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スタータスが低い?努力で何とかなるんじゃない?

「私は第2王女ソナと申します。

勇者様、どうか魔王を倒してください」

誰だよ。勇者ねー。でも私は巻き込まれ組だろうなー。

組って私だけだろうか。


「もちろんです。」

佑香が言った。

「では、この世界の事はご存じですか?」

「魔法があるんでしょう?」

「そのとおりです。他にも色々な物が存在しています。呪術と呼ばれている物や、妖術、魔術などもあります。妖術と魔術は分けられてはいませんが・・・」

「そうなんですか。ここはどこなんですか?」

「はい、ここは、魔法界です。他にも、魔界、天界、妖精界などが、存在しています。他に質問は?」

「ありません」

決めた。この城を出てこう!で、冒険者になろう。

そして今度こそ友達がほしい。だからまずはどうやって出てくかだな・・・。


「では私の後についてきてください」

あ、どこかに行くみたいだ。とりあえずついて行くかー。




な、長い。もう10分近く廊下を歩いている・・・。

まだつかないのか。てゆうか城でかすぎだろー!

いまは一番後ろを歩いているんだけど、あいつら殺したくてたまらない。

殺らないけどね。



「つきました」

ついたー。長かったー。

「やっとかー」

みんな声をそろえて言っている。


「ここでスタータスカードという物を配ります。

ここに血を一滴たらすと、自分のスタータスが見られます」

あー、よくあるね。そして最低値をたたき出すわけだ。

よし、やるぞー


名前 コハル・ビャッコ

種族 人族

職業 魔術師

Lv 1

HP 10/10

MP 20/20

攻撃力 10

防御力 15

素早さ 10

魔攻  10

魔防  10

属性 空 

スキル 鑑定 言語理解 絶対記憶

魔法

スキル称号 

称号 いじめられる者 才能


・・・。低い、低すぎる。さすがに予想してなかった。

普段から耐えてたからか防御だけが高い。

絶対記憶って何だろう。一度見たものは忘れないとかかな・・・。

属性は・・・。空ってかなり珍しいんじゃ・・・。それならラッキーだな。

職業は空欄だ。

他に人と比較してみたいな・・・。どうするか。


「ねぇ、コハルぅ~。ちょっと見せてよ~」

ちょうどいいところに! 話に夢中になっている間に見るか。

「何これだっさ~。称号もうける~。才能って、いじめられる~?」

女子集団が騒いでる。めんどくさー。

騒いでる間に、佑香の人のを見た。


名前 ユウカ・サイトウ

種族 人族

職業 勇者

Lv 1

HP 200/200

MP 90/90

攻撃力 200

防御力 100

素早さ 100

魔攻  100

魔防  100

属性 火 雷 

スキル 魔力操作 聖剣 鑑定 言語理解

魔法 神雷Lv1 神炎Lv1 

スキル称号

称号 まとめる者


戦闘系か。スキルも二つもあるし、魔法も使える。

すごいとしか言いようがない。


もう一人見るか。

決めた、こいつにしよう。

あいつは超美男子。モデルもやってるらしい。

関わりたくない人の一人だ。

よし、話に夢中になってる。今だー!!


名前 ハヤテ・リュウガタケ

種族 人族

職業 勇者

Lv 1

HP 350/350

MP 100/100

攻撃力 300

防御力 200

素早さ 100

魔攻  100

魔防  100

属性 聖 光 火 

スキル 魔力操作 聖剣 鑑定 言語理解

魔法 回復Lv1 発光Lv1 

スキル称号

称号 まとめる者 美男子


うーん、チートだね。

どうするかなー。やっぱ追い出されるかなー。

あ、王女様だ。そういえばさっきまでいなかったな。どこ行ってたんだろう。


「スタータスの確認は、終わりましたか?」

「はい」

誰かが返事した。よく見たらリュウガタケだ。

「では、部屋へ案内します」



「ここです」

今度は早く着いた。

「部屋の割り振りは自由です。しかし一人部屋が準備できなかったので倉庫で寝てもらうことになります。

あと、この奥は図書館になっているのでこの世界のこととかを調べといてください。」

あー。説明してくれるわけじゃないの。人任せ、いや、本任せか。

ま、倉庫で寝るのは私だろうね。間違いなく。

「もちろんおまえが倉庫ね。」

ですよねー。ほんとわかりやすい。倉庫だって部屋が開いてなかったからじゃない。

私がいじめられているのをわかってて準備しているのだ。いやー、ひどすぎる。


「女子にはかわいそうじゃない?」

温厚派なグループの人だ。

このグループにはリュウガタケも入っている。

「いいのよ。どうせ狐陽だし。」

「いいでしょ~?」

選択肢がないね。うなずけと言っているみたいな目線だ。

なぜわかるかって?それは人を観察し続けた結果だよ。

取りあえずうなずいておくか。

「ほらいいって言ってるよ~」

「無理矢理じゃないか。」

「何ですって・・・」



話につきあってられないので図書館に行く。

えーと、冒険者についての本は・・・。


あった!


「冒険者の基本集 一巻」


「冒険者にはランクがある。

ランクは

SSS SS S A B C D E F Gの10段階だ。

GからDまではブロンズハンター、CからBまではシルバーハンター、AからSSまではゴールドハンター、SSSはプラチナハンターという」


ふーん。ランクがずいぶん多いんだ。分け方を見ると、SSSは化け物レベルか。

関わりたくないなー。

っと、続きは・・・。


「この世には様々な職業がある。天性的なものと、転職でもなれるものとがある。

ここでは、一般的なのを紹介する。

剣士 魔術師 狩人 鍛治師 などだ。

二次職業もある。二時職業は、一時職業が同じなら多少は使える。

剣士なら 戦士 騎士 など

魔術師なら 火魔術師 水魔術師 風魔術師 土魔術師 聖魔術師 空魔術師 光魔術師 闇魔術師、

雷魔術師  従魔術師 錬金術師 など

狩人なら 弓使い ハンター など

鍛冶師なら 採掘師 武器鍛冶師 防具鍛冶師 など」


へー、色々あるなー。ま、関係あるのは魔術師だけ。


色々あるなー。個人的には従魔術師になりたい。自分で攻撃しなくていいし。

取りあえず魔法の勉強からかな。


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