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転移先がブラック過ぎたので帰ってきたらヌルゲーでした  作者: 他津哉
第六部『元勇者と七人のヒロイン達』
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第77話「いつの間にか俺のアイテムボックスの中に女の子がいた件」


「そう。あんたの罪。元勇者カイリ。自分がこの世界に来て変わったとは思わなかったのかしら~?」


「俺が変わっただと?」


 俺の力はあの世界にいた時と同じだ。そして夏休みを通して魔法も魔術もスキルも当時より充実している。強いて言えば英雄化を封じているが無くても今の俺なら勝てるはずだった。そんな疑問を持つ俺にポイズンは語り出した。




「王国で戦ったあんたは完璧だった。誰もが憧れる勇者、最強の象徴、人々の希望、そして誰にでも平等な人格者。本当に反吐が出る善意の塊でアタシにとっては最悪の相手だったわ」


 吐き捨てるように言うポイズンの顔は本当に忌々しい者を見る目つきで俺を睨みつけると話を続けた。


「そして、あんたに王国で戦った時にアタシの『悪意の鎧』は発動しなかった。あまりにも完璧な善、正義の心と周囲の希望を求める願いにアタシの最大の能力は発動することが出来なかった」


「つまり俺が善の心を失った……そう言う事なのか」


「残念ながら違うわ~。今のあんたは普通の人間で善意も悪意も持って生きている。つまりあんたは勇者から凡人に成り下がったのよ。クラスの王様ぁ~?」


 奴がニタニタして言葉を続けるが俺は思い知らされた。そして奴の力の仕組みを大体は理解していた。


「じゃあ俺が当時お前を倒せたのは……」


「多くの人々のために戦う善意の塊の勇者だからアタシを倒せた。でも今の普通の人間にまで堕ちたお前じゃあ……アタシは倒せない」


 それを証明するように俺の攻撃だけは奴へ届いていなかった。


「そろそろ気付いたんじゃないの~? 私の力の源……その正体。それはね……この世界の人間がお前に向ける負の感情そのものよ」


 俺に対する負の感情を奴は自分の力へと変えていた。人間が発する悪意と言う名の毒を供給され奴は力を行使していたのだ。魔力ではなく人の心のマイナスの感情が奴の力の根源だった。


「しかし、それならなぜ私の攻撃は通ったんだ。私は人並み以上に快利に欲情もするし、他の女に嫉妬もしているぞ」


 不意打ちのように慧花は炎と雷の上級魔法を叩きつけたが今度は無傷だった。ポイズンは慧花の魔法に対して自らの体の一部を液体化して魔法を迎撃していた。さっき無効化しなかったのは俺に見せつけるためだったのだろう。


「それは簡単よ。この悪意の鎧はアタシの世界の脅威にのみ発動する。そして対象に対する負の感情の大きさで構成されるのよん……つまりお嬢ちゃん。オメーじゃ脅威にならねえんだよおおおお!!」


「くっ、慧花!!」


 奴の反撃に対して浄化魔法と聖魔術を同時展開しつつ慧花に殺到する毒のブレスを浄化する。今の俺にはこれしか出来ない。俺の攻撃は全て封じられ奴の能力、いや違う、俺自身の醜い感情へのしっぺ返しによって封じられた。


「元勇者、あんた気付かなかったの~? クラスの人間なんて普通なら突っかかる度胸すらない弱い人間……普通の人間があんたと正面切って言い合いなんてしたら気迫だけで気絶するのよ~? いつから自分が普通の人間だと思っていたのかしら~」


「……クラスの連中もお前の仕込みかよ」


 今にして思えば俺がムキになっていたのも有るが、それ以上にクラスメイトは俺に攻撃的だった。あんなのシカトすれば良いのに執拗に絡んで来た。ただのウザ絡みだとか陽キャはこんなものだと勘違いしていた俺のミスだ。


「ええ、半年間タップリ染み込ませた人間の醜い悪意と言う名の究極の毒、アタシが魔王に望まれた能力は毒による生物への脅威以外にもう一つ。その役割は毒という現象で人心を惑わし操ること。悪意(どく)で世界を動かすことだったのよ~」


 毒で世界を動かすとか恐ろしいスケールで世界征服を考えていたのか魔王。こっちの世界でもあちらの世界でも倒して正解だった。そして今の話を聞いていて気付いたことがあった。それは奴への対抗策だ。


「まさか、じゃあ……その対抗策が過去の俺だったのか!?」


「その通りよん。アタシも驚いた。まさか人間性を捨て感情すら無くし正義の概念そのものになろうとする人間が存在するなんて思わなかった。だから言わせてもらうわ当時のあんたはドラゴンよりも化け物だった」


