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義賊~暁の林檎  作者: ふ~ん
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とある昔

こんばんは

 実は神教総本山のグリートグリートには、もう向かっている最中だ。

 皆の意見を取り入れて、早く敵地へと乗り込みライルとかいう奴を一泡吹かせる!そのつもりで俺達は馬車に乗り込み体を休ませている。


「坊、寝ちゃったね。」


「そうね。疲れちゃったんでしょうね。」


 そういう二人は、ルルとアリサである。


「でも驚いたよね?坊の盗賊レベルが六十万越えているって。」


「まだ使用して無いスキルが有るみたいだけど、坊が寝そべって御尻を出し、ステータスをオープンした時は本当に驚いたね。」


 ウフフと両者笑う二人は、仲の良い姉妹の様だ。



 あの後、地図を見ては色々な作戦も必要だったが、まずは仲間内でのステータスの確認が最低限必要と成った為に見せ合う事となった。


「坊の御尻って、なんであんなにも可愛く見えるのかしらね!?」


「うん!そうね。優しく摘まんで、何処まで伸びるか?とかやってみたいよね。」


 と、こんなにも馬車内で話していたら『オイ!静かにしろ!』と言われるのが普通なのだが、今は俺達のみで馬車を占領していた。

 しかも、男女と間で仕切りをされていたので起きていたら声だけは誰にでも聞こえる状態なのだ。


 と、いうことは?


(くっ……アイツ等!だからあの時『よく見えない』とか言って、グニグニと摘まんで二人して良いタイミングにセッションしていたのか!?)


 成人した女に尻を弄ばれ黙っている男は存在しない!だったら、やるべきことはたった一つ。

 直ぐに奴を呼び出した!


 『キャー!』と鳴くそいつは、天高く声を上げるはきじの様な鳥。

 その出で立ちは、一声で澄み切った空間に響き渡りその存在をアピールするかのようだ。


「ボス!ソイツは!?!?」


「アル!声が大きいぞ。」


 咄嗟にシッ!とする俺の行動を見て『すいません』と言いながらも、一呼吸空けてから『その大聖霊は一体?』と聞いて来た。


「これはな。人の体を活性化し癒すと言われる大聖霊なのだ。

 まあ、俺もよく分からんが橙の元気げんきどり鳥助ちょうすけ君だ。」


(また大聖霊に、凄い名前付けたな。

 と言うか、俺が静かにしたってこの鳥が鳴いたおかげで……多分皆は起きていますけど。)


 どや!と見せたのは、俺の手の上にポテッと乗っかる一羽の橙色よりも赤よりの鳥だった。


「で、元気鳥でしたっけ?その鳥を出して、何しよっていうんです?」

(って!元気鳥って何!?自分で言ってて恥ずかしくなっちゃうよ。)


 フッ知れたこと!


「今からこの鳥が活発に羽を羽ばたく!そうすると……」


 バサッ!バサッとスイカ特大サイズくらいの鳥助君は、女子エリアに向けて風を送り出したと同時に『ん!ふぅんっ!』とアリサ先生の声がした時!?

 アルは真の目が輝いて、元気ハツラツに口を開いた。


「なんですか!?そのエロに生まれ、エロの様に羽ばたいて飛び立つ元気君は!?

 まさか!?色々と元気にしてくれるから、名前が元気なのでしょうか!?」


「イヤ、違うけど。」


 アルは右手の拳を握りしめて、馬車の天井を焼き尽くす様に見上げていた。

 

「さっきも言ったけど、鳥助君は人の体を活性化するんだ……これでアイツ等は不眠となるだろう。」


 笑いを我慢するとかの特殊スキルは、俺は持ち合わせていない!だからなのか、少しハアハアしたルルが出て来たんだ。


「うるさい!というか何をしたの!?」


「そうよ!体が火照って、変に汗が出るじゃないの。」


 アリサ先生のピッチリとしたシスター服を摘まんで、新たな空気を取り入れ涼んでいた。

 アリサ先生の仕草を見ていたアルは、異様にはしゃいでいて俺は直ぐに『大成功』だと思ってニヤけた。


「坊!いつからそんな大人に成ったの!?」


「そうよ!アルみたいな、見せかけの男に加担しないで欲しいわ。」


 口々に言う、二人の彼女の言い分は正しいと思っている。

 だけど、俺の心の中には未だナニカがくすぶっていたんだと思う。

 それは多分……


(これで、アル……元気になったかな?コロもタジタジな雰囲気だし。イヒヒヒ)


 多分……これだけじゃ恩は返してないと思うけど、俺の精一杯のお礼や感謝は、言葉では言えそうにない。

 言ったら……そこで終わりになっちゃいそうだったからと俺は直感的に思ったんだ。

 まあ、素直に言えそうに無いってのも正解なのかもしれないな。


 そのまま、俺はニヤニヤして鳥助君を枕代わりにして寝入ったんだ。


……

「ん?アレアレ??……アレはアルかなぁ?」


 突然、ボヤっと周りは火事になっているような黒い煙じ充満していて、中央にはやたらと明く証明が照されていた。

 その一点のみは、黒い煙では無くて白の煙だたたから俺は『なんだろう?』と注目してしまったんだ。


 その白の煙を見ていると、突然光が差し込むと映り出されたのは五人の団体だった。そして、その中にアルがいたんだ。

 今しがた、アルを読んでもこちらに振り向かない様子を見るに、何かの劇なのかな?と思ってしまう。

 だったら……劇なのだったらじっくり観戦するかな。

明日もよろさく

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