おはようの挨拶
思い付きで書いてます
ふわふわする…
そんな感覚の中、俺は目を開けると血まみれの女がいた
「おはようございます、ハルさん、いい夢は見れましたか?」
そんな暢気なことを言ってくる血まみれの女
いやまて、お前はさっき俺を殴り殺したよな?
「やぁ、おはようアイリ、最悪な夢を見た気分だよ」
この血まみれ女......アイリは一応俺の知り合いだ
知り合いというよりは俺と同じパーティーメンバーだ
どうやら今俺はアイリに膝枕してもらってるようだ
「そうですか…でも私は最高の気分です!だってハルさんを膝枕できてるんですから」
うっとりした顔でそんなことを言ってくるアイリ
なにこいつは人を殺しといてそんな顔ができるのか、倫理観はどうなってんだ
......人を殺すやつ倫理観なんてねぇわな
「てかアイリさんさ、毎回毎回俺を撲殺するのはやめてくれない?」
「むぅ、嫌ですよ、だって朝から私が一度殺して蘇生させたら、それってハルさんの体内が私の魔力で満たされるってことじゃないですか?それってハルさんの中には私しかいないってことじゃないですか?つまりハルさんの中に私しか居ないってことじゃないですか?それって素晴らしいことだと思いませんか?」
相変わらず言ってることが何一つも理解できない
頭のねじをこいつはどこで落としてきたんだ?
そして俺を蘇生させた蘇生魔法、これは大変高度な魔法であって、一般的な魔法使いが使えるものじゃない
そしてアイリは一般的な魔法使いじゃない、聖女だ
ただし、俺が住んでるこの国にはそれはもう立派な聖女様がいらっしゃる
んじゃこいつは何者なとかというと、別の神の聖女である
俺も詳しくはよくわかんないが、聖女といわれる女性は神の数いるらしい
そしてアイリを聖女にした神はすっごく知名度が低い神らしく
神本人も、別に信者を増やそうなんて気はさらさらないらしい
とりあえず聖女だけいれば何とかなるらしいからアイリを聖女にしたらしい
その適当な神のせいで俺は毎度毎度殺される羽目になってるのだ
なんて理不尽
俺はそんな理不尽な気持ちをぶつけるために、今日も中指を空に向けるのであった
本当に無計画で書いてるので意味がわからないところがあっても気にしないで下さい