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キャッチボール

 神殿を出ると中世風の街並みが広がっていた。


 とりあえずその変な格好を何とかしましょうと言って、ルーチェは服屋に入ると、布の服と革の靴を山田に買い与えた。ざらざらとした質感の安物の衣服。着ていたユニフォームとウイニングボールは、合せて買ってもらった麻袋に大切にしまった。


 店を出ると、屋台の並ぶ大通りをルーチェに続いて歩く。行きかう人々の中には、ドワーフと思われる小柄でガタイの良い種族や、耳の尖ったエルフ、頭に動物の耳を生やした亜人もいる。ここが異世界であるということを、山田はいきなり痛感した。


「色んな人種がいるんだな……」

「この街、ファンボーケンは、東の大陸のちょうど真ん中に位置してますからね。各都市の中継地点になっていて、様々な人が集まるんですよ。交易も盛んです。資源の乏しいルーキーレベル帯で、唯一栄えている街ですね」


「ルーキーレベル帯ってのはなんなんだ?」


「その地域の魔力の強さのことです。ルーキーレベルは一番低いランク。その上にはF~Aまであって、全部で7段階のランクがあります。魔力が強い地域ほど、作物や動物に活力が満ちて豊かになりますが、その分周囲に住む魔物も強くなります。魔力は基本的には海の外から風に乗ってやってくるので、大陸の周辺部に行くほど魔力が強まり、大陸の中央ほど魔力が低くなります。魔力の濃い大陸周辺部だと様々な魔道具が使える為、こことは比較にならないくらい栄えているんですよ」


「なるほど。じゃあ大陸の真ん中にあるってことは、さしずめここは初心者の街ってところか」


「そうですね。冒険者ギルドへの入団を目指す人々が大陸中から集まってくるので、通称『東の駆け出しの街イースト・ルーキー・タウン』とも呼ばれています。私がこの街に来た目的も、召喚の神殿で召喚獣を呼び出し、そしてその力を借りて、冒険者ギルドへ入団することなんです」


 ルーチェはグッと両手を握った。


「その為にもイッキューには、頑張ってもらわないといけないんです。召喚の力を宿すものは、代償としてステータスが低くなりがちです。あなたには1・5人分くらい働いてもらわないと割に合いません」

「……任せておけ」


 山田はとりあえず、そう言っておいた。


 〇


 二人は街の端まで歩き、大きなレンガ造りの門から外へ出た。

 草原の向こうに土の道が果てしなく続いており、交易商と思われる馬車が、ゆっくりとこちらへ向かってきていた。牧歌的な風景だ。


「さて、それでは、実力を見せてもらいましょうか」

「実力を見せろって、何するの? モンスター倒したりとか?」


 異世界転生的には王道のイベントである。ワクワクした。


「魔物と戦う力も大事ですが、その前に確認したいことがあります」


 ルーチェは革の鞄をごそごそとあさって、中から2つのグラブを取り出し、片方を山田に差し出した。


「私とキャッチボールをしましょう」

「え?」

「あなたの世界にはなかったかもしれませんが、この世界には野球というスポーツが存在します。冒険者に求められるのは、魔物と戦う力と、野球の腕前です。召喚の魔法陣の効果で、野球に必要な基本的な動作は身についているはず。ルールを1から説明するのは大変なので、まずはボールを取って投げることができるかの確認を――」

「ちょっと待て」


 山田は手でルーチェの言葉を遮る。


「むぅ。なんですか? 人が喋っているのに」

「野球なら任せろ。俺は野球が得意なんだ。当然ルールも知ってる!」

「おお? おおお? 本当ですかっ?! なんでですかっ?! 召喚獣が最初から野球のルールを知っているなんて、聞いたこともありませんよ!?」

「俺のいた世界でも、野球は大人気だったんだ。『令和の怪物』ってのは、俺の野球の腕前が凄いから付けられた異名だ。野球なら任せておけ!」

「おおおー」


 ルーチェは口を開けてキラキラと瞳を輝かせた。

 山田は差し出されたグラブを受け取って左手に嵌める。投手用のグラブだった。形は現実世界のものとほとんど変わらなかったが、素材に違和感があった。少なくとも使い慣れた牛革のグラブではなさそうだ。


「ボールは?」

「はい、どうぞ」


 ルーチェは鞄からボールを取り出して渡した。

 山田は受け取ってマジマジと観察する。

 サイズこそ現実世界とほぼ同じだが、こちらも材質に違和感があった。慣れ親しんだ感触ではない。ボールの縫い目も不規則だ。そして何より色がくすんでいた。野球のボールのことを白球というが、白さが十分でなく、茶色く濁ったような色をしていた。汚れてそうなったというわけではなく、最初からそういう色という具合だ。


「なんというか、これ、汚いな? もっと綺麗なボールはないの?」


 袋の中には甲子園のウイニングボールが入っているが、それを使う気にはなれない。


「むう。贅沢ですね。私たちみたいなルーキーレベルなら、それくらいの低魔力ボールで十分です。どうせ限度を超える魔力なんて込められないんですから。純白の高魔力ボールを使うのなんて、せいぜいBランク以上ですよ?」


 ルーチェが何を言っているのか、全く分からなかった。


(低魔力? 低反発球みたいなことか? 飛ばないボール?)


