Enshrined rainy day
『まさかの安置』
エンショライ レイニー デイ
霧花「だから絶っ対に!使わないでね?」
『ね?』
俺「・・・・・約束はできないな」
霧花「どうして?」
俺「本気で危険なら使う。最後の切り札としてな」
霧花「言うと思った・・・それなら仕方ないもんね」
俺「だろぅ?」
霧花「じゃあもう寝なよ?大丈夫だから」
ばれてる!?
俺「はいはい・・・」
静かに出て行く
本気で寝るか
『そうだねww』
朝
御冬「起きてお兄ちゃん、学校だよ?」
・・・ん?がっ・・こう?
俺「・・・はぁ?」
御冬「え?行かないの?」
俺「俺に行けというのか?」
敵の陣地だぞ?
御冬「そっかぁ・・・こないのかぁ」
俺「行けないんだよ」
亜紀「起きたかー!!」
俺「うっせぇわ馬鹿!!」
亜紀「で、行くんだろ?」
俺「お前らなんでそんなに行かせたいんだよ?」
亜紀「それはな」
御冬「休みすぎで単位が少しね・・・」
・・・・は!?
俺「俺は敵から逃げながら学生をしろというのか!?」
亜紀「学校内は逆に安全だったんだけどな」
・・・うそぉん
御冬「だから・・行こ?」
俺「わかった、行く。が、先に行け」
亜紀「あ~・・はいはい」
御冬「?」
こいつわざとだろ・・・。
俺「なら俺が先に出る。これでいいだろ?」
御冬「???」
亜紀「いや、説明しないと・・」
めんどい!凄まじくめんどいぞ!!!
俺「いやほら・・・な?察しろよ」
御冬「お風呂・・・?」
俺「もうそれでいいよ・・・。」
御冬「お兄ちゃんお風呂長いもんね!だったら早く入らないと!」
俺「そうだな!だから先行っとけよ?」
御冬「うん!」
わけわからん納得だなおい!
『でもお風呂は本当に入らないと』
・・・そうだな。スライムで汚くないとはいえ
さすがになぁ
学校が安置とか普通わかるかっ!!
理事長とか委員会もいるのに・・・!!




