表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

38/48

野球観戦と応援歌

 山田たちはビッグ・ベル・スタジアムの一塁側内野席に、5人並んで座っていた。


「野球日和だなぁ」

「そうですねぇ」


 天気は上々。真っ青な空から降り注ぐ陽光が、一面に広がる緑の芝生を照らしている。フェンスは全て赤褐色のレンガで、緑とのコントラストが鮮やかだった。フェンスには様々な会社のロゴが描かれており、その中には野球道具メーカー『サンライト』のものもあった。


 グラウンド上ではフィンガーズの選手たちが守備練習を行っていた。ホームベースの辺りにマギー監督が立って、細長いバットでノックを打っている。内野のファールゾーンに設けられたブルペンでは、互いの先発ピッチャーが投球練習を行っているのが見えた。フィンガーズの方のマウンド上には、先ほど山田に話しかけてきた女神官の姿がある。


「それにしても、お客さん、いっぱいいるなぁ」

「そうですね。チケットを頂かなければ、入れなかったでしょう。マギー監督に感謝しなければ」


 現在の時刻は2時を過ぎた頃。試合開始まで1時間を切っている。観客は大半が入場を終えているようで、座席はほとんど埋まっていた。

 この球場の収容人数は立ち見席を含めておよそ1万人。少ないようだが、ビッグ・ベルの人口が10万人に満たない程度であることを考えれば、十分な収容能力を誇っていると言えた。

 詰め掛けた人間はほとんど全てがフィンガーズファン。メジャーリーグの球団ならいざしれず、Fランクリーグにおいては、住んでいる街のチーム以外を、応援する道理がないのだ。


「こうしてみんなで並んで試合を見るのは、初めてですね」

「それどころか俺、この世界で野球の試合を生で見るのは、初めてだぞ」

「そういえばそうでしたね。すぐにやる側になっちゃいましたし」

「あぁ。だから今、めちゃくちゃ楽しみだ」

「それは何よりです。私もこうやって野球場で見るのは久々で、すごくドキドキしています。今日はとにかく、楽しみましょうね」


 ルーチェはそう言って、子供のような笑みを山田に向けた。


(……かわいい)


 山田の心臓は不意打ちを食らって弾んだ。ぽりぽりと頬をかいて目を反らす。気を付けないと、不意に口から、思ったことが言葉になって出てきてしまいそうだった。

 かわいいなどと言おうものなら、またルーチェの機嫌を損ねてしまう。


「ねぇイッキュー。何か食べ物を買いに行きませんか? やはり野球場に来たら、まずは球場グルメを楽しむものでしょう?」


 ルーチェは立ち上がって、山田の服を摘まんでくいくいと引いた。


「えぇ? でも、食事は控えろって言ってたじゃん?」

「いいんですよ! まだ夜まで時間はありますから。おやつみたいなものです! 野球場に来て何にも食べないなんて、そんなの嘘ですよ」

「……まぁ、それもそうか」

「ほら、早く早くっ。行きましょう!」


 山田はニコニコと笑うルーチェに手を引かれて、スタジアムの売店へと向かった。


 ○


 ビッグ・ベル・コロッケ。

 それがこの球場の名物グルメだった。


 なんのことはない、鐘の形に成形されただけの一口サイズのコロッケで、味自体は至って平凡なのだが、量が尋常ではなく多かった。通常サイズもあったというのに、「どうせ買うならおっきいのにしましょうよ!」とルーチェが言うので、ビッグ・ベル・サイズのビッグ・ベル・コロッケを注文した。木の器にコロッケが山盛りになっている。とにかくビッグな一品である。


 他のパーティーメンバーも、各々食べたいものを売店で買ってきていた。ドレミィはパスタの揚げたものをかじりながら麦酒エールを飲み、ブラットは時計塔ソーセージを頬張りながら麦酒エールを飲み、ノアはポップコーンを摘みながら麦酒エールを飲んでいた。


 とにかくみんな、麦酒エールが大好きなのである。

 キンキンに冷えた麦酒エールと、晴れ渡った初夏の野球場。最強の組合わせだった。


「んー。揚げたてで美味しいです」


 ルーチェも右手に麦酒エールを持ちながら、山田が抱えた木製の器から、ヒョイパクヒョイパクとコロッケを摘まんで、モグモグと口を動かしていた。頬張っていたものを飲み込み、ごくごくと麦酒エールで喉を鳴らす。


