黒剣の脅威
ひっさしぶり!
「レン、お前は今丸腰だ。その状態で俺と戦うつもりか?」
ユウヤは水剣を持ってレンを睨みつけた。
一方、レンは余裕の表情だ。
「はは、僕が丸腰だって?どこ見てんのさ?」
レンはそう言うと指をパチッと鳴らした。
すると
ブウン
と音がして黒く禍々しい剣が現れた。
「それはッ・・・黒剣!?」
セイガが声をあげる。
「大正解☆」
レンはニヤリと笑い
「黒技 悪魔の翼」
とたん、レンの背中に黒い翼が現れ、羽ばたき始めた。
「なっ、あれは高難易度の技!?」
しかし、ユウヤは怯まない。
「へっ、どんな技だろうが撃ち抜いて見せるぜ!」
5分後
「はあ、はあ、おかしすぎんだろ。お前。」
ユウヤは傷だらけだ。一方、レンは全くの無傷。力に差がありすぎる。
「おかしいのは君だよ、ユウヤ。剣もまともに使えないのに、僕と戦おうなんて。」
「くそっ、ユウヤ、一時撤退だ!逃げるぞ!」
しかし、ユウヤは聞く耳を持たない。
「うおおおおおおおおおおおおおおおおおお!」
「残念だなぁ。 死ね、黒技 ダークソルシュート!」
黒いブラックホールのようなものがユウヤに向かってとんでいく。
「逃げてっ、ユウヤ!」
私の声もユウヤには届かない。
「俺は負けない。絶対に。みんなを守るんだ。」
ユウヤはそう呟く。
そして
「水剣奥義 水龍の繚乱!!!」
前書きハイテンション失礼しました
高校って思ったより忙しいものですね。
龍と剣のレクイエムは第1章、あと7話程度で一度区切らせて頂きます。
次回作は幽霊と人間の戦いを描いた『GHOST BUSTER」になりそうです。お楽しみに!
まだ終わりませんからね!