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少女のドクハク

作者: 蟹将右折

 バレンタインデーなんか大嫌いです。義理チョコ友チョコなんて面倒な上にお腹の脂肪に優しいだけでお財布に優しくない悪しき習慣です。害悪です。くたばってしまえば良いと思います。それに女性から、なんてのもまた嫌いです。なんでこっちから言わないといけないんですか。無理です無理。それに花も羞じらうほどに美しく引く手あまたの私には必要もないですしね。そう、必要ないんですよ。必要ないはずなんです!それなのにあの人は~!ふん、知りませんよあんな人は。せっかく私が受け入れるのも吝かではないと思っている千載一遇のチャンスをむざむざ逃すなんて可哀想に。そ、そう可哀想!可哀想だから、あくまで可哀想だからチョコをあげましょう。ああ、受け取ってくれるかしら…。なんにせよ、やるからには全力で最高のチョコレートを作り上げるとしましょう。ああ、もう面倒くさい。バレンタインデーなんて大っ嫌いです♪

お読みいただきありがとうございました。

後で投稿予定の「少年のネガイ」と同じ世界ですのでよろしければそちらもお読みください。

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