「そうか……」


 山田は疑問を放置することにした。理解するのが大変そうだったし、何より今はキャッチボールをしたくてうずうずとしていた。


「……まぁいいや。とりあえず、早くやろうぜ!」

「はいっ」


 良い返事だった。ルーチェは鞄を置いて、キャッチャーミットを左手に嵌め、とてとてと走って山田から遠ざかり、マウンドより近いくらいの距離に立った。


(的が小っちゃくて投げづらい感じだな……)


 ルーチェは小さな女の子である。野球部にいた連中はみなガタイの良い男たちだったので、少女とキャッチボールをするということに違和感があった。


(ちゃんと捕れるのか……?)


 ちょこんと立っているルーチェを見ていると不安になってきた。


「何してるんですかー? 早く投げてくださいよー」


(とりあえず加減して投げるか)


 山田はできるだけ軽く、ふんわりと山なりに投げた。

 ポス。グラブを構えていたところに寸分たがわず収まり、ルーチェは問題なく捕球。


「うーん。コントロールは良いですけど、へなちょこじゃないですか。自信があったわりに、その程度ですか?」


 ルーチェは残念そうな顔を浮かべた。山田はムッとする。


「女の子相手だから加減して投げたんだよ」

「なっ? 女性だからって舐めないでくださいっ! 冒険者に男女の別はありません! ステータスは女性でも変わりませんよ! グラブを持ったら一人の野球人――ですっ」


 ルーチェは山田にボールを投げ返した。

 矢のような返球。パンッ。乾いた音を鳴らしてボールが山田のグラブに収まる。ルーチェはとても綺麗なフォームだった。女の子の投げ方によくあるぎこちなさというのは一切なかった。全身を使った投げ方。

 山田は感心した。そして見くびったことを素直に申し訳なく思った。投げ方を見れば一目でわかる。ルーチェは立派な野球人だ。


「……すまんかった。良い球投げるな。俺も真面目にやるよ」

「ふふん。肩には多少自信があるのです。まだまだ本気じゃないですよ?」


 褒められたルーチェはまんざらでもなさそうな顔である。

 先ほどは小さく見えたルーチェの体が、急に随分と大きく見えた。

 山田は左足を軽く上げ、体重をきちんと右足に乗せてから、5割程度の力でボールを投げた。右腕が鞭のようにしなる。


 ズバン。


 ルーチェのミットに球が突き刺さる。コントロール良く構えたところに投げたので、ルーチェはミットをピクリとも動かさないで捕球することができた。


「お、おおお!? ナイスボールです! コントロールも良い!」


 ルーチェは興奮気味に目を輝かせた。今度は山田が得意げな顔である。


「俺もまだまだ本気じゃねぇ。軽く投げただけだ。もうちょいウォーミングアップしようぜ」

「はいっ」


 そうして二人は20分ほどキャッチボールをして肩を作った。

 その間、特に会話はない。交わす言葉は「ナイスボール」という掛け声だけ。しかしそれだけで、山田はルーチェとの距離が随分と縮まったような気がしていた。


 非言語コミュニケーション。


 相手の投げた球を捕り、丁寧に胸に向かって投げ返す。ただそれだけの行為の反復だが、人の仲を縮める不思議な魔力がキャッチボールにはあるのだ。最初はゴブリンだの何だのと言われて腹を立てたが、キャッチボールをしていると、そんなことは些細なことであると思えた。


 〇


 肩を作り終えた山田は、ルーチェを座らせて、だいたい18メートル程度離れた場所に立った。マウンドからホームベースまでの距離だ。地面が盛り上がっており、天然のブルペンのような場所だった。


「よし。じゃあ、いっちょ本気で投げるぞ! 大丈夫か?」

「頑張りますっ。私も小さい頃からキャッチャーの練習をしてましたから、多分大丈夫だと思いますよ!」


 山田は大きく振りかぶって、ルーチェの構えるキャッチャーミットだけを見た。

 できるだけコントロール良く投げることを心掛けた。ミットを動かさなくても捕れるように。しかし、キャッチボールの段階で130キロ程度の球は難なく捕球していたので、全力で投げても大丈夫だろうという安心感はあった。


