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隕石

はじめまして

ぺこたと申します。


初めて書く小説が近未来恋愛小説となります。

ちょっとずつ連載していけたらと思います!


カクヨムでも連載してます。

よろしくお願いします。

「あ」


私は思わず声を出す。いや、誰でも出すと思う。

だって、私の真上には巨大な隕石が迫っていたから。


こんなに近づいていたのに気づかないのは私の落ち度だと思う。だけど仕方ない。好きなアーティストの音楽を爆音で聴いてきたんだもん。

たしかに地響き凄いなとは思ったけど。

ママもおっとりしているから、どこかで工事でもしてるのかしら?なんて言いながら卵焼きを作ってくれた。


『行って来まーす』


そう言って私が玄関を開けて外へ出た瞬間。



空は暗く、そして紅に染まっていた。


ゴゴゴゴなんて雷も目じゃないほどの轟音は、視覚するとようやく分かる。

あ、これはやばい。

世界終わる。


そう思えるほどの光景だった。


周りの人たちはギャーギャーと聞いたこともない奇声を発し逃げ回る。ある人は家財道具を必死に車に詰めていた。

いやいやいや。

無理でしょ。

もう無理だよ。

逃げられないでしょ。


あーあ。ママのご飯、もっと食べたかったな。

カズキに告白しとけば良かったな。


こんな状況になると人は二つに分かれるんだと思う。

恐怖で理性を失い叫び出すか。

もしくは私のように、どこか現実を現実と捉えたくなくて全てを諦めるか。



(…あつい)


地球温暖化で暑いと喚いていたあの夏の日なんて目じゃないくらいの熱さが私に迫る。


(焼ける…。皮膚が焼ける…)


痛い痛い痛い痛い痛い…!!


周りは隕石のカケラがドカドカと落ちてきて火の海だ。

ママがいる私の家ももう原型を留めていない。


「あ」


私の頭に隕石が


落ちて……





ぐしゃ








この日私は死んだのだった。

ここから始まる

主人公のお話。

1話で死す!

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