表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
自分のための小説日記  作者: ゆめみじ18


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

42/137

6幕構成をもう少し詳しく分析してテンプレ化してみた

 スウェーデンの映画研究者オラ・オルソン (Ola Olsson) が思考した方法。

 3幕構成じゃ短すぎるし、13フェイズ構成も長すぎるし起承転結は資料が少なすぎるし長編には向かない。

 と言う事で物語の大事そうな箇所を6個に分類してまとめやすくしようと思います、一緒に勉強しましょう。


 6幕構成について

 第一幕「起点」

 第二幕「紹介」

 第三幕「進展」

 第四幕「衝突の頂点 (加速)」

 第五幕「解決」

 第六幕「退場」


 これが6幕構成の基本です。

 これを自分なりにアレンジしようと思います。

 なんでこんなことをしようと思ったかというと、小説の公募はあらすじを初めから終わりまで1000文字でまとめないといけないというモノがあります。

 下読みの人が一番最初に観るのはこの最初の1000文字なわけで、作品を書く上でもこの最初の1000文字が面白く無ければその後の10万文字も面白くないかもしれないと言う所を訓練したいと思ってちょっとテンプレが欲しいと思って作ろうと思います。

 起承転結は4コマなどで練習してますが具体的な技法とかがあんまり無いんですよね、ですので3幕構成のウイキの中から6幕構成に合いそうな技法を分類化したいと思います。

 (ウイキが長すぎるから短くまとめられればいいな~…)


◆第一幕「起点」◆

 三幕構成第一幕(設定)の前半に当たります。


『オープニング』

 ・バックストーリー

 いきなり物語のクライマックスから入るアレ

 

 ・オープニング・イメージ

 優れたオープニング・イメージは、どのような作品なのかがイメージでき、作品のスタイル、ジャンル、およびテーマなどが象徴される。

 

『セットアップ』

 ・出会いと挨拶

 この時点では、まだ主人公は「普通の世界」にいる。


 ・テーマの提示

 登場人物の誰かが作品のテーマに関することを口にする。普通、主人公でない人物が主人公に対して忠告する。主人公は言われたことの意味をよく分からないが、ストーリーが進むほどその言葉の重さを理解するようになる。


 ・セントラル・クエスチョン

 主人公の解決しなければならない問題である。すなわち「主人公は目的を成しとげられるでしょうか」ということがクエスチョンとなる (主人公の心理的な変化が目的となる場合もある)。


 ・インサイティング・インシデント

 「ツカミ」となる事件であり、これは、その後に起こるファースト・ターニングポイントのきっかけとなる。

 このシーンは、会話よりも出来事や行動で描かれているほうがインパクトは強い。

 たいていのヒット映画では、主人公が敵対者と最初に遭遇するのはこの辺り (開始10分頃) である。

 インサイティング・インシデントは必要不可欠であるが、前振りでしかない。ストーリーが本当の意味で始まるのは次のファースト・ターニングポイントからである。



◆第二幕「紹介」◆

 三幕構成第一幕(設定)の後半に当たります。


 ・第2の10ページ

 主人公に焦点が当てられる。セットアップが「主人公が誰で、何をするストーリーなのか」を明確にしたのに対し、ここでは、「主人公はどのような人物なのか」ということが中心になる。主人公の人生の「ある1日」が示され、主人公のキャラクターや人間関係がより明らかになる。この1日は、狭い意味での「日常の1日」である場合もあれば、そうでない場合もある。主人公は行動的、決断的で、ほぼ全てのシーンに登場し、また、最初の10ページ (10分) の設定に応じて行動する。


 ・第3の10ページ

 主人公をめぐる問題が具体的に何であるのかを、1つか2つ程度のシーンで明かし、その結果として起こるファースト・ターニングポイントで終わる。


 ・ファースト・ターニングポイント

 きっかけとなる出来事がダイナミックに起こり、主人公に直面する。主人公はこの出来事に上手く取り組もうと試みる。

 それまでの状況が一変して、主人公にとってのゴールが明確になり、主人公がそれを達成するためのストーリーが始まる。

 主人公は安定した日常から、危険にあふれた非日常へと足を踏み入れる[146]。二つの世界は著しく異なるため、自分から新しい世界に進む強い意志がなければならない。主人公は受け身のまま流されて第二幕に入ってはならない。自ら選択し、行動しなければ主人公ではない。

 

