表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
黒き死神が笑う日  作者: 神通百力


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

22/271

光景

 ふと目が覚めた。周りを見回すと、複数の首吊り死体があった。

 俺は混乱した。あるいはパニクってしまった。ここはどこだ。

 そうそう、俺ももうすぐ四十だな、と感慨深げに思って……る場合じゃねえだろう! 今、考えるべきはどういう経緯でこうなったかだ。

 俺は記憶を手繰り寄せる。


 ☆☆


 俺は川原でぼうっとしていた。マネーがない。ハウスもない。あるのはヒットポイントだけ。

 そうだ。人を殺して財布を奪えばいい。それでマネーは稼げる。殺人犯として逮捕されるかも知れないが、そのときは潔く諦めて笑顔を浮かべながら逮捕されるとしよう。

 早速、行動を開始した。女性を人気のないところに誘い殺して財布を奪う。死体をあらかじめ確保していた廃墟に連れて行き、ロープで首を絞めて吊り下げた。首吊り死体の出来上がり。

 これを繰り返す。またはループする。

 首をめぐらせて周りを見る。複数の首吊り死体がそこにある。

 その時、最強の悪魔――睡魔が俺を襲う。床に転がり俺は寝た。


 ☆☆


 うん、そういえばそうだった。この状況、自分で作ったんだった。忘れてたわ。マジで。

 首吊り死体の光景を見ていてふと思う。


「なんだか、てるてる坊主みたいだな」



感想頂けると嬉しいです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