2 少年、否強気
配下を作るって言ったてどうすればいいかなんて知らないんだよね…。
どうしよう。そういえば、私本に埋もれてるね。片付けからか、。面倒くさ。
色々な本が沢山ある。片付けるのも大変だぁ。
「何なんだここは!?」
開け放しだったらしい扉の方から大声が聞こえる。
ナンナンダヨ。
そこに立っていたのは今の私と同じぐらいの背丈の男の子。服はボロボロだけど。
というか今は本棚に本を片付けてる最中なんですけど…。
何ならどうやって分類しようか悩んでいたんですけど!
「おい!そこの女!ここはなんだって聞いてんだよ!」
あーうるさいなぁ。
別に君に興味ないんだけど。
何がしたいの?君。
脅すよ??
「おい!聞いてんのか!?」
きったない足で入ってきて私の腕を掴んできた。
行儀の悪い…!
殺意が少し湧いたとこである匂いに気がついた。
怪我でもしているのか血の匂いがする。
ご飯だ。汚くてそんでもって、食べる気が失せるような見た目だけど。
その血は美味しそうで…食べたい!
「は…!?」
いつの間にか首筋に噛み付いてた。
「おい!お前!離せ!」
少年は私を引き剥がそうとするけど力が入ってなくて無理っぽそう。
ていうか血がうまい。うまうま。
しばらく吸っていたら、少年。
倒れた。
……どうしよう。これ。




