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義賊~暁の林檎  作者: ふ~ん
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決戦

こんばんは

 大聖霊との意志疎通で、俺の中ではトップクラスのスキルを発動する決心が今着いたところ!メヒョウに言われ進められるがままに!奥のコロを見据えながら唱える。


神衣カムイ行くぞ!」


 俺は見た!心の中で一番近くにいたメヒョウが消えるのを。

 そして感じる!?近くにいる感じがするのに見えない俺がソコにいた。


「なんだ?その……あおのオーラは?」


 目の前の敵対しているヤツからの言葉を受けて俺は、今自分に何が起きているのか!?というのを両手をまじまじと見たり、腕の先を見たりと果ては足首や自身の影を見るかの様に後ろを振り返って背中を見てみた。


(なんだ?防具なのか?)


 俺がスキルの内容を知らないなんて本末転倒な話だろうと思っているだろうが、俺が知っているのは【レベル三十万・神衣かむい】というのだけだ。

 正確には、『自身の聖霊を自由に装備する事が出来る』と、ステータス欄には書いており俺は只『短時間で武器に聖霊を憑依し変更が出来る』と解釈した。


 だけど実際には、俺の体の周りに碧のフード……見えてはいるが触れない代物、空の雲を着込んでいるか!?と思う程の代物を纏っている状態だ。

 

(メヒョウ!?どこ行った?)


「私からここに居ます。」


 散々、心の中でパニックとなり大聖霊という碧のメヒョウを無意識で探したというのに、メヒョウと言ったら心の中でボソッと呟いた気持ちに反応し直ぐ答えてくれて嬉しいったらありゃしない。

 

「主様、どうしたんです?そんな嬉しそうに……来ます!」


 メヒョウがソコにいた事に、心から舞い上がると同時に少し口角が上がったその時


「それだけか、何の職でどんな効果か知らんが……まあ、邪魔なのは確かなこと!

 神にひれ伏すがいい!!」


 指をクイッと折り曲げただけなのに、そこから再び碧のオーラが襲いかかる!

 その時!メヒョウから『避けないで!』と言われ、疑問の返事を返した時には既にライルの放った攻撃は食らっていた。


「!……痛くない。??」


 体の異変がないか、手で体の周りを触るが特に痛い所は見当たらない。

 それでもちゃんとメヒョウからの返事が心に響く。


(相手の大聖霊の声を聞きたいので……)

「次は!赤が来るそうです。ムッシュを呼んで下さい!」

 

 メヒョウの声なんてライルには聞こえて無いのか『何故だ!?いや!あり得ない』と次は別の腕を手前へとやると赤いオーラが迫る。


 なんて事は無い!ムッシュを心の中で呼んだ!


(これは!?)


「主様と一緒に成れるとは……」


「分かったぞ!これが神衣かむいか。」


 もう!俺は止まれない。止まることなんてサラサラ無いのだが、あえて言おう!理解したぜ。

 俺は!俺自身が七本のナイフの基のエクスカリバーと成ることなんだ!


 多分……ライルがエネルギーを集めていたと思うんだ。

 ライルなんてさ、うろ覚えで何をしようとしていたとか時間をかけても思い出せない自信がある。

 

 そうだ!もう、俺がしたことしか思い出せない


(みんな!集合だ!!)


 アイツは言っていたな


「その、もしや防具……神話級【虹の鎧】か!?」


 そんな事無いだろう!

 だけど、それも良いかもな


 ライルが手を前に出すから、俺も真似をして手を出した。

 虹のオーラと黒のオーラが重なり合った時!?


「お前等!もっと力を出すんだよ!!」


 グイグイと押し勝っていた。いや!違うかもしれない。

 正しく言えば、俺の虹のオーラが黒のオーラを侵食して行ったと言えるし、俺にはそう感じた。


 そして……大聖霊の『今です!引いて!!』と声を聞いて、前に突き出していた右手を勢い良く戻した時


「これは?」


「これは、大聖霊……囚われていたから助けました。」


……

 かくして、メビウス教団の神教の総本山はほぼ壊滅的ダメージを負った。

 街は全てが灰となり、中央の城には大きな穴が二つで、ここにも火の手がまわっている。


 俺達は、目的を終わりもう家へと帰って来ていて『今日も朝の特訓するか!』と大聖霊を交えて朝の良い汗を快適いる。

 一階では『大変だわ』とアリサ先生がバサッと新聞を読み広げ、アルは『はぁ……神教の奴等め!窓を壊し過ぎだ』と愚痴を言いながら大工をしている。


「ボス!ご飯ですよ!!」


 ホラ。これがコロだ。

 コロはあの時死んでいた。しかしあの時、大聖霊達は『橙の大聖霊を心臓に!』という言葉を信じて、俺のスキル神衣かむいを発動。


「おう!来たぞ。」


「ボスは緑モノは無しで、ジュースとデザート付きで……」


 うんうんと頷いた俺は、食べ物の感謝もせずに口へとやろうとすると


「コロ?もう絆は癒えてあるのでしょ?だったら!」


「いえ。未だ胸の穴は大きく」


 アリサ先生も追及なんてしない。『そ、そう』とテンションが低くなり、それ以上は追及しない。

 そう!コロは死んでいたが、俺のスキルを使用してライルからひっぺ剥がした大聖霊の一つ、橙の大聖霊を心臓付近へと装着した。

 今は、橙の大聖霊と一緒なり心臓は動いているし血も吹き出しを防いでいる状態だ。


「ドンドンドン!エリザベレル隊長!!」


「何か。」


「ハイ!神教が小さな教会から金を巻き上げているとか……通報されました!!」


 なにぃ?!


「良し!情報どうも。

 さあ!行こうか!!リンゴを食べてから暁の団の見せ場となろうぜ!!」

今までありがとうございました。

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