「ぷはーっ! 青空の下で飲むお酒は格別ですねぇ!」

「おっさんくさ」

「おっさんじゃないですぅ! 良いじゃないですか! 子供の頃から、お酒が飲める年齢になったら、こうして球場で麦酒エールを飲んでみたかったんですよ! なんかこう、憧れと言いますか! だって、みんな、凄く美味しそうに飲んでましたし」

「まぁ、それは何となく、わかる気がするよ」


 山田は手に持った麦酒エールを見つめた。今日は山田も麦酒エールを買っていたのだ。


 この前、送別会の席でちょろっと飲んだ時には、全く美味しいとは思えなかったが、「慣れておかないと、今日の歓迎会で、偉い人だとかに飲まされるかもしれませんよ?」とルーチェに言われ、一理あると思って買ったのである。

 それに、「未成年飲酒はダメ、絶対」が信条だったが、この世界ではすでに成年だというのであれば、いつまでも意地を張っていてもしょうがない気もした。


 どうせ現実の世界になど帰れないのだ。誰に咎められることもあるまい。郷に入っては郷に従えというやつだ。


「ほら。イッキューも、一緒に飲みましょうよ」

「ったく。ルーチェはやたらと、俺に酒を進めてくるよな」

「……だって、その、一緒に飲みたいんですもん」


 ルーチェは僅かに頬を染めて、小声で呟いた。


「……なに? 良く聞こえなかったんだけど」


 念のために断っておくが、山田は難聴ではない。スタジアムの大観衆の中では、呟きなど聞こえないのだ。


「なんでもないですよっ」

「おいルーチェ。顔赤いぞ? もう酔ってるのか?」

「違いますよっ! これくらいでどうにかなりますかっ! ほら! 良いから! イッキューも飲むんですよっ!」

「はいはい」


 山田は麦酒エールをごくごくと飲んだ。苦みが口の中に広がる。相変わらずとても美味しいとは思えなかったが、飲めないというほどでもない。


「美味しいですか?」

「……苦い」

「ふふふー。これだからお子ちゃまは!」


 ルーチェはすかさずマウントを取った。


「いつも酔いつぶれるルーチェには言われたくねぇよ……。あ、今日は一杯だけにしておけよ? 絶対酔い潰れたりするなよ? この後もあるんだからさ」

「ふーん。わかってますよぅだ」


 ルーチェはズズズと麦酒エールを啜った。


「レディース・エーン・ジェントルメーン!」


 その時、球場内に、音拡散石による男性のアナウンスが響いた。山田はその声に聞き覚えがあった。おそらく、先ほど冒険者寮に案内してくれた、受付の男性の声だ。


「お待たせしました。これより、フィンガーズのスターティングオーダーの発表を致します! バックスクリーンにご注目ください!」


 わぁぁぁぁ。球場内は大歓声に包まれる。


「1番・ライト・武闘家・ソリン!」


 バックスクリーンにある巨大なスコアボードの一部がクルっとひっくり返って、1番打者の所に『9・武・ソリン』という文字が表示された。


「おおお! Fランクリーグになると、凄いちゃんとした感じでやってくれるんだな!」

「そうですね。私たちも、ああやって名前を呼ばれる時が来ると思うと、何だか照れくさいですね」


 2人はわくわくとした心境でスタメン発表を聞いた。


「2番・センター・召喚獣・ジョーイ! 3番・レフト・召喚獣・エフィル! 4番・ファースト・戦士・ベムブル! 5番・錬金術師・戦士・スラーイン! 6番・セカンド・狩人レンジャー・ファロス! 7番・キャッチャー・盗賊の召喚士・ヴィンス! 8番・ピッチャー・神官・ウェンディ! 9番・ショート・祭司ドルイドの召喚士・メレスベス! 以上となります!」


 冒険者の名前が読み上げられる度に、観客からは大きな声援と拍手が送られた。


 本日の対戦相手は『縫製(ほうせい)街ドレッサーズ』。向こうのスタメンオーダーの発表は、いちいち読み上げられることなく、スコアボードが淡々とめくれることで行われた。

 スコアボードには両チームの球団ロゴも描かれていて、フィンガーズは、いまひとつ愛嬌に欠ける、2足歩行する白い手袋のキャラクターがロゴに採用されていた。


「もうすぐ試合が始まりますね」

「勝てると良いなぁ」

「そうですね。頑張って応援しましょう!」


 それからしばし時間が経った後。


 ゴーンゴーンゴーンゴーン。


 3時を告げる鐘の音が街中に響き渡った。

 それは試合開始時刻を告げるゴングでもある。鐘の音が鳴りやむのを待ってから、球審は右手を高々と掲げた。


試合開始プレイボールッ!」


 ○


 現在3回裏まで終了して、スコアは工房1-3縫製。フィンガーズが2点ビハインドの展開である。


 フィンガーズは1回2回3回と立て続けに1点ずつを取られたが、3回の裏、3番に座る妖精の召喚獣・エフィルが放ったツーベースヒットで、1塁から鳥の召喚獣・ジョーイが長躯ホームイン。1点を返したところだった。