 その言葉でハッキリした。奴への対抗手段はもはや英雄化と因果律操作魔法を使うしかない。しかし戦闘で使えば制御不能な英雄化を使うのは危険過ぎる。つまりここから先は俺の判断次第、俺は敵の攻撃を浄化しながら考え込んでしまっていた。




「ポイズン。あなたの相手は勇者だけでは無い」


「そうよマリン!! やっちゃいなさい」


 そうは言うけどマリンもヤバそうなのよねステータス見ると魔力のゲージがもう半分より少し足りない状態。大技のブレスはあと二回が限界みたいだし、常時展開中の水の防壁も少しづつ弱くなってる。


「頑張れ~マリン姉さん」


「やっぱり最後は同族か……勇者はもう心が折れちゃったみたいだし~。先にあんたを倒すわ!! マリンドラゴン」


 快利の心は折れてない。これは断言できる。だってあの子が本当に絶望した顔を私は知っている。あんな顔をずっとさせていたと気付いたのは快利と関係が回復して少し経った日だった。


(そう、あの朝に私は自分のしていた行為が最低だと見せつけられたんだから)


 朝から隣の部屋の壁に耳を当てて盗み聞きしていた私は快利が錯乱しているのを聞いてすぐに部屋に向かった。絵梨花も同じで二人で部屋に入ると快利は憔悴した顔をして話せないと言った。あの顔は私が家で快利に罵詈雑言を浴びせていた時にしていた顔によく似ていたからだ。


(まさか瑠理香が死んでたなんてね……)


 もちろん瑠理香はその後に快利が全力で助けに行ったから無事だ。その経緯は本人から聞いている。それはもう幸せそうな顔して語っていたから嫌でも覚えている。あのヤンデレアイドルめ思い出しても腹立つわ。

 だから知っている。快利が本当に絶望した顔はこんなもんじゃない。あれはまだ何か考えている顔で、なら私がやることは一つ。


(今度こそ快利を最後まで信じ切ってみせる。姉としても一人の女としてもね)


「ご主人様。私も一発なら撃てますしマリン姉さんの援護をします」


 グラスが顔だけ出して眼前の戦闘を見るが私は即座にダメだと判断した。


「ダメよ。あんたが大きくなってブレス撃ってもあの毒には通じない可能性が高い。あんたも植物の毒を使うから敵がパワーアップするかもしれないでしょ?」


 よくあるRPGでは相性対決やら同属性は吸収とか回復とか有りそうなのよね。しかも今度のドラゴンは頭脳派だ。ウザいけど頭はキレるから厄介だ。


「ご主人様が正論を……でも、このままじゃ弟殿が……」


「大丈夫よ快利は強い……どっかの勘違いした女に五年以上イジメられてもその相手を本気で助けようとするくらいには強い子なのよ。だから大丈夫」


 それに快利を信じて待っている女は私一人じゃないのよ毒吐きドラゴン。あの子が無意識に作った天然ハーレムを舐めるんじゃない。現に私の同級生が動いている。今回はその役目は譲ってあげるわケイ。




「快利、今の内に回復をする」


「あ、ああ……助かる」


「何か策は? 無いなら最後に抱いてくれるかい?」


 目の前の慧花は昔一緒に戦場を駆けた時のケニーの顔に戻っていた。冷静で俺を定期的におちょくる余裕の有った戦友だった。


「ったく寝言は寝て言え。あれを……英雄化を使おうと思う。だからお前も結界内に入れ。構わないな」


「それは嫌だね。私は君の劣化能力持ちだよ? 勇者のスペアなんだからさ」


 当初その呼ばれ方は逆だった。召喚されてすぐは第三王子の予備とか人柱などと言われていた。しかし俺が王国で活躍していく中でそれは逆転して行った。本人は政務に集中できると笑っていたが内心はどうだったのだろうか。


「俺は一度もそう思った事はねえからな。ケニーは、ケーニッヒは異世界で出来た初めての友達で……それで間違えて一目惚れした男だから。スペアなんて思う余裕なんて無かったよ」


「そう言えば懐かしいね髪の長さと私の顔を見て女だと勘違いしたんだっけ。今はどうかな? 少しは女らしくなったかな」


 嫌ってほどに綺麗なんだよ昔から。しかも今は体まで完全に女だし、反則なんだよ毎回お前は……。


「ああ。今のお前は女だよ慧花はさ……だから無理はさせられない」


「良い女というのはここ一番で体を張るものさ。手伝わせて欲しい快利」


「だけど危険過ぎる……もしミスって巻き込んだら」


 そんな俺達の会話に割って入る音声がスマホから聞こえた。準備に入ると言った切り完全に通信を断っていたガイドだった。


『いいえ。手伝って頂きましょう勇者カイリ。あなたを英雄にする準備は整いました。まだ不完全ですが可能です。しかし発動まで隙が出来ますので慧花様にはその時間を稼いで頂きたいのです』