 左足を上げる。それから右足にしっかりと体重を乗せ、大きく踏み込んで腕を振る。


 ゴウッと空気を裂くような音がして、ボールはルーチェが構えた位置に糸で導かれるように真っすぐ飛んでいき、スパァンという音が響き渡った。

 捕球したルーチェは、目を真ん丸にした。


「すごいですっ。150キロ近く出てるんじゃないですかっ!? 手が痺れちゃいましたっ! ルーキーレベルでは異次元です!」


 山田はむしろ、恐れることなく捕球してみせたルーチェに驚いていた。改めて彼女のことを見直しつつ、投げ返されたボールを捕球する。


「だから自信があると言っただろ? ご主人、俺の実力には満足したか?」

「そうですねっ! 球が速いのは良くわかりました! 大満足です! あとはじゃあ、魔力を込めた球も一度投げてみてくださいっ!」


 山田はぽかんとする。


「え? 魔力? なにそれ? なに言ってんの?」

「え? 魔力ですよ。魔力。球に魔力を込めて投げるんです」


 二人は18メートルの距離で、しばし見つめ合った。


「いや、俺の世界にはそういうのなかったし。いきなり言われても。なに? 魔力とやらをボールに込めるには、どうすりゃいいの?」

「そんなこと聞かれても……ボールにえいって力を入れる感じというか、体の中にあるエネルギーを送り込む感じというか。魔力を込めるというのは自然とやれちゃうので、うまく説明できないです。とりあえず、ちょっとやってみてください」

「……よし。まかせろ」


 やってみろと言われたらやってみる男、それが山田一球である。

 手に持ったボールを見つめてみる。指先にググっと力を入れて、ボールにエネルギーを送り込むようなイメージをしてみる。アニメ視聴で培った想像力を活かす時だ。


「ぬうううううん」


 うなってみたりなどもした。ボールに変化はない。が、できることはしたような気になった。魔力を込めたつもりのボールを握り、もう一度振りかぶって投げた。

 スパァン。剛速球がルーチェのミットに収まる。先ほどと同等のスピード。

 しかしルーチェは不満顔であった。


「全然魔力、こもってないじゃないですかっ! 球は速いですけど! これじゃ打たれたら300メートルくらい飛ばされますよ!?」

「んなバカな……」


 ホームランの飛距離はどんな化け物が飛ばしても、せいぜい180メートルだ。日本のプロ野球記録でもそれくらいなのである。300メートルというのは漫画でもありえない数字だった。


「じゃあ試しに、ご主人が魔力を込めた球とやらを放ってみてくれよ」

「わかりました。私は投手が専門ではないのでたかが知れてますが、行きますよ?」


 ルーチェはセットポジションのモーションで、山田に向けて投球した。

 低い球筋で山田に向かってくる球は、白いオーラのようなものを纏っている。

 山田がグラブを差し出して受け止めようとすると――、ボールが触れた瞬間に衝撃で体が吹き飛ばされた。10メートルほど体が飛んで、草原の上をゴロゴロと転がる。


「ちょっとー!? 大丈夫ですかっ!?」


 慌ててルーチェは駆け寄った。


「え? え? え?」


 山田は頭が真っ白になる。痛い。何が起きたのか理解が追い付かない。

 地面に手をついてよろよろと立ち上がる。


「ねえ、今、何したの? 車にはねられたみたいな衝撃だったんだけど」

「魔力を込めた球を投げたんですよ。私の魔力はたかが知れているので、そんな風に吹き飛ぶはずはないのですが……。ちょっと、ステータスを見せてもらっていいですか? 時間も経ったので、そろそろ見られるようになっているはず……」

「何それ?」

「じっとしててもらえば大丈夫です」


 そう言って、ルーチェは鞄から一枚の羊皮紙を取り出した。


「”能力転写(ステイト)“」


 ルーチェが唱えると、羊皮紙が淡く光り、炙り出しのようにして文字が浮かび上がった。山田もルーチェの背後からのぞき込む。神様の不思議な力によるのか、見慣れない文字だったが、不思議と全て日本語として理解することができた。



【名】ヤマダ・イッキュー

【種族】人間|(召喚獣)