 ・設定の説明

 リンダ・シーガーは次のように述べている。登場人物やストーリーを説明する上で、台詞はあまり必要でない。必要でない情報を盛り込んだ脚本には、観客は引き込まれない。必要な情報は、キャラクターの最も重要な部分を明らかにし、ストーリーを前に進める情報のみである。優れた説明のシーンは、明確、手短、シンプルである。


◆第三幕「進展」◆

 三幕構成第二幕(対立)の前半に当たります。


 ・シド・フィールドは、この第二幕の前半 (first half) の中間点に起こる重要な出来事 (45分) を、ピンチ I (Pinch I ) と呼んでいる。ピンチ I は、第二幕前半の中心となるイベントである。それは、第二幕の前半を一つにまとめ、ファースト・ターニングポイントからミッドポイントまでのストーリーをつなぐ。


 ・ブレイク・スナイダーによれば、第二幕からは B-ストーリー (B-story) が始まる。

  B-ストーリーは「ラブ・ストーリー」であることが多い (主人公と同性のキャラクターとの出会いなどが描かれる場合もある)。B-ストーリーでは、新しいキャラクターの登場するケースがよく見られる。

  B-ストーリーは、直前のターニングポイントのショックから観客を休ませ、なおかつ、ストーリーを加速させ前に進める「補助ロケット」である。それは場面転換である一方で、A-ストーリー (メインプロット) と無関係ではなく、作品のテーマも改めて示される。


 ・ファン・アンド・ゲームズ(お楽しみ)

  スナイダーによれば、「この作品はこういうものです」という「お約束」を果たすパートであり、「なぜこの作品を観ようと思ったのか」という観客の期待に応える部分である (第二幕の始まりからミッドポイントまで)。


 ・ミッドポイント

 全体のおよそ半分ほどで起こる非常に重要なイベントである。

 ミッドポイントからは主人公の危険度が急に上がる。主人公が敵対者と大きく衝突するため、このイベントはターニングポイントと同じ程度かそれ以上の転換シーンになる。ミッドポイントでは突然、主人公の目的や主張 (argument) を打ち砕く何かが起こり、ストーリーを正反対に方向転換させる。

 ミッドポイントでは、主人公に新しい道標が与えられる。主人公がこれまで目指してきた試みは失敗したのであるから、新たにどこへ向かうべきかを知る必要がある。

 ピクサー作品では、主人公の精神的な成長を描くため、主人公が旅の中間部でその目的を一時的に見失ってしまい、その間だけ目的が変化するという展開が必ず挿入される。

 作品によっては、「人目を引きつけるシーン」がここに置かれる。人目を引きつけるシーンは、ストーリーの進行を一時停止させ、にぎやかに盛り上がるショーの場面である。このシーンは、次第にヒートアップし、テンポも急速に上がっていく。

 それによりキャラクターが何かを達成したり、変化したりする。作品の全てのシーンの中で最も記憶に残る場合が多い。ミュージカル的な歌や踊りだけでなく、サーカス、カーチェイス、修行シーン、またはスポーツなども同様である。


◆第四幕「衝突の頂点 (加速)」◆

 三幕構成第二幕(対立)の後半に当たります。


 ・バッドガイズ・クローズ・イン(迫り来る悪い奴ら)

  ブレイク・スナイダーによれば、パワーアップした敵対者が逆襲してくるセクションである (第二幕の後半)。一方で、主人公の側にも内輪もめが起こる。シド・フィールドの言うピンチ II はここで起こる。


 ・オール・イズ・ロスト(全てを失って)

  スナイダーによれば、主人公が一時的に最悪の状況に陥ることであり、失意のどん底まで落とされる (全体の約2/3)。


 ・ダークナイト・オブ・ザ・ソウル(心の暗闇)

  スナイダーによれば、全てを失った主人公が解決策を深く考え、自分や仲間を救う方法を悟るシーンである。5秒で終わることもあれば、5分続くこともある。


 ・セカンド・ターニングポイント

  全体のおよそ3/4。

  ストーリーをより危険な方向へ転換させ、新たな幕に進ませる。その結果、主人公の危険度は次の第三幕で最も高くなる。最悪の状況にある主人公は、ここで敵対者に大きく立ち向かい、決戦のために新しい舞台へと移る。そのクライマックスに向けてストーリーのテンポはここで上がる。実際にタイムリミットが設定されるケースもある ("ticking clock")。

  登場人物はこのまま変化し続けるか、それとも後戻りするかの選択を求められる。デイヴィッド・トロティエは、このポイントをクライシス (Crisis) と呼び、ここでは主人公が最悪の状態に陥り、最後の障害に勝つための決断を強いられるとしている。主人公は大きな変化、試練を乗り越えることで、精神的にさらに成長していく。主人公が希望を捨てようとした瞬間、目的を達成する方法が見つかるという展開になる場合もある

