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間章ー登場人物紹介等

話が進むにつれて、加筆予定です。

登場人物紹介(実質的な第1話になる第6話時点での年齢を記載しています)


アリス・ボークラール(15歳)

 原作では、ヒロインのアンに仕える宮中女官で、いわゆるモブだったが、原作ファンの間では裏設定がある等、話題になったキャラだった。

 この世界で主人公が転生しており、原作にない超展開の末にキャロライン皇貴妃に仕えることになった。


エドワード(15歳)

 原作のヒロイン、アンの長男だが、出生に秘密があり、お互いに表向きは知らないことになっているが、実はキャロライン皇貴妃の同父母姉弟。

 この世界では、キャサリン皇女と政略結婚している。


キャロライン皇貴妃(18歳)

 原作のヒロイン、アンの長女だが、表向きの母は別人で出生時に亡くなったことになっている。アリスが仕えている。なお、原作中と同様に皇帝ジョンの皇貴妃になってはいるが、かなり性格が違い、アリスはその違いに驚く。


アン(既に死去、生きていれば33歳)

 原作のヒロイン、原作と違う流れを取ったこの世界で起こった「帝都大乱」の際に焼死した。その翳は未だに子ども世代にわだかまりとして残っている。


メアリ大公妃(39歳)

 原作では狂死している。アンの姉。帝国内の女性としては、マーガレット皇后、キャロライン皇貴妃に続く第3位の女性だが、皇后の後見人、皇貴妃の養母として実質第1位の女性。実はアリスと同様の転生者で、彼女が運命を変えようとしたことが発端となり、「帝都大乱」が起こり、アンが焼死する等の事態が引き起こされ、原作と違う流れをこの世界は取ることになった。旧作「少女漫画のヒロインの姉に転生しました」では主人公。


用語説明


 帝国

 アリス等、登場人物のいる島国。

 面積約50万平方キロ、人口約5000万人で、アリス等登場人物の知る限りでは最大の大国。

 政治体制は、後述の「帝都大乱」以降、帝室が無力化したため、大公家を中心とした貴族政治となっている。

 だが、その体制に不満を持つ者も多い。


 帝都大乱

 今から12年前、アリスが3歳の時に起きた帝国史上でも有数の内乱。

 主に帝都が舞台となったために「帝都大乱」という名称がある。

 従前から、帝国内では、帝室側は皇帝独裁制を志向していたのに、大公家を中心とした貴族側は貴族制を志向していた等の事情から、政治的対立がくすぶっていたが、原作ヒロインのアンが現皇帝ジョンや元皇帝ジェームズの求婚を断り、当時のヘンリー大公と結婚したことから、対立が表面化した。

 帝国の住民の多くが信じている「公式説明」と現皇帝ジョン等、帝国の上層部でも一握りの人しか知らない「真実」とがある。

「公式説明」では、元皇帝ジェームズが、大公家の一族を惨殺しようと挙兵し、ボークラール子爵家等の帝室系軍事貴族が呼応、アン先代大公妃を意図的に焼き殺した。

「真実」では、元皇帝ジェームズが大公家から政治権力を奪おうと挙兵し、その過程でボークラール子爵家の私兵が過って帝都に放火し、そのためにアン先代大公妃は焼死した。

 その後、大公家の私兵が「帝都大乱」」を鎮圧し、元皇帝ジェームズは教会から破門され、流罪となり、自裁を強いられる羽目になった。

 そして、帝室は無力化してしまった。


 真教

 西方の大陸から渡来した宗教で、今の帝国の国教。西方の大陸でも住民の大部分が信奉している。

 もっとも、帝国内の真教は1つの宗派でまとまっているが、真教全体では宗派は20以上に分裂状態であり、お互いに異端だと主張し合っている状況にある。

 現在の帝国の国教会の教皇は帝室から入られたトマス猊下で、アンやメアリの叔父に当たる。従って、ジョン皇帝からも父の叔父となり、帝室とも大公家とも所縁がある。


背景説明


 アリスやメアリの前世で人気のあった大河少女漫画「暁星に願いを」の原作世界に、前世の知識を持ったままメアリがまず転生してきたことから、原作世界が大幅に変わり、後から転生してきたアリスの運命等も変わってしまった世界です。

 本来の原作世界の流れは旧作「少女漫画のヒロインの姉に転生しました」の第11章、第12章に主にまとめてあります。

訂正等があれば、感想欄等にお願いします。

次から第2部になります。

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