電撃に挑戦26【取材はどれぐらいが適切か?】残り277日
「私の知ってる脚本家で、リサーチに半年もかけた人がいました。お陰で順調だった仕事の勢いが止まって、お声がかからなくなってしまったんです」
「リサーチはしかし、〝さぼり〟の隠れ蓑になってしまうことがよくある。知らぬ間に、本来書くことに費やすべき貴重な時間を浪費しているということがないように自重しなければならない」
取材は無いとリアリティが出ないし、しかし自分が納得できないととことんまで調べつくしてしまう。私の場合は前から好きだったひぐらし、うみねこなどのループものの蓄積があったものの。いざ書こうと思うと、この世のループもの全てに目をやってからでないと書いちゃいけないような気がしてしまう。
しかし世の中には閉め切りというものがある。大きなくくりになっているが、これにも睡眠時間と同じように適切な時間があると思っている。私がVRMMOをやっている時にもうこれで充分だなと思ったのが1ヵ月。上記のアドバイスにもあるように、半年は長すぎる事がわかる。
仮に、わかりやすく1ヵ月で作品を完成させないといけないこととしましょう。
4週間のうち1週間を取材に使って、1週間でプロットを練って、2週間で執筆? それでは恐らく間に合わない。平均的に1日3000文字だとしても2週間の14日だと4万2千文字。10万文字には半分ほど足りない。1日6000文字だったら8万4千文字なのでなんとかなるかもしれない。
しかし14日間脱線しなくて、8万文字は少し現実的じゃないだろう。毎日少々無理をして5000文字ぐらいにしてみよう、7万文字。一応射程範囲だ。
後ろのほうを決めたので今度は前の方を決めてみます、取材3日、プロット4日、執筆3週間だと。10万5千文字。なんとか締め切りに間に合います。
この比率を、3ヵ月、5ヵ月、1年で計算してみましょう。
3ヵ月。取材9日、プロット12日、執筆9週間。
5ヵ月。取材15日、プロット20日、執筆15週間。
1年。取材26日、プロット48日、執筆26週間。
これだけを観たら、1ヵ月の取材をしたら1年はもつぐらいじゃないとまともに作品を書けないことになりますね。5ヵ月で半月。私の中ではこれでは取材は少なすぎると感じます。
なので毎日の読書で補強するしかないですね。
話を最初に戻して、では1ヵ月に取材出来る日が3日しか無かった場合。ループものの取材をするにはどうすればいいのか?
この時点で長編作品であるひぐらし、うみねこ。の前知識を得る事は不可能です、長すぎます。たった3日で最高の取材をするにはどうすればいいか? ……、頭を抱えます。
例えばこんな問題です。
Q.あなたは友人にループものの取材をしたいのでオススメ作品は無いか聞かされました、友人は3日間の取材で最高の作品を作りたいと言います。ではどの作品を勧めますか?
こんな具合でしょう、まず。【そのジャンルに精通してる知り合いを探す】3日で高品質な取材となったらこれしかありません、時間があまりになさ過ぎます。友人が居なければネットでそのジャンルのオススメランキングでも観るしかないでしょう。
少ない時間で良質の資料を提供……、となったらもう映画しかないでしょう。普通の長編アニメでも「つづく」で終わることが多々あるのでオススメできません。
なので、観るべきは映画となります。では次に物理的に映画を見れる本数を計算してみましょう。暇な時間が1日5時間だとします。映画は1本2時間計算。
3日=暇な時間15時間=7.5本
7.5本だと割り切れなので7本としましょう。つまり、取材のために7本以上観ることは物理的にまずいことになることを示します。
まとめると【取材はどれぐらいが適切か?】という問題の【最高の答え】は。
『そのジャンルに精通してる知り合いを探し、映画7本分を勧められて、3日で観る。それ以上は取材しない』
なまじ人間技には見えませんが、不可能じゃない動きですね。
ここまで出来たら1日の質は最高でしょう、私もまだまだだと思いました。
まあ、これは最高値なので適切には当てはまりませんね。7本を半分にしましょう。3.5本だと割り切れないので3本となります。最高の答えの半分の回答ということは……。
『そのジャンルの映画3本分を3日で観る。それ以上は取材しない。が適切』
こうなります。これは映画基準なので小説類の資料ではありませんが。こうなってくると、もし私がそのジャンルに詳しくなかったら、友人にこう答えるかんじになると思います。
A.悪いがそのジャンルは知らないが、そのジャンルの好きな作品を3作観る事をオススメしておくよ。それ以上は3日だと物理的に無理が出るし、それ以下だと取材が少なすぎる。その3作品だけ観て、他のループものは観ない。君が出す【取材はどれぐらいが適切か?】の答えはこうなる。あとは自分の付加価値を付ける味付けに専念しな。
自分で書いててなるほど、と感心してしまいました。やっぱり文章化すると頭の中がすっきりしますね。
締め切り有余が……、
1ヵ月だと3本。3ヵ月だと9本。5ヵ月だと15本。1年だと36本。それが適切ということです、たぶん。
ということで本日の結果報告。
◆ 第2回 日常と作品のための評価チェックシート バージョン2.10
・「執筆後」または「17時ぐらい」にこれをチェックする。
・全ての答えは「最高」かどうか。
〈健康〉
5□ 睡眠時間は大丈夫か?
5□ 食生活は大丈夫か?
4□ 適度な運動は大丈夫か?
〈読み書き〉
4□ ノルマ:執筆500文字、推敲2DP、読書5pが出来ているか?
3□ 優先順位を決め、ノルマ以上をこなしているか?
3□ 読み書きをする暇な時間は作れたか?
〈教訓〉
3□ 『読み書きを楽しむ』をやっているか?
3□ 『不測の事態への対策』は大丈夫か?
5□ 『近道は必ずある。考えろ、思考を止めるな』をやっているか?
〈スケジュール〉
5□ 今を生きているか?
3□ スケジュール通りか、狂ってもすぐ軌道修正しているか?
5□ 疲れた時、休んでいるか?
〈戦略〉
3□ 飽き防止のため、毎日何かしらネットに投稿しているか?
2□ 今作と次回作の構想を練っているか?
3□ リサーチに没頭して執筆が疎かになっていないか?
【誓約】
期間:7月4日~7月11日まで。
この計画を守れた時のご褒美:「600円相当の本を買う」
この計画を守れなかった時の負荷:「600円相当の本を売る」
各項目を5段階評価で採点。全75点満点。
1週間で平均50.8点以上だった場合、計画は守れたとする。
1週間の内1日だけ半日休むことが出来る、その場合37点とする
7月
4日 55点
5日 55点
6日 41点
7日 58点
8日 点
9日 点
10日 点
第1回平均点 50.8点
第2回平均点 今は52.2点
◆
接戦ですね、残り3日大丈夫でしょうか? 昨日は年金関係について色々走り回ってました、不測の事態ってやつですね。結構全体的に観て健康が5を安定的に取れているのは、きっと修羅場じゃないからでしょう。ころっと気を抜けば14点も下がっちゃうので気が抜けませんね。
あとは欲しい本がコロコロ変わったので誓約が軽減、ストレスが減りました。しかし……、中々に平均点以上を取るのが難しくなっていきそうですね。




