「テンプレとは?」について今一度考えてみる
なんだろう……、他の人のエッセイの「テンプレとは?」みたいなものを読んでいると、何故かいかんせん同意できない。
私も、もう少年っていうか青年の部類に入ってしまうし、ジェネレーションギャップかな~。とか考えてしまいます。
私の中でのテンプレって言うのは『全員が左に曲がったら一人だけ右を曲がる』というのが王道テンプレなんですよ。
「あ! ランキングトップの人が無職転生だ! 皆も無職転生を書き始めた! これはテンプレだ! 僕もテンプレ通り無職転生を書こう!」
…………、え!? ってなるんです。え!? なんで!? まさか今更無職転生より凄い作品書けると思ってるの!? 漫画の模範、漫画漫画ならず、小説小説してしまうよ!? 無職転生無職転生してしまうよ!? 君そんなの書きたかったの!?
…………、確かに一つの戦略としては良いかもしれませんし、相乗効果で人気は取れるかもしれません。でもそれって……続かないよ? 十中八九続かないよ? だって自分が本当に書きたいものじゃないんだから……。
だから、そこはもう少しひねってもらいたい。無職転生なら、ハローワーク転生とか、エリート転生とか、F高転生とか……。それならまだ納得できるんですよ。
もっと言うと自分のフェチズムを優先した個性の塊のような転生。例えば貧乳転生とか……。そういうのを私は読みたい。
一例で言うと私はVRMMOを書きました、その中で絶対に護ろうとしたルールは『デスゲームにしない』『ログアウト可能』でしたもん。その中であの状態だとどのような物語が展開できるかな? とお話の風呂敷を広げていったわけです。
…………、まあ。視野の狭い話はこの辺にしておきましょう。世界は小説家になろうだけではないのです。レンタル屋さんに行けばもっとちゃんとした作品は沢山あります。
家族愛をテーマにした警察のおっさんが主人公なら「娘をどこにやった!」とかですね。そういうのはやっぱりテンプレですけど私は大好きです。
最後のピンチは何故か爆弾やら核ってのも王道ですし。ラブロマンスだったらやっぱりキスシーンは必須でしょう。悪役だって悪役らしく悪い事をやりますし、脇役はどんでん返しで活躍します。
熱い男はとりあえず殴るし、クールキャラはメガネをクイっとさせる。みたいな。
そういうのがテンプレだと思います、読んでいて安心するというか。あ、やっぱりやってくれたみたいな腑に落ちる。心にすとんと馴染むみたいなのがテンプレだと思います。
今だったら「やったか!?」「そのやってないフラグを立てるのやめろ!」までがテンプレだと思います。
ん~、となると。人によってテンプレ……『お約束』の定義がちがうのかな~。そのあたりを改めて研究してみるのも良いかもしてませんね。




