驚いたろ
おはようございます
「もう良いでしょう!」
そう俺は、馬跳びを気のすむまでやり遂げたたんだ。感無量である。
顎から無数の透明な汗は、重力によってどんどんと集まって行き、ポトポトッと汗が地面に落ちた。
「あー。あー。メヒョウ!冷たいタオルを……」
まともに話す事すら出来ない程に、馬跳びをしまくったという喜びと達成感で俺の心は何時でも冷静だし、メヒョウから貰うタオル?の下着で顔を拭いてサッパリさせた。
これから攻め入るというのに気合いを入れるとは言え、汗だくになってまで肉体を極限にまで疲れさせるとかおかしいと思うだろ?
だけど、それには理由があった。
ササッと冷たい布で拭うと、今や恒例と言わんばかりに『ハッ!』と言って職陣を表示させ、近くにいたメヒョウに読んで貰うよう心で伝えた。
後ろ向きで座っていたルルは気付か無かったが、流石に突然!パアッとボスの尻が光り出す光景を見て……というか半裸を確認して理解に至ったろう。
「メヒョウさん?義賊のレベル、上がった?」
「はい。上がりますよ。なぜなら、私達大聖霊と一緒に特訓すると直ぐにレベルが上がりますので。」
『へぇ』というルルは半信半疑で立っていると、高らかに笑う者がソコにいた。
彼はそれなりに笑い終えると同時に衣類を履き出して皆のいる場所へと出向いた。
さながら、それは何かの必勝法を得たような立ち振舞いでテントを開けた。
「あ、ボス!?何か良いことであったんで?」
「流石だなアル。そうだ!義賊のレベルが三百とカンストしたぜ!これで、馬跳び百回を頑張った甲斐が有るってもんよ。
おっと!口が滑ってもうたワイ。」
俺は、わざとらしく手を口に当てて止める仕草をした。話は止まるのか?いや!止まる道理は無い。
「メヒョウに止められていたが……大聖霊を呼び出して一緒に特訓すると、ナント!?勢いよくレベルが上がるという秘密の特訓があるのをご存知無い?!」
ニヤリと笑う俺は格好良い!と思っていたんだけど、先生が近付くと次第に俺も笑みが消え始め素の顔へと。
ちょいと待ってくれ!今こそスキルを発動する時だろう!
「スキル!威圧!」
「!?ボスの背に太陽が!?」
【義賊レベル十で覚えるスキル名を威圧】
その名の通り、相手を威圧する効果がある。
だが、普通の威圧では義賊の名が廃るというモノ!だったら、何時でも太陽が背に背負いて颯爽と現れる!……そんな義賊もあるんだなコレが!
時間や場所関係無く、背から光輝く光を放って顔を見せない。更には魔物でさえも、光には畏怖するという効果付き!
「ああ。これがレベル十のスキル!威圧だ。」
今日もよろしく




