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3 救出、そして迷子

少年、倒れた。

これどうしよう…。

とりあえずどこかに運ばないとかなぁ。

え、これ運べる?大丈夫?

とりあえず力ずくで少年の左腕を引っ張る。

お、結構動いた。よしよし良さそう。

ていうかこれどこに運ぼう。

そうだ。寝室にしよう、そうしよう!

私ってば天才だわー。

そこで私は気がついた。今の少年の格好を。いや、思い出したのほうが正しい。

めっちゃ小汚いじゃん。うーんこれどうすっかなぁ。


〜少しして〜


屋敷探索したら少年包めそうないい布あった!

これで小年を簀巻き、もとい包んで余った布を引っ張って運んでいく。

よしよし。いい感じ。じゃあここから階段を…。

あ!第二の関門発見した。階段、どうしよう。このまま運んだら体バキバキになりそう。少年が。

どうしよう。そういえば最終兵器あるじゃん。

またまたまた神様ヘルプミー。


『何だ?』


この少年寝室に運んでー。


『まだそういうの早いと思う』


いや、いいから運んでよ〜。


『あ、悪いな』


次の瞬間少年が目の前から消えた。

きちんと運ばれたかな?

さっきの神様の反応からしてなんか嫌な予感がしたので、急いで確認しようと二階に行くべく階段を登ろうとした。

んだけど、できなかった。

つ、疲れた…。

そういや急に成長したり屋敷探索したりで体力使いっぱなしだった…。

体力が限界を迎えたのでもそもそと這いつくばるようにして階段を登る。

とにかく登る。服が汚くなることは完全に気にしていなかった。


「ハァハァ…」


息切れしながらもなんとか階段の踊り場までたどり着いた。

私超偉い…。

腕をたてて起き上がりると服が結構汚れているのに気付いた。

うわぁ…これどうしよう…。今すぐ洗えたもんじゃないし、とりあえず叩いておこう。

仕方なく服を軽く手で叩く。

気分とかも落ち着いてきたので、寝室に向かうべくあたりを見回す。

あれ、寝室ってどこだっけ?

…どどど、どうしよう!?完全に迷った!!!でもここから寝室をもう一回探すなんて、疲れたし絶対に嫌だ!!

さっき行った場所なのに迷った!?

えーとえーと、き、記憶をたよりに進もう!

そうして私は一回行った場所なのに迷子になる羽目になった。


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