Standard'Leica' vs strong'koharu'
『初期来夏vs強化小春』
今回から読みやめます
グラウンド
「うわ・・・・」
死屍累々と言えるくらいひどい有様が広がっていた
「アトリビュート!全スライム!!」
召喚した瞬間に状況を理解したのか、治療しながら飛び回る
「麗華、ウルフ。治療終わったやつらをグラウンドからだしてくれ」
「わかった!」
「仕方ない」
俺は、小春を止めるか
「小春~!!!」
夕日を見つめながら静止している小春に話しかける
「?」
振り返りこちらを見下ろす
てかGMの試作機ごっつ!?
装甲やばすぎだろ、装備も多いし
「降りてこいよー!!」
言ってることは理解してくれるんだな、暴走してるのに
地面に足が付く、瞬間に
ブーストで突進してくる
「ちょ!?あぶっ!!」
間一髪回避に成功する
本気で平和ボケしてるのかよ
銃をこちらに向けてくる これはまずいぞ
「アトリビュート!m」
いや待て、メシアは使わないで行こう
「デスサイス!!」
銃弾が心臓を撃ち抜く
あと0.1秒遅かったら死んでるぞこれ
「???」
あ・・・そういや・・・。
再生能力、ないんだった・・・。
立っている体力もなく、地面に崩れ落ちる
くそ・・戻しておけばよかったか
「来夏!!」
「!!」
っ!!やめろ!
「やめ・・ろ、小春ぅぅぅううう!!!」
左腕で弾を防ぐ
腕がへしゃげて、弾道がずれる
「ぐぁぁ!!!」
貫通しただけマシだ
「来夏!!」
身体に戻ってくる
『早く再生しないと!!』
お前がいなきゃできねぇよ
『スライム!!』
全員いねぇよ
「・・・・!!」
あの野郎、遠慮しやがれよ
再び銃口が向く
「アトリビュート!!」
そういやシールドあったっけ
「フルシールド!!」
ぐちゃぐちゃの左腕に装備される
『これ防御できるの?』
さぁな
乾いた音とともに弾丸が飛んでくる
それをシールドで弾く
弾けたが、腕がもげる
『あーあ・・・。』
(>'A`)>ウワァァ!!
「このやろぉぉぉ!!!」
痛みを知れ!!この痛みを!!
『落ち着いてww』
「アトリビュート!!」
左腕以外再生する
「グレイガ!!!!」
小春、お前だからって容赦はしない
本気で殺す
『だからー!!』
地面を思いっきり蹴る
また銃口を向けてくるが気にしない
『そういうのがー!』
弾丸が飛んでくるが、弾いたり避けたりする
『いけないんだってー!!!』
居合の範囲まで入る
急ブレーキ、滑りながら居合のフォームに切り替える
「!?」
今更気付いても遅い
一太刀目、銃を斬る
二太刀目、装甲を斬る
「♪」
!?なんだその笑顔
三太刀目、ガード
思ったとおりというか、横蹴りをされる
横蹴りされやすいかな、俺
足を受け止め、弾き飛ばして装甲を壊す
が、それが狙いだったらしく
弾かれた反動を利用して
ブーストで少し飛んで回し蹴りをしてくる
さすがに攻撃モーションからすぐに切り返せなかった
「がぁ!!!」
鈍い音と共に痛みがはしる
「?」
立ててたのは奇跡か?
『早く避けて!!!』
は?
「!!!!」
視線を戻すと右腕がキャノンに変形していた
「っ・・・」
あの形式なら弾丸だろう
居合フォームを取る
『だから!!!避けてって!!!』
斬った瞬間に一太刀浴びせる
「!!!!」
「は・・?」
エネルギー・・??
光がキャノンの銃口に集まる
『あー・・・あ』
焦るが居合フォームは崩さない
「!!♪」
「っ!!!」
地響きと共に閃光
体の感覚がなくなる が
その前にグレイガを突き出していたため
相討ちの形になる
グレイガは形状を保てなくなり粒子に
キャノンは暴発して粉々に
『え・・・?』
「まだ終わりじゃねーよ!!!」
この隙を逃すものか!!
「!?!?!?」
顔についてるデバイスに向けて
「フル・バーストォォォォ!!!(物理)」
一発ぶちかます
顔を覆っていたデバイスは衝撃でヒビがいき
やがて、割れた
「あ・・・れ・・・?」
よし、戻ってきやがったな
「その左腕・・・は・・・?」
左腕は未だに回復していない
「お前が知っても無駄なことだ」
「無駄・・・?」
「げほっ・・・」
黒い液体が口から出てくる
くそっ・・・再生しないと思ったら
デスの効果かよ・・・・!!
「なに・・・それ・・・?」
視界がぐにゃりと歪む
聴覚はパチパチ言って使い物にならない
口は黒い何かを吐き出している
感覚もだんだん薄れてきた
でも・・・この感じ懐かしいな
『来夏!!!!』
怒鳴るな。死にはしないって
なぜ笑顔か分かったかというと
顔を覆っていると書いてる割に、口元は隠れてないんですよね
フル・バースト(物理) これは小春戦決着でも使いましたね
あの時と違うのは、鳩尾じゃないとこですかね?




