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チィの名前はチヅルです
街の噴水広場でよく一緒に遊んでいる子供で集まってあるお店に行くことに決めたのです♪
それは昨日、わたし達の中で一番年長者のオレフ君がお父さんから面白い話を聞いたとかで話してくれたことが本当だったらやってみたいような話だったの!
「何でも屋さんって店に薬を見に親父が寄ったんだ!
そしたらそこのお店の子に魔法を使う為に必要なマナを満たす薬が置いてあるって聞いたんだってさ!
親父は微笑ましいって笑ってたけど魔法ってあれ、だよな!」
「それって!」「魔法って精霊様の!」
そう、お父さんが話してくれたような夢物語に出てくるあの魔法!
「魔王を倒せるくらい強くなれたら僕も・・」
普段静かなウーヅ君もわたしと同じでわくわくしちゃってるみたい♪
ということで早速何でも屋さんの場所を警備隊の人に聞きつつ行ってみることにしたんだ。
・・・。
お店にはちょっとお姉さんや同じような子がいて入りやすくてよかったんだ。 テトニーちゃんも同じでニコッとしたから安心して手を繋いでみんなに付いて行ったの!
そしたら、お金は少しだけど持ってるけど親の許可が必要とかでお母さんの怒る姿が浮かんでたんだ…
「(おとうさんお仕事から帰ってないよね…)」
無理だったらしょうがないけど怒られたくない・・けれど、どうしても魔法は使ってみたいから…
淡い期待を胸に家に帰ってきたけどやっぱりお母さんしかいなかった
「チィちゃん今日ははやかったのね?」
「おかあさん、あのね! チィ、魔法を使いたくて・・・親の許可がひつようなんだって…、それで、ちょっ・・ひぃ…!」
そのまま言われた通りに危険な力を扱うことを話そうとしたけどお母さんはものすごく目が怖くなってて体が震えてきちゃて話せなかった…
「どうしたのチィちゃん? ママは怖くないわよ? 「ちょっと・・」何かしら?」
「・・・」
喋らないとまた怒られるのに口が動かなくて、お母さんの顔も見れなかった…
「仕方ないわねぇ? どうせ、遊んでいるガキ共!、にそそのかされたのよね?
魔法なんて恥ずかしいお子ちゃまなことを言うわけないもんねぇ♪」
怖くてなんにも言えなかった。お父さんにお母さんを諭してもらってなんとか遊べてただけだから、これ以上に言ったらわたしは外に出られなくなっちゃう…
とみんなに戻れないことを謝り、喋れないことをいいことに黙っていようと決意したのに
「はぁ…やっぱり駄目ね! あの子たちはチィちゃんには相応しくないからハッキリ言わないといけないわね?」
「・・・え…」
「チィちゃん、そのお店に案内しなさい」
逆らうことができません… さっき謝ったことが出来ないことを謝ることしかできませんでした…
・・・。
お店に着くとみんなは来てて許可が貰えた(テトニーちゃん以外)みたいだったけど、それが確認出来ないくらいお母さんが友達を怒って離してしまいそうで怖かった!
「魔法なんて馬鹿らしい。 信じているのは小っちゃなお子ちゃまくらいでちゅよ♪」
やっぱりと暗い気持ちになった。頑張って何も変わらないように止めてみたけどそれが無理なのは知ってたの…
そんな真っ暗な中にいたら女の子が入ってきてお母さんにすごいことを言い返していた。
「(やめて…大きな声でおこられちゃうよ…)」
その子が怒られるのは絶対に嫌だったから止めたかったけどやっぱり体は動かなかった
え!?
そんな時、お母さんが急に静かになるとお店を出て行っちゃった! 付いて行くか悩んだらミリーが「大丈夫だよ、お母さんに魔法で落ち着いてもらうようにしただけだからね」と小さな声でわたしに言って頷いたら、怖いのが落ち着くまで持ち上げない抱っこみたいにしてくれたの!
知らない人なのにすごく温かくて怖くなかったからちょっとずつ落ち着いて謝られたんだ、謝るのはわたしの方なのにみんなも気にしてないのか笑ってくれて嬉しかった♪
家に帰ったらお母さんが普通にしてて悩みながら帰った挨拶をすると何もなかったかのようにいつものお母さんだったの。 夜にお父さんにマナについて話したら許可を貰えて一緒に来てくれるって!
不思議なのはそれからよく分からないことでの怒らることが無くなった。たまに怒られても自分でも駄目だと解ることだけになったからまだちょっと怖いけど話しやすくなったんだよ!
ありがとう、おねえちゃん♪
・・・。
お父さんがみんなと一緒にやっていいといってくれてから、おねえちゃんに五日に二回くらいで教えてもらっています。 テトニーちゃんも許可がもらえたみたいで嬉しい♪ テトニーちゃんのお母さんもたまーに来て教えてもらってるから(仲良しで)いいなぁって思っちゃった。
最初に走ったけどすぐに息苦しくなっちゃって不安だったけどみんなもそうだったんだって、ほっとしたの。でも、ユート君だけはすごかったってみんなが言ってた。
それから魔法の風さんの中でのが始まって普通に呼吸が出来るまでやるなんて、よく分からない練習だったけどやってみたらちょっと空気が足りないみたいな感じがして普通にまでの意味が分かったの。
少し経って、一番の友達のテトニーちゃんはおねえちゃんが用意してくれる場所で土いじりをよくするようになった、一緒にやりたいとおねえちゃんに言ってやらしてもらったこともあった。
「「この土の温かい場所に回りの土を寄せて山にして欲しい」って言われたの♪
こうやってね・・・出来た♪」
テトニーちゃんが手でさわさわと土を撫でていて何か反応したらそこに山と堀を作っていた。
見てたけど分からない。同じように土を触ってみたけど温っかくない
「わかんないよ?」
「んとね、温かいってより何かぶつかったかな?くらいに感じるんだよ」
もう一度撫でてみて落ちているのにぶつかるような感じを探してみたけど分からなかった。
そこへおねえちゃんが来てわたしとテトニーちゃんを綺麗にしてくれる。魔法ってすごいよね!
「うん、正解だよ♪ ここはもう少し広くて、こっちは意地悪で真ん中の無いこうなってたの」
「んー…? 分かりません」
「だんだんと出来るようになってくるよ♪ 難しくもしていきますけどね♪」
「はぁい!」
やっぱり土が「温かく」なっていたんだと思って、もう一度触ってみたけどやっぱり分からなかった。
「チィちゃん、そろそろ違うことやってみたいですか?」
「ううん、すぐにできないのはおねえちゃんが言ってたから大丈夫だよ♪ いつものお願いします!」
「ふふ♪ 分かりました」
まだ次の段階に入ってないチィだけど魔法を使えるようになりたいからこれからも諦めないでがんばります♪
「(おねえちゃんが大好きだから、頑張ってまたギュってしてもらうの♪)」