 エフィルは4回表の守備に着く為に、自分の体の倍はあろうかというグラブを両手でぶらさげなたら、ひらひらと蝶のように飛んでレフトへと向かった。

 観客席から「エフィル! エフィル!」というタイムリーヒットを讃えるコールが起こると、エフィルはその身を白く発光させて幼女の姿に変身。地面にスタっと軽やかに着地し、丁寧にお辞儀をして応えた。なんとも愛らしい姿だった。


 マウンド上では先発投手のウェンディが投球練習を行っていた。先ほど山田に絡んできた人間の女神官だ。スコアボードに掲載されていた彼女の投手成績は、8勝8敗、防御率4.35。まずまずの成績であると言えた。


 Fランクリーグはメジャーと同様に、2月から11月までかけて、120試合を戦う。今日は63試合目で、ちょうど折り返し地点を過ぎた頃だ。

 リーグ戦では週末に3連戦が行われる為、一般的に各チームは3人の先発ピッチャーでローテーションを組んでいる。そうなると先発投手の登板数は、チームの試合数の3分の1程度になるわけで、ウェンディの8勝8敗という成績からは、今シーズンの開幕からローテーションの一角を担ってきたことがうかがえた。


 ウェンディは白いオーラを纏う、光属性の魔球を操るピッチャーだった。光属性の魔球は、球速の初速と終速との差異が小さいことが特徴。いわゆるノビのある球というわけだ。投球フォームはサイドスロー。MAX152キロという球速は、Fランクにおいて突出しているわけではないが、角度がついたノビのあるストレートが持ち味の、速球派右腕である。

 今日のウェンディは調子自体は悪くなさそうで、ストレートを内外角に投げ分けて、相手打者を詰まらせる場面が目立った。しかしポテンヒットや、内野安打、三塁ベースに当たって軌道が変わったツーベースなど、不運なヒットを打たれて、相手に得点を献上していた。


 間もなく4回表が始まる。投球練習を終えて、ウェンディは相手チームの打者と対峙した。球審が右手をあげてプレイを宣告する。


「さて、この回はそろそろ、0点に抑えたいところですよね」

「そうだなぁ。せっかく1点返したところなんだし」


 2人は固唾を飲んで投球を見守った。

 勝負には流れというものもある。なんだかオカルトめいた言葉だが、せっかく点を取った後に失点されると、バッターとしてはガックリ来てしまうのも事実だ。


 何とか0点に抑えてくれと2人は祈った。


 しかしそんな2人の祈りは届かず、ウェンディは2アウトを取った後、レフトのポールに当たるソロホームランを浴びて、またもや1点を失った。工房1-4縫製に変わる。


「あぁ。あとちょっとでファールだったのに。切れると思ったんですがね」

「あ、ほら、あれ。めっちゃ風吹いてる」


 山田はバックスクリーンに掲げられた旗を指差した。レフトからライトに向かって吹く強風によって、身をくねらせて泳ぐ魚のように、旗が大きくなびいている。本来ならばファールになるはずの大飛球が、風で押し戻されてホームランになったようだった。


「ついてないですね」

「ついてないよなぁ」


 2人が呟いた途端、風はふっと止んで旗がへたれた。

 今ならファールになっただろう。


「本当、ついてないな」


 ○


 7回表まで終わって、スコアは工房1-5縫製。


 ウェンディは5回にも1点を追加された。6回は初めて無失点で抑えたものの、その裏の攻撃で代打を送られて降板。6回5失点という内容だった。7回はドワーフの中継ぎピッチャー、薬師のヴィトが登板して無失点に抑えた。

 現在はフィンガーズのラッキーセブンの攻撃が始まる前の休憩時間。グラウンドの整備をするギルド職員の姿をぼんやり眺めていると、バックネット付近の扉から楽隊ブラスバンドが姿を現した。大小さまざまな管楽器を抱えた奏者たちが、グラウンドへと次々に出てくる。


「あれなんだ?」

「ラッキーセブンの出し物でしょう。Fランク以上ともなると、各街やランク帯に特有の、色々な応援文化があるみたいですよ。それもまた野球観戦の醍醐味だいごみです!」

「なるほどなぁ」


 それは現実のプロ野球チームでも同じだった。7回になると傘を振ったり、ジェット風船を飛ばしたりして、各球団に固有の応援歌を歌う。そうやってみんなで一体となって、1つのチームを応援する。無邪気に勝利を祈る。それもまた野球観戦の楽しみなのだ。