【クラス】ニュートラル

【LV】1

【スキルポイント】0

【HP】106

【MP】15

【力】261

【魔力】0

【技量】114

【俊敏性】123

【スキル】無し



 ゲームのステータス画面のような記載に、山田は興奮した。


「おおー。ゲームっぽい! でも……このステータスは、高いのか?」


 ルーチェは羊皮紙を持つ手を震わせた。


「な、な、なんですかこれはーっ!」

「大きな声出すなよっ。なんだよ急に!」

「これ! これを見てください!」


 ルーチェは【魔力】を指差した。


「ゼロって書いてあるな……」

「ええそうです! ゼロですよ! ゼロ! ナッシングです!」


 大袈裟なリアクション。

 これが異世界転生物でお馴染みの、「俺、なんかやっちゃいましたか?」というやつかと山田は訝しむが、しかしゼロというのは一般的によくないものである。

 というか、褒められている雰囲気ではない。


「……それってヤバいの?」

「ヤバいなんてもんじゃないですよ! 聞いたことがないです!」

「その、魔力ってやつが低いと、どうなるの?」

「魔力は主に投球の威力や打球の飛距離に影響します」

「……つまり?」

「今のイッキューが投手をしても、ボールに魔力を込められないので、相手の魔力がほとんど全部バットに乗っかり、当たれば全てがホームランになるでしょうね。また、打者としても、魔力の込められた球には振りまけてしまい、まともに前に飛ばせないでしょう。魔力は野球をするうえで、とても重要なステータスなのです」

「そんな馬鹿な! なんだよそれ! 異世界の野球無理ゲーすぎるだろ! インチキじゃねぇか!」

「インチキじゃないです! 自分の持てる力を全て発揮して勝利を目指すのが野球です。あなたのいた世界では違ったのですか?」

「それは――そうだけどさ」


 正論だ。ルーチェの言うことに納得してしまった。

 この世界の野球では、魔力とやらをボールに込めるのが禁じられていないというのであれば、確かにやらない手はないのだろう。


(少しだけ違う所もあるなんて神様は言ってたけど、結構大きな違いじゃねぇかよ……)


 山田としては騙されたような気分である。


「どうしましょう……」


 ルーチェは羊皮紙を鞄にしまってうなだれた。

 そうやってがっくりされると、山田としても心が痛む。


「なに、俺、全然ダメだった?」

「いや……ダメかと言われると、難しいです。魔力が0なのは驚きましたが、他のステータスは、レベル1とは信じられないほど高いです。モンスターの召喚獣と同じ水準。人間離れしています。特に力の高さはありえません。ルーキー帯よりも2ランク高いEランク帯でも通用するような値です。だから何というか……評価に困っちゃいます」

「ならまぁ、いいじゃん」


 山田はあっけらかんと言った。


「……えぇ? なにが良いんですか?」

「つまりさ、その弱点を何とかして補えばいいってことだろ? やるべきことが明確になって良かったじゃん。魔力さえ上げれば、俺はバリバリ通用するってことだろ? レベルとやらが上がれば多少は魔力も上がるんじゃないのか?」

「それは……そうかもしれないですけど」

「そうやって落ち込んでてもしょうがないだろ。それが俺のステータスだっていうなら仕方ないじゃん。元気出せよ、俺、頑張るからさ。代わりの奴を召喚するとかもできないんだろ? なら俺に期待してくれ。俺は野球をやる為にこの世界に来たんだ。魔力とやらがないと活躍できないってんだったら、何とかするしかない。魔力が上がる方法を、一緒に考えてくれよ」


 ルーチェは驚いたような顔で、マジマジと山田を見上げた。


「なんだよ? なんか顔についてるか?」

「いえ。イッキューはとても前向きなゴブリンだなと思いまして」

「ゴブリンじゃねぇ!」

「でも……それもそうですね! 私はイッキューを鍛えて何とかするしかないのです。落ち込んでいても仕方ありません。宿に戻って対策を考えましょう!」


 ルーチェは起き上がって、鞄を肩に提げて街へと戻ろうとした。

 その腕をはしと掴んで、山田は引き止める。


「な、なんですかっ! びびびっくりするから急に触らないでくださいよぅ! 男の人には苦手意識があるのです」

「すまんすまん、つい」


 山田は慌ててルーチェの腕を離した。


「で、なんですか?」

「いや、もっとキャッチボールしてこうぜ!」

「え?」


 山田は空を指差した。


「ほら、まだお日様は登ってるだろ? もうちょっとやってこうぜ! 俺、変化球も得意なんだよ! まだストレートしか投げてないだろ? もっと受けてくれよ」


 ルーチェは間抜けな顔で山田を見て、それから「ぷ」と小さく笑った。


「何笑ってんだよ」

「いえ、とても野球が好きなゴブリンだなと思いまして」

「だからゴブリンじゃねぇって言ってんだろうが!」

「まったく。しょうがないですね。私も一人で旅をしていてキャッチボールには飢えていました! 良いですよ、付き合いましょうっ!」


 そうして、二人は日が暮れ始めるまで、たっぷりとキャッチボールをした。

 スライダー、カットボール、カーブ、フォーク、チェンジアップ、シンカー、ツーシーム。山田は持てる球種全てを投じて見せた。その切れ味にルーチェは舌を巻く。


 七色の変化球。それもまた彼の大きな武器なのだ。

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