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未来視  作者: ちろきち
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会議室のような広い部屋のプロジェクターには、生まれて数週間の一匹の猿が映し出されていた。

動物園という閉鎖的ではあるが、敵のいない環境で生まれた猿は瞬く間に大きくなり、展示されるようになった。

そんなある日のことである。

その猿は機嫌が悪かったのか、隔離していた柵から抜け出し、掃除係の職員に襲いかかった。

職員はかなりの重傷を負ってしまった。



と、ここで映像が止まり、部屋が明るくなった。

すると一人の責任者らしき人物が言った。

「うむ、こいつはどうやら危険なようだな。今すぐ処分だ。」

その人物の目の前には特殊な装置に入った、生まれたばかりではあるが、先ほどの映像の猿がいた。

彼の判断により、すぐさま装置内にガスが満たされ猿は殺処分された。

それを見て彼は満足したように私に言った。

「君が発明した未来視装置は完璧だよ。危険要素を生まれた瞬間に判別、処理できるのだからね。さて、次はゴリラかチンパンジーか?」

すると、部屋に、白衣を着た女性が次の検査対象を連れてきて言った。

「次は人間の赤ん坊です。」

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