初クエスト!
ゲームのネタバレにご注意ください。
QUEST・クエスト
……(名詞) 探求、探索 (動詞) 獲物を探し求める、獲物の後を追いかける
昔人間にはあまり聞き覚えのない言葉です。
この言葉も、ド〇クエが有名になると共に、世間に広まっていったんでしょうね。
勇者アキノは、今日、二つのクエストを受け、無事?それを達成しました!!
やったね!
しかしそれを達成するまでの道のりは、決して平坦なものではなかった。
...( = =) トオイメ目
レベル上げから始まった、本日の冒険をお伝えしましょう。
出発したイシの村からほど近い野原には、スライムとネズミのお化けがうろついています。
よし、ここでスライムばかりを選んでレベル上げをしよう!
最初はスライムを次々に倒して、順調にお金などを稼いでいったのです。
よしよし。
フフ、いい感じに強くなってるぞ。
しかし勇者が強くなるとスライムが逃げていくこともあり、全滅させることができなくなってきました。
そうなると経験値をたくさん稼ぐことができません。
ん? これは、ネズミのお化けとも戦えということなのかなぁ?
Aボタンの押し方にも慣れてきたし、スライム以外の魔物と戦ってみてもいいのかも。
独りでそんな戦闘を繰り返していた時のことです。
勇者アキノのもとへ、ムコーとネムルーが応援に駆けつけてくれました。もちろん孫のリノ姫とムッタ王子も一緒です。
平日なのにムコーが家にいたのに驚きましたが、ムッタの生後一か月検診のために一日休みを取ったそうです。
「ばあば、昨日は死んだってネムルーに聞きましたよぉ」
「そうなんよ~ だから今はレベル上げをしてるところ」
「おお、レベル上げは大事ですね。でも装備を変えたり、薬草を袋から出しておくのも一つの手なんですよね」
「へ? それって、どうやるの?」
ムコーに言われてXボタンを押し、何やらごじゃごじゃやって勇者の装備を整えると……
なんと、なんと! 信じられないほど強くなったではありませんか!!
( ゜Д゜)
装備をチェンジして、持つのも重たそうな両手剣にしたら、勇者アキノはあっという間にネズミのお化けをぶった切ってしまいました!( ゜Д゜)
その上、何かの祝福を受けると、身体が青く光り始めて防御力まで上がります。
( ゜Д゜)
そして持っていた薬草を使い、新体操のリボンのようなものが勇者の身体を包むと、減っていたHPも回復していくのです。
( ゜Д゜)
スゲー、勇者って強かったんだ……
うん、知識って力なんだね。
知らないと使えない。使えないと死んじゃうのねー
デルなんとかという町へ行く道中でも、ムコーは「あ、ばあば左に行って。何か光ってる」と指摘してくれ、何に使うのかわからないような素材をゲットさせてくれます。
やっと着いた町では「この人、クエストを持ってますね。YESで受けましょう」とアドバイスしてくれますし、地図を見て宿屋や道具屋などの場所も教えてくれます。
「この看板のマークは昔から変わりませんからね」
ふぇえ~
過去作をやり込んでる人って、賢者みたい。
そんなムコーが、最初わからなかったのが「ジャンプ」でした。
「おかしいな、どこかのボタンで、ここの上に登れると思うんだけど……」
光るものがある怪しそうなテラスの上に、アキノがなかなか上がれません。
しばらくして、屋根の上のネコを助けるクエストを受けた時に、ムコーがあちこちいじって、やっとボタンの謎が解明されました。
「やった、できた。このBボタンでジャンプするみたいです」
へぇ~
こんな風に大きくジャンプできるのなら、今まで通って来たところに戻って何かをゲットできるのかも。
そして初心者ならではのばあばの疑問。
「お家の人が目の前にいるのに挨拶もなくズケズケと家の中へ入っていって、本を読んだり、壺を壊したりするのってどうなのよ?」
「それが勇者の特権なんですよ」
ムコーはそう言うんですが、なんとも承服しがたいものがあります。(^_^;)
でも慣れてくるにしたがって、壺を見つけると反射的にシメシメと思い、Aボタンを押してしまいます。
アキノが勇者仕様に染まってしまったわ~
何か大事なものを無くしてしまった気分……(笑)
こうなったら町中の家という家に侵入して、放蕩の限りを尽くしますかね。
勇者アキノは、お城に行く前に町中を歩きまわることにしたのでした。^^
さて前回、疑問に思った、馬が速く走るZRボタンのこともムコーに教えてもらいました。
ただせっかくのZRボタン機能ですが、ばあばが操作すると「あちこち壁にぶつかって前に進めないーーー」
(;´Д`)
勇者はまず、前へ進む技術を磨く必要がありそうです。
( ゜∀゜)アハハ八八ノヽノヽノヽノ \ / \/ \