表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
黒き死神が笑う日  作者: 神通百力


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

98/271

システム

即興小説トレーニングで執筆した小説を加筆修正した作品です。

お題:失敗の顔 必須要素:ガラパゴス諸島。

 世界各国の科学者はとある研究のためにガラパゴス諸島に住みついた。

 朝と昼の二回に分けて会議を開き、科学者それぞれの意見を交わしあい、夜は研究に取り組んだ。

 何度も失敗を重ね、その度に試行錯誤し、寝る間を惜しんで科学者たちは研究に費やした。

 それから十年の月日が流れ、とある研究はついに成功する。

 研究の成果を試すために、ある条件を満たした男女を集めた。

 その条件は交通事故などで顔がぐちゃぐちゃになり、整形をするも失敗した者――つまり失敗の顔を持つ者たちだ。


 ☆☆


 ガラパゴス諸島中心部に位置する研究所に男女は集合していた。

 科学者はその中でまだ十代と思しき女性に顔全体を覆うヘルメットを渡し、被るように指示する。

 その女性は顔が全体的に腫れ上がっており、目が見えているのかも怪しいほどだ。女性は言われたとおりにヘルメットを被った。

 科学者はヘルメットとコードで繋がっている機械を操作した。

 大きな瞳、すっと通った鼻筋、細い輪郭をした女性の顔を選択し、決定ボタンを押す。データがヘルメットの内部に送り込まれる。

 外側からでは変化は分からないが、ヘルメットの内側では変化がすでに始まっている。

 女性のヘルメットを取り外すと、先ほどの腫れ上がった顔ではなく、選択した顔に変わっていた。システムの仕組みを簡単に説明すると、元の顔を一度データ化し、選択した顔に作り変えるのだ。

 集められた男女は美男美女に生まれ変わり、帰宅した。


 このシステムは実用化に向けて、着々と準備が進んでいる。

感想頂けると幸いです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