1940年ソビエト社会主義共和国連邦
ソ連
1940年6月に18世紀以降ロシア領になっていたが、ロシア革命にあたって1918年〜20年にかけて独立した、バルト三国といわれるエストニア、ラトヴィア、リトアニアを1939年に結んだ独ソ不可侵条約の秘密協定に基づき侵攻、8月にこの三国をソ連邦に加盟した。まあ加盟ではなく実質併合である。
現に傀儡政権を樹立させ併合させているのだから。
そして、3月にフィンランドとの冬戦争が終結した。なぜフィンランドと戦争したかというと第二次世界大戦が始まった1939年10月ソ連はドイツへの対抗策としてフィンランドに国境に近いレニングラード(現サンクト・ペテルブルク)の安全保障を求め領土交換(国家が領土を交換することで、国境の確定や領土の拡大などを目的として行われる)と条約締結(条約を守ることを国が表明すること)を求めたが、フィンランド側はこれを拒否した。ソ連軍は自らの国境警備隊がフィンランド軍から発泡を受けたとして(マイニラ砲撃事件)1939年11月30日にフィンランドに侵攻した。
フィンランド軍はマンネルヘイム将軍のもとゲリラ戦や包囲戦術、地の利を活かした戦法でソ連軍を阻止し善戦をしたが、最終的にフィンランドは敗れ、フィンランドはこの戦争で国土の一割を割譲しました。
冬戦争の割譲内容
カレリア地峡、サッラ地区、バレンツ海のカラスタヤンサーレント半島、フィンランド湾の4つの島
ハンコ半島とその周辺の島々はソ連の軍事基地として三十年租借された。
しかし、10月に太平洋の方で、島が出来たという情報が入った。それだけではなくその島には先住民らしき者達が住んでおり、その先住民に東洋の大国である日本が負けたというのだ。更にはアメリカもこの領土島を狙っているらしい。なんとしてでも手に入れなければ。
その時はそう思っていた。悪夢のようなそんな未来の中心にいたその国は今どこであろう。
参考
世界史の窓
バルト三国併合(ソ連)