「承知した。快利、万が一の時は助けに来てくれると嬉しいかな」


「命に代えても助ける。友よ……」


 俺は向こうの世界の時と同じく握手をした後にハグをした。そして離れる瞬間に慧花の手が触れた。


「では、聖剣を借りるぞ快利。久しぶりに暴れてくる」


『慧花様……ご武運を……』


 俺の手から聖剣を奪うように取ると慧花は転移魔術で奴に突っ込んで行った。恐らくは体全体にバフ系の魔法をかけた上で聖剣を使用している。本来なら俺より上手く使えるはずだ。あれは元は王家の者が使った伝説の装備で俺は借りていただけだ。そして俺はガイドの指示に従い準備を始めていく、慧花の無事を祈りながら。




 久しぶりの聖剣は少しの拒絶感が有ったがすぐ慣れた。相変わらず人を選ぶようで王家で扱えるのは私のみだ。だから私は第三王子ながら重宝されていた。

 別に王や他の兄達に冷遇されていた訳では無いが、それでも本来の私の立ち位置は適当な侯爵家に婿入りさせられ臣下になるのが通例だ。しかし私には幼少期から卓越した力が有り王家に残る事になった。


「その力をここで示そう……快利のために」


「あらん。聖剣を使える……そういうこと。あんた転生者ね。それもかなりの上位者……気付かなかったわ~ん」


 毒液を間一髪でかわしながら正面に結界魔法を集中させ何とか凌ぐ。破られる前に結界ごと聖剣で斬り捨てると、私が聖剣で唯一使える技を放つための構えを取る。


「ケイ、無茶よ!!」


「元王子、無謀なことは止めろ」


 上空からはライバルで最近出来た友人の由梨花、そして元の世界では敵だった元四天王の百合賀尊が叫んでいた。だが私は止まらない、やっと彼に頼られたんだ、この仕事は誰にも渡さない。


「行くぞ、聖なる斬撃(ホーリー・スラッシュ)!!」


 それは快利の毎回使っている『聖なる一撃(ホーリー・インパクト)』の初期段階の技で斬撃を飛ばす技だ。威力も効果も劣るが、それでも聖剣の初期技だけあって、これを使えた私は王国に居た頃は天才だと周囲に持て囃された。


「聖属性技、そう、あんた王家の!?」


「どうだ元王子を舐めるなよ……ドラゴンくん」


 そのまま間髪入れず炎と雷の上級魔法を魔力が枯渇するまで撃ち続ける。今の一撃は不意打ちに等しいが傷は付いたはず。どこかに魔法が当たれば少しはダメージを与える事が出来るし時間も稼げる。


――――――――ギュアアアアアアアアアア。


 そして聞こえて来たのは目の前のドラゴンの咆哮だった。聞こえる限りでかなり怒り狂っているように見える。


【てめええええええ!! よくもやりやがったなあああああ!! 雑魚のくせに、雑魚のくせにいいいいい!!】


「慧花さんお逃げ下さい。ポイズンが怒り狂っています。離脱を!!」


 何かわめいているようだが理解は出来ない。さて困ったから今度の休みに快利からドラゴン語の講習でも受けてみようかな。


「悪いがそれは出来ないマリン君、援護を――――」


 私は聖剣を構えようとしたが出来なかった。言い終わる前に右腕の重みが消えていてカランと音がして下を見ると聖剣が落ちていた。そしてその周りは毒液で溢れている。そして今度は左腕の重みも消えた。おかしいバランスが保ちにくいな。


「ケイ!! 逃げてよ!!」


「はっ、くっ……残念、ながら……両腕が無くて、上手く立つのも怪しい……ね」


 そして私は膝から無様に崩れ落ちた。倒れた場所にも毒液があったようで目に入って焼け付くような激痛が全身に走る。足も溶け始めているようで熱い。これは非情にまずいな。


「マリン急降下!! ケイを助けて――――「ダメです。今動いたらマスターまで」


 やはり由梨花は思慮が足りない。感情で動いてはいけないよ。その考えは少し羨ましいが、ああ、そうか、そこに快利は惹かれたのか……。だが心配無いさ快利なら、勇者なら時を越えてでも助けてくれるさ。


「だか、ら……次の、じか……んで、会おう……か、いり……」


「それはやらないし、させないさ、慧花」


 その声が聞こえた瞬間、私の体は時間が巻き戻されるように再生されていく、腕も足も元に戻って行く中で誰かに抱かれているのだけは理解した。そして最後に目が再生された時に彼と見が合った。


