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陰キャくんとヒロインちゃん  作者: 霜月みぞれ
一年 文化祭編
30/70

三十話 イベントの時期

少し○○編を変化させます。

そうこうして、俺の学校生活は進んでいった。

変わったことといえば、俺と雪音がしゃべっていてもあまり嫉妬を感じなくなったことだ。

少し遠慮すら感じるぐらいにはみんな変わった。

ちなみに雪音はよく告白されているがすべて突っぱねているらしい。

雪音はすごくタフだと思う。


「白月くんどうかしましたか?」

「いや、ちょっと考えこと」

俺たちはいつも通り昼食を一緒に取っていた。


「詮索はしませんけど何かあったらいつでも相談してくださいね」

「何かあったら頼らせてもらうよ」

「そういえば、そろそろ文化祭らしいですよ」

「へえ、うちのクラスは何するんだろうな」

よくあるものだったら屋台とかなのだろうか?

こういう話題は興味がないからよくわからない。

「それはそうとして、そこでのぞいてる二人出てこい」

と俺は教室のドアからのぞいてる二人に行った。

優と茜だ。

「すごいなお前、後ろに目ついてんのか」

「いや、目はついてないぞ。ただ後ろからいやな気配を感じただけだ」

数日前からうすうす気が付いていたがあえて黙っていた。

特に理由はない。

今日は文化祭の事が聞きたかったから声を掛けただけだ。

「というか、普通に話しかけてくれいいの」

「そうですよ。わざわざなんでそんなことしたんですか」

と二人を問い詰めた。

「いやー、だってね。なんか二人に邪魔するのは悪いかなって」

「別にそんなことないけど」

「無意識か。お前らのところ近寄りずらい雰囲気が出てるんだよ。もう、付き合ってるんじゃないかって噂されてるぐらいだぞ」

「そう言われると悪い気持ちはしませんが、付き合ってはないですよ」

と雪音が答えた。

「お前らこそいつも一緒にいるけどホントに付き合ってないのか?」

「どうでしょーう」

「はいはいわかった。ところでさ聞きたいことがあるんだけど文化祭って何するかわかるか?」

と俺は聞いた。すると

「うーん…やっぱり教室を使ってやることだからな。よく見るのは屋台とかお化け屋敷とかまあいろいろだ」

「今日の五限六限で決めるらしいよ。そこで何するかはわかるんじゃない?」

「あの、お二人まだ昼食は済んでいませんか?」

「ああ、まだ食べてないな」

「なら、一緒ににどうですか。白月さんもいいですよね?」

「別にいいぞ。水野目的の男子じゃなかったらな」

というわけで今日は四人で昼食となった。

「今度から一緒にどうですか?」

「私たちは学食に日があるからね。弁当の日は一緒に食べよう雪音ちゃん」

ちょっと複雑な気持ちにはなったが楽しくはあった。

「なんだ律、妬いてんのか」

「別に妬いてはいない。別に俺の彼女でもないしな」



◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇



五限文化祭の内容を決めることになった。

担任から予算などの説明があった後そこからはクラスの実行委員がやることになった。

そういえばいま前に立っている男子は男女ともに人望があり頼れるリーダーだとか。

名前は確か…佐藤悠真(ゆうま)だったか。

そいつのおかげで話はどんどん進んで残るは何をするかだけになった。

「何か意見がある人はいますか?」

と佐藤が聞くといくつか手が上がった。

[たこ焼きの屋台!」

「お化け屋敷とか」

「クイズ大会とかどうでしょう」

意見は人それぞれだ。様々な意見がある。

今並んでるのは屋台系がたこやき、クレープ、やきそば。

それ以外はクイズ、おばけ屋敷、カフェとなった。

「カフェってなんだよ」後ろの席の男子に聞いた。

「ん?要は食べ物出すから有名な店の真似事とかじゃないか」

「なるほど。ありがとな」

「おう、俺は二宮だ。いちようよろしく」

「ああ、よろしく頼む」

話は結論から言うと多数決でカフェになった。

それも圧倒的の票差をつけて。

そして休み時間俺たちは四人で話していた。

「何がいいのか俺には全くわからんな」

「えー?そうですか楽しそうですよ」

「誰が料理を作ると思ってる」

というのも茜のやつが料理できる人を知っているかという質問で俺の名前をあがやがった。

「お前なあんまふざけてると痛い目見せるぞ」

「ごめんて。でも、誰も言ってなったし。ほらあと、みんなのイメージがもっと良くなるし」

「今でも十分なんだが」

クラスメイト達は普通に話しかけてくれるようになったし、少しは趣味の話をするようになっていた。

「でも、律君のりょうりおいしいですよ」

「呼び方戻したのか」

「この四人の時はいいかと思いまして」

こんなことを話していたら六限が始まった。

六限では詳しい内容を決めることとなった。

何を作るかなどだ。

因みに料理係は俺を含めて男子三人女子三人の計六人となった。

そして放課後俺は説明のために残る羽目となった。

「がんばってくださいね」

「ああ、がんばるよ」

と雪音に返事を返した。

「がんばれよ」

「がんばれー」

「お前らは早く帰れ」

辛辣だなーと言って優たち二人も帰っていった。

そうして俺は面倒な説明を受け終わったところで帰ろうとした。

するとある人物が目に入った。

「お前は・・・」


1000PV突破ありがとうございます。

これからも「陰キャくんとヒロインちゃん」をよろしくお願いいします。

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