。ほら、手を洗って来なさい」


「あはは、了解しました」


 茜は弟の話を枢にあまりしなかった。

 それは弟のことはもう忘れてしまいたいなんてことを思っているからなのか、それとも妹が意識不明という枢のことを気遣ってなのか、それはよく分からない。

 だけど、あまり話をしてはくれなくても、枢の心には印象深く残っていた。

 そして思う。もしも結衣があの頃のまま成長していたら、自分たちは仲の良い兄妹だったのだろうかと。

 彼女の姉弟のように、ずっと仲が良いとはいかないかも知れない。喧嘩もするかも知れない。絶交だ、なんて言うかも知れない。

 でも、それでも、そんなこと言ったとしても、決して自分は妹を嫌うなんてことはいないだろう。

 そう、“今”、護れなかった妹に対して確信する。

 枢が引っ越してから数週間後に知ったことではあるのだが、五年前、茜は高校生でありながら一人暮らしを既にしていた。

 引越しの挨拶、ということで枢が茜の部屋へと訪れた際には、驚いた顔をした。そしてその何日か経った後、エレベーターで一緒になった枢は家族について聞かれ、正直に話した。その時の茜の顔も印象的だった。

 以来、枢は茜にちょくちょく招かれるようになった。

 初めは食事を何回かし、ある程度親しくなれば勉強の面倒すらお世話になるようになった。

 その何回目かの食事の時に、ふと、枢は茜に尋ね、弟のことを知った。

 大好きだった弟が死んだ。それ以来家にいるのが辛い。そして君は、何処となく弟に似ている、と。

 そう言われたのが丁度枢が小学六年生だった時であり、小学六年生とは茜の弟が死んでしまった歳でもあった。

 同じだと、枢も感じた。


「ねえねえ、枢君、本当にクリスマスに過ごす人、いないの?」


「いませんよ、そんな人」


「えー、うっそだー」


「ホントですよ」


「だってさ、あの子、美沙都ちゃんは?」


「なんで美沙都が出てくるんです?」


「なんでって、だって美沙都ちゃんはツンデ――」


「ないです。美沙都とは小学校からの付き合いなんですよ? お互いそういう感情は有り得ないですって」


「えぇー?」


「ホントです。昔はよく家に泊まりに来てたんですから。お風呂だって一緒に入った記憶すらありますよ」


「お風呂!」


「だから、有り得ません。まあ勿論、美沙都は色々気を遣ってくれてるから、凄く感謝してますけど、そういう感情とは無縁ですよ」


「はぁ……いやまあ、あんまり面識がないから私も強く言えないけど……ふーん?」


「茜さんこそ、どうなんですか。サークルとか、飲み会とかで良い男の人居なかったんですか?」


「え!? あ、私? 私はねぇ……ふっふ、私と釣り合う良い男なんてそうそういないのだよ」


「何を言ってんですか……」


「まあ冗談は置いといて。正直なところね、今はどうでも良いかな、って思ってるのよ」


「それ、五年前から言ってません?」


「ぐ……。君だって、人のこと言えないでしょう」


「……今はどうでも良いかな、って思ってるんですよ」


「五年前から言ってるじゃない! ……いやまあ、あれだね。また今年もお互いフリーなら、例年通り、独り身同士寂しくささやかにクリスマスパーティを開こうじゃありませんか」


「……そうですね。寂しく」


 言いながら、枢の頭の中では何処でケーキを買おうか、何てことを思い始めていた。

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