「少し、遅かったね。勇者カイリ……」


「ちげえよ。俺は勇者じゃない。元勇者で、英雄だ」




 時間はほんの一瞬前に戻る。俺は結界を張ると走って行く慧花の背を見送ってガイドを急かす。どう考えても十秒持てば良い方だ。


「ガイド、急ぐぞ何すればいいんだ?」


「はい。では即応式万能箱どこでもボックスに用意してあるアイテムを選択してください。アイテム名は『Ver.β試験用ボディ』です」


 そんなアイテムの存在なんて知らないけど俺はそれを選択して次の指示を聞くと、今度はそれが出現するまで待てと言われる。そして出て来たそれを見てビックリした。


「なんで俺のアイテムボックスから女の子が出て来るんだ。それも全裸」


『申し訳ありません。未完成でお見苦しいですが、そのボディの背中にスマホをくっ付けて下さいスマホ型の窪みが有ります』


 なるべく裸は見ないようにして背中を見るとちょうど俺のスマホにピッタリサイズの窪みが有るのではめるとそれは背中と同化して最後は消えてしまった。


「おい。俺のスマホ!? ガイドこの後どうすれば良いんだよ……」


 その場に残されたのは全裸の女の子。裸は見ないように顔だけでも見ようとすると美少女で頭の髪の色がスカイブルーにオレンジのメッシュ入りという中々に奇抜な髪色だという感想を持っていると目が開いた。


「っ……あ、あー、ああ、テスト、音声チェック。勇者は巨乳に弱い……よし」


「よし、じゃねえぞ。お前、いきなり何言ってんだよガイド」


 いきなり聞き覚えのある声で不名誉なこと言って音声テストしてんじゃねえぞガイド音声。


「おや、よく分かりましたね勇者カイリ。素晴らしいです」


「そら五年以上聞いてる声だしな。それで、ついに俺の脳内から出て来た感想は?」


「非常に興味深い状況です。しかし今はそれよりもポイズンドラゴンを殲滅する方が先です」


 至極もっともな正論を言われ俺は気を引き締めた。だがその前に言うことが有る。


「お前、服着て。マジで」


「勇者カイリ、このボディは貧乳に属する未完成の体なので欲情することは無いと判断します。あなた風に言えば『エロい気分』になりません」


「人間は服着るのが普通なんだ。今まで人間見て来ただろ。いいから早く服を着ろ」


 そう言うと奴はしぶしぶ創造魔法を使用して真っ白のワンピースを着た。どこか見覚えのある服だが今はそれどころじゃない。このやり取りで三分は経過している。


「では端的に、私に英雄化に伴う全ての反動、つまり余分な魔力を放出してもらい、さらに発動時の神気を全て引き受けます」


「そんな事が出来るのかよ」


「そのための体です。これには勇者との神気と魔力のパスゲートが有ります。つまりこれからは私が任意に魔力や神気の量を調整出来ます」


「それって今までと変わらなくね? そこら辺は全部お前任せだったし」


「その通りです。つまりは今まで通りに力を開放して下さい。全ての反動は私が引き受けます」


「分かった。頼むぞ。俺が英雄化を展開したらこの結界、壊れるからな」


「ご存分に……。そして蘇って下さい最強の英雄・快利!!」


 ガイドに言われ俺は最強のスキルを発動させた。そして今、目の前でボロボロになっている大事な人を『全ての医療(癒せない傷)は過去に(など何も)なる(無い)』で完全回復させた。

 服もズタボロになっていて、かなり際どい恰好だから創造魔法で服を作り着せ、最後に全てを拒絶する聖域(引きこもりの味方)で彼女を守る。この間で反応出来た者は俺の後ろに控えるガイドだけだった。




「見えなかった。ですって……お前、その力、その動き。向こうの世界でコバルトやブラッドを倒した力!! 忌むべき怪物!!」


「あれは、私を倒した力……英雄(化け物)の力……」


 やはりドラゴン達にはトラウマか、なら余計に使えないな。一瞬で決めよう。


「ちょっ、マリン。どうしたのよ普段の快利じゃない」


「ち、違います。ご主人様あれは違います。弟殿ですけど別物ですよ。こ、怖い」


 上空でグラスも怯えている。俺の恐怖を思い出したようだな。ユリ姉さんは気付いてないか……。


「ああ。色んな意味でマズい。だから一撃だ、一撃で行く。ガイド……制御頼むぞ」


 落ちていた聖剣を拾うと俺は手の聖剣と神刀を構え動いた。ポイズンが何かを言っているがスローモーションにしか見えない。さて、終わらせるか。

誤字報告などあれば是非とも報告をお願い致します。(感想ではなく誤字脱字報告でお願いします)


感想・ブクマ・評価などもお待ちしています。


この作品はカクヨムで先行して投稿しています。


下に他作品へのリンクが有りますのでよろしくお願いします。

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