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Dead of God  作者: あき
The Third chapter
100/103

The victory is far from

勝利には程遠く

『システム、リカバリーモード』

「はぁ・・・」

『システム、停止。解除します』

ガチャ という音を立てて体が軽くなる

「おつかれさん」

「この作戦を俺に行かせた意味はなんですか」

「あんたの最終テストだよ、テスト」

テスト?馬鹿げている、もう少し上級を相手にしたいものだ

「それで結果だが・・・不合格」

「あ・・・?」

「ちゃんと仕留めないとダメだって言ったよな?」

「あ、ああ」

「あいつは一部でも残ってると回復するぞ」

「あ・・あぁ?!」

ありえない、人間風情がそんなに・・・

「あと、君人間、人間言うけど・・・君も人間だからね?」

「どういうことです!!」

「え・・?いや、そんな哲学的なこと」

「その話ではなく!!」

「あ、ああ・・・だって死神ですし」

「しに・・・がみ?」

神だと?あれがか??

「その話は後でいいかい?そんなことより食事の時間なくなるぞ?」

「わかりましたよ・・・ですが後で教えてください」

「わかってるわかってる」

この隊長本気でわかっているのか?

 食堂

「隊長は死神と戦ったことがあるんですか?」

「え?ああ・・・あるよ」

ならなぜそのデータをよこさなかった

「でもあの戦いはねぇ・・・」

「そんなに圧勝だったんですか?」

「完敗だよ、ものの数分で俺以外全滅だ」

そんな馬鹿な

「だって、瞬殺できる程度の弱さじゃないですか」

「お前が戦ったのはな・・・死神状態じゃないんだよ」

「あなたの言ってることはさっぱりわからない」

「ならわかるように説明してやる、俺があのGMを出して5秒だ」

「5・・・秒?」

「勘違いするなよ、5秒でやられる。いや、もっと早いかもしれん」

「あ、ありえませんよ!あの学生に!!」

「奴はな・・・衛生レーザーすら味方に付けれるんだよ」

「!?」

あれは軍事ネットワークの最高機密にでも侵入しない限り無理なはず!

「あ・・・ありえませんよ・・・そんなのは」

声が震える そんな化物を相手にしていたのかと思うと

「まぁ確かに、普通の状態ならありえんな 普通ならな」

そこまで警戒するほどに死神の力は厄介なのか?


あの時に出てきた新型GM(来夏は知らない)は

このテストパイロットが使っているGMの基礎です

前の話で試作品GMが出ましたが、あれのデータを流用してたり

今まで出てきたGMnoデータの集計も搭載されています

・・・チートじゃないですか

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