 楽隊ブラスバンドが内野のファールゾーンに扇状に散らばって隊列を組むと、音拡散石による男性のアナウンスが場内に響く。


「みなさん! 今日はちょっと劣勢ですが、まだまだ試合はこれからですよ! ラッキーセブンの攻撃の前に、みんなで一緒に歌って、フィンガーズを応援しましょう! さぁさぁどうかご起立ください! 盛大な手拍子を!」


 男性が大きな声で言うと、場内に詰め掛けた観客たちは一斉に立ち上がって、誰ともなく手拍子を打ち始める。山田たちも見よう見まねで周囲に合せた。


「それじゃあ楽隊ブラスバンドの皆さん! 演奏をお願いします! 楽曲はもちろん『聖者の行進』。伝説の勇者が愛した応援歌だ! ゴー、ゴー、フィンガーズ!」


 男性が叫ぶのを合図に、楽隊ブラスバンドは陽気なメロディを奏で始めた。観客たちが打ち鳴らす手拍子のパーカッションと、楽隊ブラスバンドの奏でる管楽器の音色が折り重なる。


 球場は音楽に包まれた。


(なんか、この曲聞いたことあるな……。甲子園の応援で使われてた気がする。勇者の愛したって言ってたし、これも現実にあった曲なのかな……?)


 山田はメイランド村で『野球場に連れてって』の大合唱を聞いた時のことを思い出した。どうやら魔王を倒した伝説の勇者とやらは、機関車や野球以外にも、様々な影響をこの異世界に与えたらしい。


 陽気な前奏がしばらく演奏された後、球場に詰め掛けた観客たちは一斉に歌い始めた。重なり合う歌声。大合唱である。

 山田たちは歌詞を知らないので、手拍子をしながら聞いているだけ。しかしそれでも心はウキウキと弾んだ。とにかく、ひたすらに陽気な歌だったのだ。



 僕らは旅の中

 足跡をたどり

 きっとまた会える

 陽の当たる岸で


 フィンガーズ、ゴー!

 かっ飛ばせ!

 ホームラン、かっ飛ばせ!

 天高く飛ばせよ

 神様に届けろ


 フィンガーズ、ゴー!

 ストライク!

 スリーアウトでチェンジ!

 点は取られたけど

 まだまだこれからさ


 フィンガーズ、ゴー!

 いざ進め

 仲間に入れてくれ

 我ら共に歩もう

 陽の当たる場所へ


 我ら共に歩もう

 陽の当たる場所へ



 山田には歌詞が全て日本語として聞こえた。

 異世界転生物にお馴染みの、神様による不思議な翻訳の力。


「我ら共に歩もう」という歌詞が、いかにも野球チームの応援歌という感じがして、山田はすっかり気に入った。

 歌い終えると球場内は大きな拍手に包まれた。


「さぁさぁさぁ! 試合はまだまだこれから! ラッキーセブンの攻撃に期待しましょう! ゴー、ゴー、フィンガーズ!」


 ○


 試合が終わり、山田たちはトボトボと球場の出口に向かっていた。周りを歩く観客たちの足取りも重たい。応援するチームが負けたのだから、それも当然である。


 最終的に5対4でフィンガーズの負け。


 7回裏、ラッキーセブンの攻撃で、4番に座ったドワーフのバッターから3ランが飛び出して1点差に迫り、さらに最終回には相手の守護神を攻め立てて2アウト2、3塁のチャンスを作ったものの、代打で出場した人間の女戦士が三振に倒れてあえなくゲームセット。

 惜しいところまで行っただけに、敗戦のショックも大きい。


「あとちょっとだったのにー! 悔しいです!」

「惜しかったよなぁ。最後、ファールになった打球が、フェアになってれば」

「そうなんです! ほんのちょっとの差でした!」

「まぁ『たられば』言ってても仕方ないか。でもさ、楽しかったよな」

「そうですね――」


 ルーチェは隣を歩く山田の方を向いて、上目遣いに見上げて笑った。


「また、一緒に行きたいですねっ」

「……おう」


 その笑顔があまりに眩しくて、山田の心臓はとくんと跳ねた。


「さて、この後は歓迎会があると言っていましたし、さっさと寮に戻るとしましょうか」


 球場を出るころには陽もだいぶ傾いていて、間もなく夜になろうとしていた。

 工房街ビッグ・ベルでの1日も、終わりに近づいている。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