  このシーンは一般的に、「死」に関するシーンであり、このシーンから主人公が生まれ変わり始める。主人公は敵対者のエリアで()のしていることを目撃する。それにより敵対者の真実が明らかになり、主人公の主張 (最終目的) や考え方が徹底的に破壊されて、主人公は苦しめられる。これまでの映画全体がこの真実を知るシーンに向かって動いていたのである。セカンド・ターニングポイントは死と関係するため、この直前か直後では、主人公側のメインキャラクターの死ぬことがよく見られるが、ウェンデル・ウェルマンによれば、それは既に陳腐な展開であり、登場人物の犠牲はストーリーに欠かせないと考えられる場合のみに限るべきであるとしている。

  ブレイク・スナイダーによれば、セカンド・ターニングポイントでメインプロットとサブプロット (B-ストーリー) がからみ合い、それによって問題を解決するヒントが見つかるという (例: ヒロインが敵対者の弱点を教えてくれるなど)。


『第3幕と4幕の仕組み』


 ・サブテーマ

  フィールドによれば、第二幕はミッドポイントを境に前半と後半に分けられ、それぞれにサブテーマ (サブコンテクスト) が存在する。

  すなわち、第二幕の前半、後半は、それぞれサブテーマとしてまとまり、それが第二幕全体のテーマ (コンテクスト) を形成している。サブテーマ (隠れた意味や背景) がクリアになれば、ストーリーに必要なアクションも明らかになる。

 

 ・時間枠

  フィールドによれば、サブテーマの次には、時間枠が設定される。時間枠の設定とは、映画の限られた時間の中で、どの程度の時間の流れ (1日, 1ヶ月, 1年, 10年など) を表現するのかを決めることである。

  サブテーマと時間枠によって、ストーリーの進む方向が定まり、ミッドポイントやセカンド・ターニングポイントにつながるアクションが明確になる。

 

 ・ピンチ

  これらは、第二幕の始まりから終わりまでのストーリーをリレーする出来事である。ピンチのシークエンスは、ストーリーを前に進めるイベントである。


 ・脚本の勢い

  全ての幕の中で最も長くなるため、「脚本の勢い」を保つために、後述する「アクション・ポイント」または「シーン・シークエンス」の用いられる場合がある。「脚本の勢い」は、あるシーンが原因となり、次のシーン (結果) を生むときに生じる。その生じたシーン (原因) は、また同様に新たなシーン (結果) を引き起こす。そうしたシーンとシーンの因果関係の連鎖が脚本における勢いである。このとき関係のないシーンは挿入されないため、ストーリーは脱線せずに前に進む。


『クライマックス』


 ・変化の証明であり、キャラクターが本当に変化したのかを試す最後のテストが行われる。主人公の危険度は最高になる 。

  精神的に成長した主人公は、振りかかる最大の試練に勝利し、全ての物事が良い方向に運ぶ〔編者注: ここではハッピーエンド (happy ending) が想定されているが、後述するように、結末は必ずしも主人公の勝利するものばかりではない〕。


◆第五幕「解決」◆

 三幕構成第三幕(解決)の前半に当たります。


 ・クライマックスの後にはレゾリューション (Resolution, 解決) が続き、まだ解決していなかった問題が全て片づけられる。


◆第六幕「退場」◆

 三幕構成第三幕(解決)の後半に当たります。


 ・エンディング

  シド・フィールドは、「予測できるようなものでも、無理矢理作られたものでもなく、真実味を帯び、リアリティを持って観客を納得させられるエンディング」を最良のものとしている。フィールドは、脚本を書き始める際にはエンディングを最初に考えるという。

  ウェンデル・ウェルマンによれば、エンディングは、仲直り、結婚式、および旅立ちが共通のテーマである。

  尾田栄一郎さんの場合は宴会を必ずやる、に当てはめられると思われる。

  フィールドは、「脚本家には観客に影響を与え、観客を変える責任がある」と述べている。

  結末は、アマチュア性の高い絶望的、破滅的なものではなく、最も高いレベルの意識を目指さなければならないと、フィールドは主張している。


 ・ファイナル・イメージ

  冒頭の「オープニング・イメージ」と一対になる場であり、これまでに起こった変化が本物であることを見せる。ファイナル・イメージは、第二幕での積み重ねの結果である。ここではオープニング・イメージとは正反対のイメージが描かれ、ストーリーは終わる。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
script?guid=on
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